ブログを始めてみたものの・・・・・実は。
あまり、書く事というか、発信したい事がなくて。
今日は、何となく日々感じていることを書いてみることにします。
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先日、今お世話になっている教授が大会長を務める小さい学会のお手伝いがありました。
小さな学会ですが、基礎研究から臨床まで内容が幅広いので、集まる人々は少人数ながら様々です。
大学の基礎研究者から開業医の先生まで、バックグラウンドが全く異なる人が集まって議論する難しさがありますが、どうにかみ合っていました。
「 研究者の視点が無ければ良い臨床医にはなれない、若いときに研究に真摯に向き合うべきだ。」としばしば言われますが、 その通りだと感じます。
こういう専門の学会の場できちんと議論することのできる人は、明日の臨床の場へ新しい何かを必ず持ち帰るはずだと思うからです。
自然科学の研究領域では、いわゆる有名雑誌=インパクトファクターの高い雑誌に掲載されることは、価値あることとされています。
インパクトファクターは、雑誌の影響度を測る指標で、簡単に言えば、ミシュランみたいなものです。
「Nature」とか「Cell」とか「Science」などは3つ星クラスの雑誌で、
MLCのM先生の論文が掲載されている「PNAS」は、2つ星クラスといったところでしょうか。
M先生は、研究者として2つ星クラスの論文を複数という業績で、それは簡単なことではありません。
そんな優秀な研究者が大学を離れて基礎研究をやめ、臨床一筋の道を選択されたことは、見方を変えれば「もったいないぐらい」です。
他方、基礎研究で素晴らしい業績を出していらっしゃる先生方の多くは、臨床経験が少ないことに起因して、研究は一流でも臨床は「ほどほどかそれ以下」といわれてしまうことも多いようです。
そうした中でも、臨床も研究も一流の仕事をされる先生も確かにいらっしゃいますし、M先生はその一人ということだと思います。
リサーチマインドをもって真摯に取り組み治療を向上させる姿勢、学者然とした素朴な態度は、研究者の視点を持った臨床家ならではでしょう。
こういう臨床家は謙虚な方が多く、俺様タイプはほとんどいないように感じます。
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また別の先月のある日に、大学院の時にお世話になった教授が主催するセミナーがあったため、やはり狩り出されてお手伝いに行きました。
外部講師の先生は、最近有名雑誌に論文が掲載された今まさに売出し中の若手研究者。(※O保方さんではありません。)
30代半ば、小柄で明るい女性で、今本当に日本は女性が優秀で勢いがあるのだな、という印象でした。
この方も、研究を糧にこれから臨床医としても研鑽を積もうとされているようでした。
一般的にこういうプレゼンテーションは、研究の「背景」から、「目的」「方法」、そして「結果」と「考察」といった順番で、やれマウスだとか、そのタンパクだとか臓器だとか、DNAとかRNAとか、グラフや組織像とかそういったものを次々に紹介していく形式で、専門家以外が見たら、かなりシュールなスライドもたくさんあります。
仮説を立て証明しようとする試み、何度も振り出しに戻りそうになりながらも、繰り返し仮説を立て直し、真実に迫ろうする。そして、なんども遠ざけられる・・・・・
発表の途中で彼女の感情の高ぶりがはっきりと伝わってきました。私は超シュールなスライドを見ながら、胸が熱くなって涙腺がゆるみました。
彼女はもっと頑張りたいと目を輝かせました。その思いを「限界を超えた先にある世界が見たいから」だと、彼女は言葉にしました。
仕事のことだけではなくて、人生の在り方をイメージしているのだろうな、と感じました。彼女にエネルギーをもらいました。
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「限界を超えた先にある世界が見たい。」
もろちゃん先生も、浅田真央ちゃんも、そう感じてるのかな?
努力するものは夢を語り、怠るものは不満を語る。
これって、井上靖の言葉ですっけ?
あまり、書く事というか、発信したい事がなくて。
今日は、何となく日々感じていることを書いてみることにします。
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先日、今お世話になっている教授が大会長を務める小さい学会のお手伝いがありました。
小さな学会ですが、基礎研究から臨床まで内容が幅広いので、集まる人々は少人数ながら様々です。
大学の基礎研究者から開業医の先生まで、バックグラウンドが全く異なる人が集まって議論する難しさがありますが、どうにかみ合っていました。
「 研究者の視点が無ければ良い臨床医にはなれない、若いときに研究に真摯に向き合うべきだ。」としばしば言われますが、 その通りだと感じます。
こういう専門の学会の場できちんと議論することのできる人は、明日の臨床の場へ新しい何かを必ず持ち帰るはずだと思うからです。
自然科学の研究領域では、いわゆる有名雑誌=インパクトファクターの高い雑誌に掲載されることは、価値あることとされています。
インパクトファクターは、雑誌の影響度を測る指標で、簡単に言えば、ミシュランみたいなものです。
「Nature」とか「Cell」とか「Science」などは3つ星クラスの雑誌で、
MLCのM先生の論文が掲載されている「PNAS」は、2つ星クラスといったところでしょうか。
M先生は、研究者として2つ星クラスの論文を複数という業績で、それは簡単なことではありません。
そんな優秀な研究者が大学を離れて基礎研究をやめ、臨床一筋の道を選択されたことは、見方を変えれば「もったいないぐらい」です。
他方、基礎研究で素晴らしい業績を出していらっしゃる先生方の多くは、臨床経験が少ないことに起因して、研究は一流でも臨床は「ほどほどかそれ以下」といわれてしまうことも多いようです。
そうした中でも、臨床も研究も一流の仕事をされる先生も確かにいらっしゃいますし、M先生はその一人ということだと思います。
リサーチマインドをもって真摯に取り組み治療を向上させる姿勢、学者然とした素朴な態度は、研究者の視点を持った臨床家ならではでしょう。
こういう臨床家は謙虚な方が多く、俺様タイプはほとんどいないように感じます。
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また別の先月のある日に、大学院の時にお世話になった教授が主催するセミナーがあったため、やはり狩り出されてお手伝いに行きました。
外部講師の先生は、最近有名雑誌に論文が掲載された今まさに売出し中の若手研究者。(※O保方さんではありません。)
30代半ば、小柄で明るい女性で、今本当に日本は女性が優秀で勢いがあるのだな、という印象でした。
この方も、研究を糧にこれから臨床医としても研鑽を積もうとされているようでした。
一般的にこういうプレゼンテーションは、研究の「背景」から、「目的」「方法」、そして「結果」と「考察」といった順番で、やれマウスだとか、そのタンパクだとか臓器だとか、DNAとかRNAとか、グラフや組織像とかそういったものを次々に紹介していく形式で、専門家以外が見たら、かなりシュールなスライドもたくさんあります。
仮説を立て証明しようとする試み、何度も振り出しに戻りそうになりながらも、繰り返し仮説を立て直し、真実に迫ろうする。そして、なんども遠ざけられる・・・・・
発表の途中で彼女の感情の高ぶりがはっきりと伝わってきました。私は超シュールなスライドを見ながら、胸が熱くなって涙腺がゆるみました。
彼女はもっと頑張りたいと目を輝かせました。その思いを「限界を超えた先にある世界が見たいから」だと、彼女は言葉にしました。
仕事のことだけではなくて、人生の在り方をイメージしているのだろうな、と感じました。彼女にエネルギーをもらいました。
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「限界を超えた先にある世界が見たい。」
もろちゃん先生も、浅田真央ちゃんも、そう感じてるのかな?
努力するものは夢を語り、怠るものは不満を語る。
これって、井上靖の言葉ですっけ?