12月12日は第26回親のホッと広場「おしゃべり会」を開催いたしました。

今回は当事者1人を含む5人の方が出席してくださいました。11月は講演会のため「おしゃべり会」は2ヶ月ぶりですね。この頃毎月の開催が定着しているせいでしょうか久しぶりのような気がしました。
また、終わる15分前になっていつも参加してくれている高1の女の子が急いで入ってきました。彼女の顔を見るなり思わず歓声があがりました。本当によく来てくれたと思います。その中でも一番うれしかったのは山本先生ではないでしょうか。もはや彼女はこの会にとってなくてはならない存在のようです。
山本先生のお話で心に残ったこと:
- いじめや不登校をなくすためには一人ひとりの個性を尊重することが大切である。心の叫びに耳を傾けることが個性を伸ばし、その人の援助につながる。
- 不登校になるということは、自分の持っている個性をつぶされそうになることへの抵抗である。
- 学校に行けないのは自分の責任だと思っている。⇒自己肯定感を高めるように援助する。
- 不登校に向き合うことは教育や人間の本質を見つめ直す作業である。
- 不登校を乗り越えていくプロセス
- 学校の先生は①自由であること②自分の勉強ができること③余裕を持って生徒一人ひとりをみることが大切である。勉強の楽しさを教えるのが教育である。
中3のお子さんのいらっしゃるご家庭では進路について迷いや不安が大きいとは思いますが、できるだけご本人の気持ちに寄り添いながらご家族で充分に話し合われ、お子さんを信頼して見守っていただきたいと思います。
次回のおしゃべり会は、来年の1月9日(土)午前10時~12時に行ないます。お正月が明けて早々ですがご出席くださいますようお願いいたします。