皆さんは、この法律をご存知ですか?
「教育機会確保法」
2016年12月に成立した新しい法律で、
「不登校の子供に、学校以外での多様な学びの場を提供することを目的」とした法律です。
(コトバンクより抜粋)
実はある講義で教授が教えてくれました。
意外と認知されてないと思いますが、私は凄く期待している法律です。
学校に登校できない=悪
昔はこう思われてたと思いますが、はたしてその教育は正しいのでしょうか?
昔から一般的には「学校は行くものだ」という考えが浸透しています。
私も中高時代は信じて疑いませんでしたし、違和感もありませんでした。
しかし、今現在不登校数14万人以上となり、また他の選択肢も増えている状況で、
不登校生徒に対して「学校に登校できない=悪」が正しい、と思っている先生は多いのではないでしょうか?
最近の話です。
今フリースクールに通う児童に聞いたら、学校の先生から学校へ戻ってくるよう言われているそうです。
その子はその子の様子を見に来た学校の先生の顔を見るだけで逃げ出してしまいました。
その状況を見てまだ学校に戻そうとするのでしょうか?
なんだか子供のためではなく、自分たち(先生たち)のために戻ってきてほしいを言ってるような気がしました。
そんな状況から変えるのは「教育機会確保法」だと思います。
「学校を休むこと」「学校以外で学ぶこと」を国が認めている訳ですから。
是非、学校の先生も「学校に登校できない=悪」ではなく「学校に登校できない=学べる場の提供」をしてほしい、と思います。
そして、社会の変化に先生や学校組織も変化しなければならない時代だと思います。
早くこの法律が周知され、一人でも多くの苦しんでいる子供たちの助けになればと願っています。
参考に、「教育機会確保法」が分かりやすく掲載されているサイトがありましたのでお知りになりたい方は一度見てみてください。
https://www.shure.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/2018/01/20170403kakuhohou.pdf