さて前に書きました試験管の販売停止ですが、これから型取りしたレジンに変えるかそのまま試験管を使うか悩んでまして……。
とりあえず、本日実験してみました。
まず2本の試験管ペンダントを準備。
両方、昨年の春~夏にかけて制作したものです。
クリスタルレジンを何層にも分けて硬化したものです。
上は琉球ガラスを封入、下はレジン着色後、羽のチャームを封入しています。
室温の2本の試験管を少し熱めのお湯につけてみました。
もう一本のガラス封入の方はというと無事でした。
これが割れると思ったのに……意外。
この後、温まったこの試験管を袋に入れて冷凍庫へ投入。
袋に入れたのは、バラバラになった時のためです。
まずは琉球ガラスを封入したもの。
割れやヒビはなしです。
もう一本の割れていた方はというと……。
うーむ、封入したガラスが原因ではないみたいですね。
やはりレジンの量やガラスの個体差、試験管の大きさ(大きければレジンの量が増えるため)が原因なのかもしれません。
(ガラス封入の方はガラスを底にびっしり入れているのでレジンの量は少なかったと思われます)
後は、悲しいですが、私のレジンの腕……。
レジンは固まる時に熱を出して膨張、固り始め温度が下がり収縮すると勉強しました。
この時にガラスにストレスがかかり割れてしまうんだそう。
もちろんレジンが多ければ収縮率が大きくなってヒビや破損の原因になります。
特にハードレジンとガラスの相性が悪いので、これを踏まえて慎重に少量ずつレジンを入れてきましたがやはり、この分けてレジンを流すという作業が少なかったのかもしれません。
ガラスボトルを販売しているショップを色々みたのですが『ハードレジンでは割れる可能性があります、UVレジン、もしくはソフトレジンを使用してください』と注意書きをしているショップさんもありました。
とりあえず、熱めのお湯をかけて割れたので、普段使用するぶんには大丈夫だと思われます。
しかし、ホットカーペットの上に置きっ放し、暖房器具などの側での保管、暖房のきいた場所から寒い場所への移動、冷え切ったレジンを握るなどして体温によって温めたなど、急激な温度差によっては割れてしまう可能性はあるという事です。
なので『急激な温度差によってはヒビが入る可能性がある』を口頭で伝えるか、注意書きを書いた用紙を付けての販売に変更してみようと思案しております。
それと、しっかり練習して、レジンの腕を上げたいと思います。
これが一番大事ですね、頑張ります

後、日新レジンさんから『クリスタルレジンNEO』というレジン液が発売されたそうで、このレジン液は試験管ペンダントにも使えると書いていたのでこちらに変更しようとネットで買っちゃいました

本当にレジンって奥が深いなぁ……と思いながら、がんばって練習を続けたいです。