明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

皆様にとって健やかな年でありますようお祈り申し上げます。
1月9日は第27回親のホッと広場「おしゃべり会」を開催いたしました。お正月明け早々にもかかわらず、当事者1人を含む4人の方が出席してくださいました。お母さん方がにこやかにお話をされている様子を見て、山本先生は、お母さん方が当初に比べて元気になってこられて、何とかなるだろうと思われているからだとおっしゃっていました。また、先生や出席されている方々との信頼関係によるものかもしれませんね。
今回は、進学や進級を控えて中身の濃いお話になりました。
また、高1の女子が編み物に熱中していて、スマホで可愛い作品を見せてくれました。次回は実物を披露してくれるそうです。楽しみですね。
山本先生のお話で心に残ったこと:
- 不登校の子が少し元気になってくると何かやろうという気になってくる。今はそれを模索している時期である。自分の好きなことや得意なことがあるとよい。
- 本人が自分は不登校であると言うのは勇気がいる。が、言ってしまうと楽になる。
- 人が自分をどう思っているのか気になる。⇒自分で自分のこと(自己概念)を気にしている。この自己否定感をどのようにして自己肯定感に変えていくのか。
- 今はどうにもならないけど、どうにかなっていくものだと思い期待と信頼を持って見守る。
- 認知行動療法 今までやっていないことで、何かひとつ無理をせずちょっとだけの努力でできることはないか⇒目標を持つ⇒少しずつ積み重ねる(行動と感想をメモ)ことにより充実感を認識⇒連続することは何かを乗り越える力がある。ちょっとの行動で思考が変化してくる。(小さな自己実現の積み重ね)
- 教師が生徒の気持ちを感じることにより生徒を理解できる⇒信頼関係ができる⇒クラスの中で意見を言い合う⇒私語や雑談がなくなる⇒集中できる⇒クラスの学力が向上する次回の「おしゃべり会」は2月13日(土)午前10時より開催します。寒い時期ですが、ご出席くださいますようお願いいたします。