2月18日は第38回親のホッとひろば「おしゃべり会」を開催しました。

阿倍野区社会福祉協議会では1階と2階が改装中なので3階の会議室をお借りしました。
今回は高校生3人を含む10名の方が参加されました。それぞれ今感じておられることを本音で語ってくださいました。また、高校生が小学生の頃から母親に対して感じていたことを少しずつ語ってくれました。
親が子どものためにと思ってしたことや言ったことが、結局は子どもを傷つけていたり、押し付けや自己満足になっていたりして、その結果、親の期待にそうように子どもに気を遣わせていることもあるのですね。小さい頃は親の存在が大きく何か違和感があっても言葉にしてきちんと伝えることができなかったのが、今ここでみんなの前で自分の気持ちを語れたということは大きな成長だと思いました。
山本先生のお話で心に残っていること:
- 不登校やいじめはなくなりそうにない。
- 最近、世の中ではどこかで人間性が欠如している。
- 学校独自で命を育てる教育に取り組んでいるところもある。命を大切にするということは人間を大切にするということである。
- 不登校の子どもには学校に行けない何かがある。が、どうして学校へ行かないのかと問いつめても意味がない。とにかく元気になりさえすればよい。
- 不登校の子どもは自己否定感が強い。自己肯定感を高めるには、第3者に認められる必要がある。
- 子どもに何をしてあげられるのか。―――いっしょに楽しめればよい。
次回は3月11日です。お知り合いの方を誘って気軽にお越しください。皆さまのご参加をお待ちしています。