10日で二十歳になった。
だからと言って何かが特別変わるわけじゃない。
しいて言うなら、白ワイン一瓶を一人で飲んで吐いたくらいあせる
9日に彼女と会った。
池袋でデート。
俺が前からいきたかったお好み焼き屋で夕食。
結構おいしかったな。
その後サンシャでぶらぶら。
コールドストーンでデザート。
やっぱあそこはおいしいね。
誕生日だって言ったら店員が歌ってくれた。
隣にいた女子の客にまで歌われてだいぶ恥ずかしかった。
帰りに彼女から誕プレをもらった。
欲しいって言ってた服ニコニコ

でも、
もう俺に彼女はいない。
12日の夜メールがきた。
私のことどう思ってる?て。
好きだよ。
そう返した。
それが正直な言葉だった。
確かに最近うまく言ってなかったかもしれない。
でもそれは気持ちが冷めたわけじゃなかった。
長い間一緒にいて、お互い遠慮しなくなったからすれ違いが多くなったんだと思う。
でも、最終的には、恋愛まで気持ちが回らないと言われ、
俺は別れたくはなかったけど、
彼女に負担をかけたくなくて、別れてしまった。
でも、これからもずっと仲のいい友達でいよう。
それが俺らの結論。
友達に戻っても今まで通り家にはきて欲しい。
そう言われた。
一人暮らしで寂しいんだろう。
でも、それはできないと言った。
そう言うのがつらかった。
俺だって行きたい。
俺だって寂しい。
でも、行けないんだ。
それが男としてつけなきゃいけないけじめだと思った。
普通に考えて、女の子の家に男友達が行くなんてことはそうあるものではないのだから。
それに、もし行ってしまったら、恋人だったことを思い出して普通でいられる自信がない。
そのせいでもしまた傷つけてしまったら意味がない。
だから会いにはいけない。
そうはっきり言った。
泣いてしまった。
彼女も泣き出した。
空も泣いていた。
真夜中のテラスで俺は、右耳には彼女の泣き声、
左耳では空の泣き声、
目では自分の涙を感じていた。
だけど、俺らは約束した。
何があってもずっと友達だよって。
彼女は、俺がいちばんの理解者だよって言ってくれた。
俺は本当にたくさんのものを与えてもらった。
人を心から愛するということ、
一途のすばらしさ、
たくさんの幸せ。
それら全てが俺を良い方向に変えてくれた。

ありがとう。
それだけははっきりと言った。
何回も何回も。
それが心からの言葉だった。

2年と3ヶ月の恋が終わった。
本当にいろいろなことがあった。
ナンジャタウンに行き、
映画を見に行き、
Tシャツとスポーツタオルをもらい、
スティッチとエンジェルのペアストラップをもらい、
スティッチのうちわをあげ、
スティッチの抱き枕をあげ、
ディズニーランドに行き、
大学の合格祝いにブランケットをあげ、
12月16日は記念日、
クリスマスにはペアリングを買って葛西臨海公園に行き観覧車に乗り、
3月10日の1年記念にはおっきなスティッチのぬいぐるみをあげ、
ペアのネックレスをもらい、
財布をあげ、
動物園に行き、
ディズニーシーに行き、
手袋をあげマフラーをもらい、
たこ焼き機をあげ、
プリクラをたくさん撮り、
もちろん喧嘩もたくさんして仲直りした。
これ以外にどれだけたくさんのことがあっただろうか。
付き合う時俺は彼女に、
俺が守るから、寂しい思いさせないから、ずっと幸せにするからと言った。
でも、それはもうできない。
永遠を約束するのには若すぎたのだと痛感している。
それに、実際は俺が幸せをもらってばかりだった。
俺は彼女を幸せにできてたのだろうか。
守ってあげられてたのだろうか。
自問自答するばかり。
でも、これだけは揺らぎない。
俺は誰よりも心から彼女を愛していた。





あれ以来気持ちを整理して切り替えようとしているけど、当然ながらそう簡単にできるわけがない。
実際、この日記を書くのだって数日たってからのことである。
人前では平然を装っているけど、ふとした瞬間にブルーになる。
ため息が多いし、疲れが抜けきらないし、ちょっとしたことでいらついてしまう。
こんなんじゃだめだ。
いつまでも引きずっているわけにはいかない。
18日にはGBの大会も控えている。
なんとかして自分を奮い立たせないと。
きっと楽しいことがある。
そう信じて。



☆今回の一言☆
癒しが欲しい。
今日からエレメンツの練習開始。
震災から節電で夜に体育館使えなかったけど6月から解禁。
むしろこれから夏になっていくのにいいのか?と思った。
この時期は湿気でボールのスピードが出ないから自分の技術が落ちたんじゃないかってめげそうになる。
でも、逆にこの時期に納得いくスパイクが打てれば上達できるって信じてやるしかない。
そう思ってやってたら気合い入れすぎてミスショット。
肘過伸展して若干痛みが残ってしまった。
まあ、今日はブロックが調子よかったからよしとしよう。


さて、記録更新の話。
練習を終えて部屋に戻ってストレッチしてたら、Mが俺の腹に乗ってきた。
俺はちょっとばかし腹筋には自信がある。
そこで、Mを俺の腹の上に立たせてみた。
ちなみにやつの体重は60キロくらい。
これは割と余裕。
俺は90キロまでは乗せたことがあった。
実は俺の同部屋の人は115キロ。
これはもう流れ的にやるしかないっしょ。
そして、その人が俺の上に。
最初だいぶきつかったけど、気合いを入れ直したら意外といけた。
ここで記録更新。
しかも、まだある程度の余裕があった。
さらに上を目指したいけど、そもそも115キロ以上の人を探すのが大変だしなー。


筋肉関連で言えば、最近まじで股関節周りがきつい。
特に屈曲、外旋系の筋がやばい。
今やってるスポーツ全部で使うからしょうがないけれど、おそらくはオーバーワーク。
ストレッチはそれなりにしてるけど、ケアがワークに追いつかない状態。
これも全て中高の時にしっかりとケアしてなかったつけだな。
あの頃はアップ無しでもできたのに、今じゃ考えられない。
そんなことしたらどこかしらが切れる。
だから最近はアップは割としっかりやるんだけど。
ダウンももっとしっかりやらないとな。


さて、明日は珍しくGB無し。
バレーを全力でやろう。
そして夜は暇だな。



☆今回の一言☆
バッティング練習しないと。
久しぶりの日記。
ついに梅雨入りした。
雨は大事だけど、
梅雨の時期に生まれたけど、
それでも雨を好きにはなれない。
雨が続くと意味もなくテンションが下がったりする。
雨の日に欠かせないのが傘。
俺は、出かける時には基本的に折り傘を持っている。
今日だって当然持っていた。
ちなみに、部屋には普通の傘も2本ある。

今日、Kの家から寮に戻る道のりで俺はその人と出会った。
市ヶ谷から有楽町線に乗った時、ろれつが回らず明らかに酔っぱらっているであろうおっちゃんに声をかけられ席を譲ってもらった。
俺を座らせた直後にふらつくおっちゃん。
そして一言
「最近腰を痛めちゃってね」
おいおい、大丈夫かよ。
ってか、譲っておいてそれはないでしょう。
とても申し訳ない気分になっちゃうじゃないか。
そこからなぜか雑談が始まった。
歳は64、沖縄県出身で、今日は県人会で十分に飲んだらしい。
日大豊山高校の生徒だったらしく、護国寺周辺を懐かしんでいた。
ここまではよかった。
しかし、この先からアルコールのせいなのか少しおかしなことになる。
おっちゃん「兄ちゃん傘はあるのかい?」
俺「バッグの中に折りたたみがあります」
おっちゃん「そっかー。まあ、小降りだから大丈夫だな」
俺「そうですねー」
おっちゃん「でもあれだよ。外は大降りだからさ、よかったらこの傘持っていきなよ」
俺「いえいえ、大丈夫ですよ。駅から遠くないんで」
おっちゃん「いやいや、俺はさ駅に行ったら自転車が濡れないように傘さしてあるからさ。それに、これもうぼろいから使ったら捨てちゃっていいから」
俺「大丈夫ですよ。折りたたみでも十分なんで」
おっちゃん「いやいや、兄ちゃんの傘は濡らしちゃだめだよ。ほら、雨強くなってるし、これ持っていきなよ。俺はさ、駅に行けば自転車に傘さしてあるからさ。これ捨てちゃっていいし」
ここで強引に傘を手渡される。
俺「いいんですか?すいません、ありがとうございます」
ちょうどこのあたりで護国寺に着き、俺は渡されたビニール傘を持ち、おっちゃんにお礼を言って電車を降りた。
そこからの帰り道、俺はおっちゃんにもらった傘をさしながら笑うしかなかった。
小降りって言っておいて外は大降りって、中でも降ってるのかよ。
ってか、自転車が濡れないように傘さすのか?
ってか、地下鉄の中にいてなんで雨の強さがわかるんだよ。
俺の傘は濡らしちゃだめって、じゃあ傘はなんのために使えばいい?
ってか、ぼろくて捨てていい傘を渡すって。


あのおっちゃん、駅に着いた頃には酔いも覚め始めてて自分の傘がないことに落胆したんだろうなー。



☆今回の一言☆
お酒はほどほどに。