Soul is nothing but a feeling

Soul is nothing but a feeling

魂をゆさぶる音楽などを、いろいろなエピソードをまじえてご紹介できればと思います。

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ジャニス・ジョプリン   ミーアンドボビーマギー
 
この曲を作曲したのは、ボブ・ディランも出演?していた映画『ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯』で主役を演じたクリス・クリストファーソン。
 
カントリー系のシンガー・ソングライターだった彼の名曲は1969年作で、最初にロジャー・ミラーというカントリー歌手が歌い、次にクリストファーソン自身が歌い、そして、1971年に大ヒットさせたのが、ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)である。
 
 
この時ジャニスはすでに天国の扉をノックした後(1970年10月4日が命日)で、この曲は遺作である『パール』(『Pearl』)に収録されていたが、前述のようにシングルとして全米1位の大ヒットとなった。

 
Freedom's just another word for nothin' left to lose
Nothin',I mean, nothin', hon', if it ain't free, no no

「自由とは、失うものがないこと。
自由でなければ、何も 何もなくなってしまう」
 
 
もっと端的に言えば、「自由とは、自由以外に失うものがないこと…」
 
この歌詞のリフレインが何回か続く。
 
 
激しい曲も好きだけど、多分、ジャニスの曲の中で一番好きな曲はこれ。
 
 
原曲を超えてしまったカヴァー曲って、こういうカヴァー曲のこと?…。
 
 
このジャニスのカヴァーが大分抜きん出ていると思うけど、グレイトフル・デットや中川五郎や久保田麻琴のカヴァーもお気に入り、である。
 

「Me and Bobby McGee」に日本語詞をつけた 日本のカントリーシンガー 宮前ユキ の「行先なしの汽車」っていうカヴァーもあります。
 
 
【敬称略】
 
 
 
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忘てぃやういびらん 忘てぃやないびらん  喜納昌吉&チャンプルーズ
下記の後半部分は、他のブログで2009年12月10日に書いたものですが、あまり見られていないようなので、このブログに移転?してきました。
 
(本当に移転しほしいのは、沖縄の在日米軍基地ですが…)
 
 
あと一週間ほどで4月28日。4月28日は何の日でしょうか?
 
歴史をひも解くと、1952年の4月28日は、サンフランシスコ平和条約発効の日。この日から、沖縄、奄美や小笠原が米国の施政権下におかれ、単独講和もしくは片面講和と言われたサンフランシスコ条約と同時締結された日米安保条約によって、占領軍であった米軍は「合法的」に日本の常駐することになったのでした。

沖縄の人たちは、この日を「屈辱の日」と呼んでいるそうです。
 
現時点でも、在日米軍基地の面積の74%を押しつけられている沖縄県の状況は今も変わっていませんし、そればかりか、何度も墜落事故を起こしている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ(鎌田慧さんは「堕ちプレイ」と言っていました…)が、沖縄県民の大反対の声を無視して、普天間基地に配備されてしまっています。
 
 
今日、改めて紹介したいのは、 喜納昌吉&チャンプルーズ のアルバム 『 忘てぃやういびらん 忘てぃやないびらん 』 とその中の一曲目に収録されている 「 金網のない島 」 です。

 
金網のない島

いのちをそだてる 海が 島を洗う 明日の島
すべての武器が うばおうとして
うばえないもの それは わたしたちの熱いねがい

ドドドーン  
ドドドーン
波がどこまでも  わたるように
明日の島  明日の島
いつか  いつか  かならず
金網のない  島を

いのちをそだてる 海が 島を洗う 明日の島
ジュゴンの愛を 人々に
伝えていこう それは わたしたちの いのちの叫び

ドドドーン  
ドドドーン
波がどこまでも わたるように
明日の島 明日の島
いつか  いつか  かならず
金網のない 島を

あの人へ 子どもたちへ
手渡していこう それは オキナワの たたかう誇り
 
ドドドーン  
ドドドーン
波がどこまでも わたるように
明日の島 明日の島
いつか  いつか  かならず
金網のない 世界を
いつか  いつか  かならず
金網のない 世界へ 

                                                     (作詞:芝憲子 作曲:喜納昌吉)
 
 
金網のない島を 本土の私たちも声をあげなければなりません。
 
 
=======(ここからが以前に書いた他のブログからの転載です。)=======
 
ブログ()の方で、取り上げた喜納昌吉&チャンプルーズの「金網のない島」は、2004年5月に出たミニ・アルバム『忘てぃやういびらん 忘てぃやないびらん』に収録されています。
 
金網のない島を 普天間基地のグアムへの全面移転を
(五十嵐けんのブログ Many Rivers To Cross より)
http://d.hatena.ne.jp/igaken50/20091209/1260816563
 
 
タイトルは 『 忘れてはいません 忘れてはいけません 』 という意味ですが、当時(2004年5月)、チャンプルーズとしては6年ぶりのリリースで、
 
1 金網のない島
2 神戸からの祈り
3 憲法行進曲
4 山を見ても星を見ても
5 安里のタンメー
6 花~すべての人の心に花を~(三線バージョン)
 
という未発表曲5曲とお馴染みの名曲『花』の三線ヴァージョンの新録音を収録しています。
 
 
◆1は、ブログで紹介したように、先の大戦で唯一の地上戦がおこなわれ住民の3分の1が犠牲になり、戦後から現在に至る今もなお74%の在日米軍基地が集中し、過大な負担を強いられてきた沖縄からのメッセージ。詩人の芝憲子さんの詩に、喜納さんが曲をつけたもの。
 
 
◆2は、阪神大震災への鎮魂歌と言える曲。ライナーノーツには「私は、震災の10日後に三味線と太鼓を持って神戸に入り、震災地を回り演奏した。そこにはお互い助け合いながら、このナチュラルクライシスを乗り越えようとする心の循環が生まれていた」という喜納さんの言葉がありますが、悲しい出来事を乗り越えようとする心の叫びを明るいトーンで歌った曲。ソウルフラワー・ユニオンやヒート・ウェーブの「満月の夕」と並ぶ阪神大震災への鎮魂歌であると思います。

ちなみにこの曲には、90年代の日本のパンクシーンを席巻・牽引したバンドであるハイ・スタンダード(Hi-STANDARD)のボーカル・ベース担当で、現在は主にウルトラ・ブレイン(ULTRA BRAiN)という名義で活動中の難波章浩さん(※)がボーカルで参加しています。
 
==========【追記】(2013年4月20日記)==========
 
活動停止中だったハイ・スタンダード(Hi-STANDARD)は、当時インディーズで爆発的な人気を得ていた1997年、1998年、2000年に自らが主催した野外フェス「AIRJAM」を、3月11日の東日本大震災直後、「日本を元気づけたい」という想いで、2011年(横浜スタジアム)、2012年(東北‐宮城)と復活させ、それぞれ個々の活動とともに、再始動しているようです。
 
難波さんは、大震災後、「難波章浩 -AKIHIRO NAMBA-」のクレジットで、「LEVEL 7」というハードパンクな怒りの反原発ソングを発表しています。全部英語の歌詞ですが、ストレートなメッセージがびんびんに伝わってきます。これぞPUNK ROCKって感じで、すごくカッコイイ曲です。
 
==================================
 
 
◆3は、コミカルなサウンドにのって比喩的に歌われるこの曲を、喜納さんは「護憲論者も改憲論者も手を取って踊れるような憲法を想像して、この曲を作った」と語っています。「私は、ウヨク(右翼)でもなく、サヨク(左翼)でもなく、ナカヨク(中翼=仲良く)である」というのは喜納さんの言葉ですが、そんな言葉を体現している曲と言ってもいいかもしれません。この曲を初めて聴いたとき、これは、クレイジー・キャッツへのオマージュじゃないかなぁと思いました(そう思うのは「私だけ」でしょうか…)。
 
 
◆4は、「よど号」をハイジャックしたメンバーの娘である田中東美さんの作詞・作曲の祖国を問いかける曲。その中には重たい歴史とメッセージが横たわり交錯しています。メインヴォーカルをとるのは喜納さんの娘さんである千草さん。ライナーノーツには、喜納さんがあえて勇気を持ってこの曲を取り上げたことが書いてあります。ご関心がある方は、ぜひ、『忘てぃやういびらん 忘てぃやないびらん』を手にとって読んでみてください。
 

◆5の「安里のタンメー」は、安里清信(あさとせいしん)さんのことを歌った曲(「タンメー」は親しみをこめておじいさんを呼ぶ時に使う言葉)。
アルバム・タイトルにもなっている「忘てぃやういびらん 忘てぃやないびらん」が歌詞にあり、安里おじいさんの言葉を「忘れてはいません 忘れてはいけません」というメッセージが託されています。
安里さんは、1970年代に沖縄本島中部の金武湾を64万坪埋め立てCTS(石油備蓄基地)を建設しようとすることに対して、金武湾が石油備蓄基地建設によって汚染され、漁民が被害を受けると反対した運動の中心人物です。このCTS反対運動は、安里さんに呼びかけられ、喜納さんが参加したはじめての住民運動だそうです。「海はひとの母、そして命の母である」が安里のタンメーの言葉。この言葉は、辺野古へのヘリポート基地反対に通ずるメッセージでもあるのではないでしょうか。忘れてはいけない言葉です。ピアノとキーボードの美しい旋律の曲。『花』を除けば、この曲が一番好きな曲です。
 
 
◆6は、説明する必要のない名曲のアンプラグド的な新録三線ヴァージョンです。
 
 
メジャーではありませんが トライス/EGO MUSIC というレーベルから¥2100(税込み)で出ています。おすすめの一枚です。
 
 

(※)難波章浩さんは、喜納さんを超リスペクトしているようで、2004年の夏の喜納さんの参議院選挙では、全国をいっしょに回って応援していました。私も選挙中には少しだけ言葉を交わしましたが、とってもナイスガイでした。東京の高円寺では自らマイクを握り喜納さんを紹介していました。
 
 
今こそ僕たちのアイデンティティをこの腐った政治にぶつけるチャンスがきた。優しいこころを持った、頭のいい、力強いリーダー、新しいリーダーが必要だ。


僕はハイ・スタンダードというバンドで日本全国を回り、やっと信じられる人を見つけました。「花」を咲かせられる人、喜納さん。 喜納昌吉さんです。みなさん喜納さんをご存じでしょうか?


泣きなさい、笑いなさいの「すべての人の心に花を」という楽曲はジョン・レノンのイマジンを超える3800万枚というセールスを記録。世界一なのです。そのことは日本ではあまり知られてはいません。


なぜ、そんなに親しまれるのか? 喜納さんの魂が世界一大きいからです。音楽ファンのヒーローです。今回のイラク戦争でも、戦争直前にイラクに乗り込み、生死を危ぶまれる中で歌ってきました。


そんな人がこの冷め切った日本人でほかに誰かいるでしょうか?


みんなに愛される力強いリーダー、喜納昌吉さんを若者は全面的に応援します!
みなさん、投票に行きましょう。
 

 
こんなことを言ってましたよ。その姿は超カッコよかったなぁ。
 
 
難波さんが、喜納さんの選挙応援をしていることを知って、喜納さんの選挙演説(ミニ・コンサート)の場にはハイスタのファンの高校生や若者がたくさん駆けつけていました。でも、それが結構まじめ系の子も(見た目で判断しちゃいけませんが)多く、パンクファンも僕の時代とは様変わりしたもんだと思っていました…。
 
 
選挙後に、思わず、ハイスタンダードのアルバム『アングリー・フィスト』と『メイキング・ザ・ロード』と『ラスト・オブ・サニー・デイ』を買ってしまいました。全部英語の歌詞ですが、スピーディーでメロディアスなパンクは魂があって、「眠っていたパンク心」を呼び覚ましてもらいました。
 
 
CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)の「雨を見たかい(Have you ever seen the rain?)」をカヴァーしていたり(ラモーンズもカヴァーしてましたけど、ハイスタのヴァージョンもカッコイイですよ)、BLACK SABBATH(ブラック・サバス)のバラード(失恋の歌)「Changes」もスピード感たっぷりにカヴァーしてます。確か 『メイキング・ザ・ロード』は立川の中央図書館にあったと思います。
 
 
 
 
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隠れた名曲を世に出したソウルフルな1枚        Rod Stewart 『 Atlantic Crossing 』
 
ブロードキャスター(放送家)でDJのピーター・バラカンさんが、昨年の秋から、インターFMの自身の番組で、アナログ名盤(LP盤)の片面(A面 or B面)をそのままかけるコーナー。
 
 
前に紹介した「名盤片面」。
 
 
4月11日の「バラカンモーニング」の「名盤片面」は、ロッド・スチュワート(Rod Stewart)の『アトランティック・クロッシング』(Atlantic Crossing)のB面だった。
 
 
『アトランティック・クロッシング』は、ロッドのソロ6作目として1975年に発表された名曲揃いのアルバムで、ロッドと敏腕プロデューサー、トム・ダウドとの出会いが生んだ最高傑作だ。
 
 
レコーディングはソウルミュージックのメッカであるアラバマのマッスル・ショウールズなどのアメリカ南部でおこなわれ、下記のように豪華な腕利きのミュージシャンが参加して、そのサウンドを支えている。
 
 
スタックス・レーベルのハウスバンドだったブッカーT&The MG'Sのスティーブ・クロッパー(ギター)、ドナルド“ダック”ダン(ベース)、アル・ジャクスン(ドラムス、パーカッション)。

マッスル・ショールズのフェイム・スタジオのセッション・ミュージシャンだったジミー・ジョンソン(ギター)、デイヴィッド・フッド(ベース)、ロジャー・ホーキンス(ドラムス、パーカッション)やバリー・ベケット(キーボード)。

スワンプ・ロックを代表するスライドギターの名手ジェシ・エド・デイビス。

ジェームス・テイラーのサウンドを支えた「ザ・セクション」のリー・スクラー(ベース)などなど。
 
 
アナログ盤だからこそのなせる構成なのだが、A面は、主にロック調のアップテンポの曲を集めた“Fast Side”と、B面は、主にバラードを集めた“Slow Side”として表示されている。
 
A面 【“Fast Side”】

1.スリー・タイム・ルーザー   Three Time Loser  (Rod Stewart)
2.オールライト・フォー・アン・アワー  Alright for an Hour  (R. Stewart, Jesse Ed Davis)
3.オール・イン・ザ・ネーム・オブ・ロックン・ロール   All in the Name of Rock & Roll  (R. Stewart)
4.明日なきさすらい   Drift Away  (Mentor Williams)
5.ストーン・コールド・ソウバー   Stone Cold Sober  (R. Stewart, Steve Cropper)


B面 【“Slow Side”】

6.もう話したくない    I Don't Want to Talk About It   (Danny Whitten)
7.イッツ・ノット・ザ・スポットライト   It's Not the Spotlight   (Barry Goldberg, Gerry Goffin)
8.ディス・オールド・ハート・オブ・マイン   This Old Heart of Mine  (Sylvia Moy, Holland-Dozier-Holland, )
9.スティル・ラヴ・ユー   Still Love You  (R. Stewart)
10.セイリング  Sailing  (Gavin Sutherland)
 
このアルバムのリストを見ると、A面の「明日なきさすらい」メンター・ウィリアムス作でドービー・グレイがヒットさせたもの。(※1

B面も、「もう話したくない」は、ニール・ヤングのバックバンドでもお馴染みのクレイジー・ホースのギタリスト、ドニー・ウィットンが作った曲。
 
「イッツ・ノット・ザ・スポットライト 」バリー・ゴールドバーグジェリー・ゴフィン(キャロル・キングとのコンビで名曲の数々を生み出したキャロルの「元夫」)の共作。
 
「ディス・オールド・ハート・オブ・マイン 」はモータウンのエディ・ホランド=ラモント・ドージャー=ブライアン・ホランドのソングライター兼プロデューサーのトリオ(H=D=H)が生み出し、アイズリー・ブラザーズがヒットさせたもの。
 
さらに、トリを飾っている「セイリング」もスコットランドのサザーランド・ブラザーズの隠れた名曲である。
 
 
音楽プロデューサーの立川直樹さんが自著 『 父から子へ伝える名ロック100 』 (祥伝社新書)で、ロッドについて「隠れた名曲を見つけ、カバーして世に出すことでは天賦の才能の持ち主」と評しているが、言いえて妙である。
 
ロッドのソロ・アルバムの中では、この『アトランティック・クロッシング』は一番好きなもの。
 
(A面の)「Drift Away」と(B面の)「Sailing」と「This Old Heart of Mine」が目当てで1991年頃に買ったアルバムだったが、聴くうちに、「I Don't Want to Talk About It」や「It's Not the Spotlight」もじわじわと好きになってしまったのだ。
 
でも、ボクが持っているのは、残念ながら、アナログ盤ではなく、輸入盤のCD。その当時は輸入盤のLPの方が手頃の値段だったのに、なぜかCDの方を買ってしまったのだ。
 
同時代に、その時代の雰囲気の中で(いろんなことを共有しつつ)、いい音楽がリアルタイムで聴けていないというのは、少しというか大分、寂しいような、悲しいような…。バラカンモーニングで、このアルバムのスローサイドの名曲を聴きながら、そんな気持ちになった朝だった。
 
 
ロッド・スチュワートのソウルフルでハスキーな歌声を味わえる一枚。
 
 
【蛇足】

1975年といえば、ボクは鼻たれ小僧の6~7歳。確か、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、仮面ライダー、シルバー仮面、ミラーマンなどの主題歌の入ったオムニバスのLP盤は「所有」していましたけど…。
こちらは「帰ってきたウルトラマン」あたりから同時代、でも他のものも再放送で何回も観たので、同時代に体験したと言って過言ではないかなぁ…。
 
 
【追記】

明日じゃなく、もう今日か。4月18日の9時ぐらいにインターFMの「バラカンモーニング」で「名盤片面」が放送されますので、お時間がある方は、ぜひ Tune Up Radio !!
 
 
※1 魂を解き放ってくれる 「ドリフト・アウェイ」 (DRIFT AWAY)
 
 
【関連リンク】

ディランのラジオにワクワクする贅沢な1時間
http://igaken50.blogspot.jp/2013/04/1.html
 
ラジオのすすめ 今、Inter FM が熱い
http://igaken50.blogspot.jp/2013/04/inter_5.html
 
 
ピーター・バラカンさんの「バラカンビート」・「バラカンモーニング」での
“ 名盤片面 ” リスト

【バラカンモーニング】
2013年4月4日
名盤片面 ROLLING STONES “ROLLONG STONES” Side-A (通算 Vol.26)
1. Route 66
2. I Just Want To Make Love To You
3. Honest I Do
4. Mona(I Need You Baby)
5. Now I’ve Got A Witness
6. Little By Little
 
 
【バラカンビート】
2013年3月31日
名盤片面 Vol.25  Paul Butterfield Blues Band - East-West – side 2
1.Mary, Mary
2.Two Trains Running
3.Never Say No
4. East-West
 
 
2013年3月24日
名盤片面 Vol.24 Pink Floyd -Dark Side Of The Moon― side 2
1. Money
2. Us And Them
3. Any Colour You Like
4. Brain Damage
5. Eclipse
 
 
2013年3月17日
名盤片面 Vol.23 Albert King -Born Under A Bad Sign- Side1
1. Born Under A Bad Sign
2. Crosscut Saw
3. Kansas City
4. Oh, Pretty Woman
5. Down Don’t Bother Me
6. The Hunter
 
 
2013年3月10日
名盤片面 Vol.22 Miles Davis  – In a Silent Way - side 1
1. Shhh/Peaceful
 
 
2013年3月3日
名盤片面 Vol.21 Average White Band  -Person To Person- side 1
1. Person To Person
2. Cut The Cake
3. If I Ever Lose This Heaven
2013年2月24日
 
名盤片面  Vol.20 Donny Hathaway - Live – Side1
1. What’s Goin’ On
2. The Ghetto
3. Hey Girl
4. You’ve Got A Friend
 
 
2013年2月17日
名盤片面 Vol.19 Rolling Stones - Let It Bleed – Side2
1. Midnight Rambler
2. You Got The Silver
3. Monkey Man
4. You Can’t Always Get What You Want
 
 
2013年2月10日
名盤片面  Vol.18 Stevie Wonder “MUSIC OF MY MIND” Side-1
1. Love Having You Around
2. Superwoman (Where Were You When I Needed You)
3. I Love Every Little Thing About You
4. Sweet Little Girl
 
 
2013年2月3日
名盤片面  Vol.17 Grateful Dead “BLUES FOR ALLAH” Side-1
1. Help on the Way/Slipknot!
2. Franklin’s Tower
3. King Solomon’s Marbles: Part I: Stronger Than Dirt/Part II: Milkin’ the Turkey
4. The Music Never Stopped
 
 
2013年1月27日
名盤片面  Vol.16 The Doors “STRANGE DAYS” Side-2
1. People Are Strange
2. My Eyes Have Seen You
3. I Can’t See Your Face In My Mind
4. When The Music’s Over
 
 
2013年1月20日
名盤片面  Vol.15 Joni Mitchell “HEJIRA” Side-1
1. Coyote
2. Amelia
3. Furry Sings The Blues
4. A Strange Boy
5. Hejira
 
 
2013年1月13日
名盤片面  Vol.14 Jackson Browne “LATE FOR THE SKY” Side-1
1. Late For The Sky
2. Fountain Of Sorrow
3. Farther On
4. The Late Show
 
 
2013年1月6日
名盤片面  Vol.13 Rod Stewart “GASOLINE ALLEY” Side-2
1. Country Comforts
2. Cut Across Shorty
3. Lady Day
4. Jo’s Lament
5. You’re My Girl (I Don’t Want To Discuss It)
 
 
2012年12月30日
名盤片面  Vol.12 Rod Stewart “GASOLINE ALLEY” Side-1
1. Gasoline Alley
2. It’s All Over Now
3. Only A Hobo
4. My Way Of Giving
 
 
2012年12月23日
名盤片面  Vol.11 War “THE WORLD IS A GHETTO” Side-1
1. The Cisco Kid
2. Where Was You At
3. City, Country, City
 
 
2012年12月16日
名盤片面 Vol.10 Robert Palmer “SNEAKING SALLY THROUGH THE ALLEY”  Side-1
1. Sailing Shoes
2. Hey Julia
3. Sneakin’ Sally Through The Alley
4. Get Outside
5. Blackmail
 
 
2013年12月9日
名盤片面 Vol.9 The Beatles “RUBBER SOUL” Side-1
1. Drive My Car
2. Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
3. You Won’t See Me
4. Nowhere Man
5. Think For Yourself
6. The Word
7. Michelle
 
 
2012年12月2日
名盤片面 Vol.8 Traffic “JOHN BARLEYCORN MUST DIE” Side-1
1. Glad
2. Freedom Rider
3. Empty Pages
 
 
2012年11月25日
名盤片面 Vol.7 Jimi Hendrix Experience “AXIS: BOLD AS LOVE ” Side-1
1. EXP
2. Up From The Skies
3. Spanish Castle Magic
4. Wait Until Tomorrow
5. Ain’t No Telling
6. Little Wing
7. If 6 Was 9
 
 
2012年11月18日
名盤片面 Vol.6 Stephen Stills “MANASSAS” side 1
1. Song Of Love
2. (A.) Rock And Roll Crazies / (B.) Cuban Bluegrass
3. Jet Set (Sigh)
4. Anyway
5. Both Of Us (Bound To Lose)
 
 
2012年11月11日
名盤片面  Vol.5 Santana “CARAVANSERAI” Side 1
1. Eternal Caravan Of Reincarnation
2. Waves Within
3. Look Up (To See What’s Coming Down)
4. Just In Time To See The Sun
5. Song Of The Wind
6. All The Love Of The Universe
2012年11月4日
 
名盤片面 Vol.4 Bruce Springsteen “THE WILD,THE INNOCENT & THE E STREET SHUFFLE” Side-1
1. The E Street Shuffle
2. 4th Of July, Asbury Park (Sandy)
3. Kitty’s Back
4. Wild Billy’s Circus Story
 
 
2012年10月28日
名盤片面 Vol.3 Todd Rundgren “SOMETHING/ANYTHING?” Side-1
1. I Saw The Light
2. It Wouldn’t Have Made Any Difference
3. Wolfman Jack
4. Cold Morning Light
5. It Takes Two To Tango (This Is For The Girls)
6. Sweeter Memories
 
 
2012年10月21日
名盤片面 Vol.2 Steely Dan “AJA” A面 
1.Black Cow
2. Aja
3. Deacon Blues
2012年10月14日
 
名盤片面  Vol.1 Van Morrison “MOONDANCE” A面
1. And It Stoned Me
2. Moondance
3. Crazy Love
4. Caravan
5. Into The Mystic
 
 
 
【関連リンク】
ラジオのすすめ 今、Inter FM が熱い
(立川市議会議員 五十嵐けんの日記 Drift Away )
http://igaken50.blogspot.jp/2013/04/inter_5.html
 
 
 
 
 
 
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ラジオは情熱 ピーターさんがターンテーブルに針を落とすと…
アナログ盤には、温かみというか、音の奥行きと音の深さが感じられ、ボクの文章表現能力ではあらわせないような“味わい深い音”を感じることができる。
 
 
それを改めて教えてくれたのが、ブロードキャスター(放送家)でラジオDJのピーター・バラカンさんのラジオ番組だった。
 
 
最近、ラジオ局では、アナログ・レコードはもうNHKぐらいでしかかける事ができないそうで、ターンテーブル(レコードプレーヤー)が常備されていないそうなのだが、ピーターさんは、昨年の秋から、自身の番組「バラカンビート」(インターFM)で、アナログ名盤(LP盤)の片面(A面 or B面)を特集するコーナーを始めた。
 
 
題して「名盤片面」。
 
針を落とす音から始まって、片面をぶっ通しで、じっくりと聴くコーナーだ。
 
当時のアーティストの思いが感じられるLP盤どおりの曲の順番で聴けるのが、また、いい。
 
思い入れが強いLP盤がかかり、お気に入りのナンバーを耳にすると、当時の記憶が蘇るときもある。
 
 
第1回目は、ヴァン・モリソンの『ムーンダンス』のA面。
(特に、このA面の2曲目の「ムーンダンス」3曲目の「クレイジー・ラヴ」4曲目の「キャラヴァン」という流れは最高。)
 
 
現在は、インターFMの春の番組編成替えで、ピーターさんの番組は朝のワイド番組(月曜日から木曜日の朝7時から10時まで)になったのだが、「名盤片面」のコーナーは、その「バラカンモーニング」(木曜日の9時過ぎぐらい)に引き継がれている。
 
 
その第1回目(通算26回目)は、ザ・ローリング・ストーンズのデヴューアルバム、『ザ・ローリング・ストーンズ』のA面だった
 

下記のように、ビートルズ、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス、ドニー・ハザウェイ、アルバート・キング、マイルス・デイヴィス、サンタナ、ドアーズ、ポール・バターフィールド・ブルーズ・バンド、グレイトフル・デッド、ロッド・スチュワート、トラッフィック、トット・ラングレン、スティーヴィー・ワンダー、ウォー、スティーヴン・スティルス、ブルース・スプリングスティーン、ジャクソン・ブラウン、アヴィリッジ・ワイト・バンド、スティーリー・ダン、ジョーニ・ミッチェル、ピンク・フロイド、ロバート・パーマーなどの名盤がリスナーのリクエストに応えて取り上げられている。
 
 
(※ 実は、ボクのリクエストも1度とり上げられています。さて、どれでしょうか…?)。
 
 
ボクのアナログ盤とレコードプレーヤーは今は実家のほうにあり、自宅用に新しいターンテーブルを入手するかどうか相当迷っているところ。
(たぶん大人買いしてしまいそうです…。)
 
あのアルバムの、あの片面(A面 or B面)を聴きたいという方は、ぜひリクエストしてみては…。

 
【関連リンク】
ラジオのすすめ 今、Inter FM が熱い

(立川市議会議員 五十嵐けんの日記 Drift Away )
http://igaken50.blogspot.jp/2013/04/inter_5.html

 
 
ピーター・バラカンさんの「バラカンビート」・「バラカンモーニング」での
“ 名盤片面 ” リスト


【バラカンモーニング】
2013年4月4日
名盤片面 ROLLING STONES “ROLLONG STONES” Side-A (通算 Vol.26)
 
 
【バラカンビート】
2013年3月31日
名盤片面 Vol.25  Paul Butterfield Blues Band - East-West – side 2
 
 
2013年3月24日
名盤片面 Vol.24 Pink Floyd -Dark Side Of The Moon― side 2
 
 
2013年3月17日
名盤片面 Vol.23 Albert King -Born Under A Bad Sign- Side1
 
 
2013年3月10日
名盤片面 Vol.22 Miles Davis  – In a Silent Way - side 1
 
 
2013年3月3日
名盤片面 Vol.21 Average White Band  -Person To Person- side 1
 
 
2013年2月24日
名盤片面  Vol.20 Donny Hathaway - Live – Side1
 
 
2013年2月17日
名盤片面 Vol.19 Rolling Stones - Let It Bleed – Side2
 
 
2013年2月10日
名盤片面  Vol.18 Stevie Wonder “MUSIC OF MY MIND” Side-1
 
 
2013年2月3日
名盤片面  Vol.17 Grateful Dead “BLUES FOR ALLAH” Side-1
 
 
2013年1月27日
名盤片面  Vol.16 The Doors “STRANGE DAYS” Side-2 

 
2013年1月20日
名盤片面  Vol.15 Joni Mitchell “HEJIRA” Side-1
 
 
2013年1月13日
名盤片面  Vol.14 Jackson Browne “LATE FOR THE SKY” Side-1
 
 
2013年1月6日
名盤片面  Vol.13 Rod Stewart “GASOLINE ALLEY” Side-2
 

2012年12月30日
名盤片面  Vol.12 Rod Stewart “GASOLINE ALLEY” Side-1

 
 
2012年12月23日
名盤片面  Vol.11 War “THE WORLD IS A GHETTO” Side-1

 
 
2012年12月16日
名盤片面   Vol.10 Robert Palmer “SNEAKING SALLY THROUGH THE ALLEY”  Side-1

 
 
2013年12月9日
名盤片面  Vol.9 The Beatles “RUBBER SOUL” Side-1
 
 
2012年12月2日
名盤片面  Vol.8 Traffic “JOHN BARLEYCORN MUST DIE” Side-1

 
 
2012年11月25日
名盤片面  Vol.7 Jimi Hendrix Experience “AXIS: BOLD AS LOVE ” Side-1
 
 
2012年11月18日
名盤片面  Vol.6 Stephen Stills “MANASSAS” side 1

 
 
2012年11月11日
名盤片面  Vol.5 Santana “CARAVANSERAI” Side 1

 
 
2012年11月4日
名盤片面  Vol.4 Bruce Springsteen “THE WILD,THE INNOCENT & THE E STREET SHUFFLE” Side-1

 
 
2012年10月28日
名盤片面  Vol.3 Todd Rundgren “SOMETHING/ANYTHING?” Side-1

 
2012年10月21日
名盤片面  Vol.2 Steely Dan “AJA” A面 

 
 
2012年10月14日
名盤片面  Vol.1 Van Morrison “MOONDANCE” A面
 

 
 
 
 
 
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『Searching for Sugar Man』 RODRIGUEZ & A MESSAGE OF HIS SONGs
 
今年の 第85回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞受賞をした『Searching for Sugar Man』=『シュガーマン 奇跡に愛された男』という映画をご存知ですか?
( 監督・製作・撮影・編集:マリク・ベンジェルール )
 

米国のメキシコ系ミュージシャン、RODRIGUEZ ( ロドリゲス )の数奇な運命を追ったドキュメンタリー映画です。
東京では、現在角川シネマ有楽町で上映中なのですが、幸運が重なって、封切前の3月上旬に、この映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』を試写会で鑑賞することができました。
 
 
一言でいうと、とても面白いドキュメンタリー映画。
 
 
これは不思議な現象だと思いますが、ロドリゲスの曲がかかり、そのメッセージ・ソングの歌詞が字幕で同時に頭に入ってくると、じわじわと魂に響いてきて、改めて聴きたくなる衝動に駆られてしまっているのです。
 
 
事前にラジオでロドリゲスの曲を聴いても、正直、衝撃を受けるようなところは全くなかったのにどうしてかなぁ…と思ってしまいます。
 
 
70年代初めの荒廃していたデトロイト・モータウンで才能を認められ、2枚のアルバム(『コールド・ファクト』と『カミング・フロム・リアリティ』)を出したけど、なしのつぶてで、全く売れず、無名のまま消えた一人のミューシャン。そのロドリゲスが、なぜかアパルトヘイト(人種隔離政策)下で自由を制限されていた若い白人たちに熱狂的に支持されていたというエピソード。
 

反アパルトヘイトの渦が白人の若者たちにも徐々に広がって、体制を変えようとする機運のなかで、ロドリゲスのメッセージは、その若者たちのハートに届いて、変革のシンボルとなり、レコードはミリオンセラーとなっていく…。時が過ぎ、ロドリゲスのファンがロドリゲスを探し始めるというストーリー。
 
 
この映画を観終わって思ったことは、85分という上映時間なのに、なぜか2時間以上観ていた感覚もあり、なんでだろうという不思議な感じでした。
 
 
アットホーミングというか、こころが暖まる映画でもあります。
 
 
早速、スクリーンで流れるロドリゲスの曲を集めたベスト盤ともいえるこの映画のオリジナル・サウンドトラックを買ってしまいました。
 
 
音楽評論家の五十嵐正さんの解説もグットで、この映画の背景についてよく知ることができます。輸入盤よりちょっと高いけど「解説と歌詞の対訳」がついているので、日本盤がおすすめ。
 
 
 
1曲目の「Sugar Man 」=「シュガーマン」は麻薬の売人のことですが、儚い曲調。歌詞の一部は、 下記。


シュガーマン 急いでくれないか
こんな景色にはもううんざりなんだ
青いコインをやるから 俺にまた
極彩色の夢を見させてくれ
 
銀色をした魔法の船に乗り おまえが運んでくれるのは
コークやクスリ
 
 
( 中略 )
 
 
シュガーマンが偽りの友と出会ったのは
ひと気のない埃っぽい道だった
そいつと出会って失ってしまった心を  ようやく見つけたとき
それは真っ黒な石炭に変わった
 
銀色をした魔法の船に乗り おまえが運んでくれるのは
コークやクスリ
 
シュガーマン お前は答えそのもの
俺の疑問などかき消してしまう
 
 
 
( 対訳:安江幸子 CD付属の対訳より )
 
 
 
6曲目の「This In Not A Song, It's An Outburst: Or, The Establishment Blues」=「ディス・イズ・ノット・ア・ソング、イッツ・アン・アウトバースト:オア、ザ・エスタブリッシュメント・ブルース」は、ボブ・ディランの「イッツ・オールライト・マ」を少し緩やかにしたような曲で、歌詞は下記で、当時のデトロイトの荒廃ぶりを歌っている。


市長は犯罪率を隠蔽し
女性議員は口ごもる
民衆は激怒するが 投票日を忘れる
気象予報士は不平を言う
晴れと言ったのに雨が降っていると
誰もが抗議し ボーイフレンドは
指摘し続ける
おまえは他のやつらと違うと


ゴミは収集されず 女たちは守られない
政治家たちは搾取相手たちを利用する
マフィアは川の汚染のように
勢力を拡大し
おまえはこれが現状だと 俺に教えてくれる


今朝は起きたら
頭が痛い
ベットから転げ落ちながら
服に嘔吐した
窓を開けて ニュースに耳を傾けようとしたが
聞こえてきたのは 権力のブルーズ ただそれだけ


 
( 対訳:安江幸子 CD付属の対訳より )
 
 

『シュガーマン 奇跡に愛された男』 オリジナル・サウンドトラック
 

1 Sugar Man
2 Crucify Your Mind
3 Cause
4 I Wonder
5 Like Janis
6 This In Not A Song, It's An Outburst: Or, The Establishment Blues
7 Can't Get Away
8 I Think Of You
9 Inner City Blues
10 Sandrevan Lullaby / Lifestyles
11 Street Boy
12 A Most Disgusting Song
13 I'll Slip Away
14 Jane S. Piddy


1.シュガーマン
2.クルーシファイ・ユア・マインド
3.コーズ
4.アイ・ワンダー
5.ライク・ジャニス
6.ディス・イズ・ノット・ア・ソング、イッツ・アン・アウトバースト:オア、ザ・エスタブリッシュメント・ブルース
7.キャント・ゲット・アウェイ
8.アイ・シンク・オブ・ユー
9.イナー・シティ・ブルース
10.サンドレヴァン・ララバイ-ライフスタイルズ
11.ストリート・ボーイ
12.ア・モスト・ディスガスティング・ソング
13.アイル・スリップ・アウェイ
14.ジェーン・S・ピディ
 
 
 
 
映画もサントラ盤もおすすめです。
 
 
◆映画 『シュガーマン 奇跡に愛された男』のページは下記のリンクへ
http://sugarman.jp/

◆上映館の情報は下記のリンクへ
http://www.kadokawa-pictures.jp/official/sugarman/theater.shtml
 
 
 
【追記】

若い時のロドリゲスは誰かに似ているなぁと思っていましたが、長谷川きよしさんに雰囲気そっくり。野坂昭如氏のカヴァーである「黒い舟唄」や、歌の題名が変更になった「心ノ中ノ日本」を歌ったシンガーソングライターです。
誰かに似ているとずっと思っていたのですが、やっと判明致しました。
最近もう脳の老化現象(“メルトダウン”)が始まっているのか、歌手やミュージシャンの名前が即座に出てきません…。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 1沢田研二 「我が窮状」とアルバム『3月8日の雲』
 
子どものころ見ていたドラマ『寺内貫太郎一家』は、小林亜星さんが演じた主役の貫太郎とその息子役だった西城秀樹さんがちゃぶ台ひっくり返して大ゲンカするシーンが印象的でした。その中で、貫太郎の母を演じたのが老けメイクの樹木希林さん。そのおばあちゃんが、寺内家がドタバタ騒ぎになった際に、沢田研二のポスターを眺めて「ジュッ ジュリーィィィ!!」と腰を振りながら悶えるシーンがよくありました。
 
ジュリーを初めに認識したのは多分その時。
 
その後、ジュリーがレコード大賞をとった『勝手にしやがれ』で明確に沢田研二を知ったと思います。
(あの帽子を投げるパフォーマンスは、小学校で野球帽を投げてまねをした世代ですから…。)
 
それから、「憎みきれないろくでなし」「サムライ」「ダーリング」「ヤマトより愛をこめて」「LOVE (抱きしめたい)」 「カサブランカ・ダンディ」「OH! ギャル」「TOKIO」「恋のバッド・チューニング」「酒場でDABADA」「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」などなど、70年代後半から80年代前半にかけては、ド派手な衣装とメイクと演出のギラギラしたジュリーを『ザ・ベストテン』などのテレビ番組で見ていた世代です。
 
だから、ザ・タイガースやPYGの時代のことはほとんど知らずに、ギラギラしたソロ時代をリアルタイムで見ていて、ジュリー=カッコイイと思い、当時のイメージが強いのですが、最近のジュリーは外見や歌だけでなく、中身というか自作の曲に込められたメッセージとその行動にグッと来て、やっぱり、樹木希林さんではありませんが「ジュリーィィィ!!」と言いたくなるほど「かっこいい」と思ってしまいます。
 
 
以下は、昨年末(2012年末)の衆議院選挙で東京8区で出馬した山本太郎さんへのジュリーの応援演説です。(12月14日午後6時の荻窪駅)

 
沢田研二です。
 
杉並区そしてこの荻窪の駅前に集まって下さいましたみなさん、本当にありがとうございます。
僕は誰にも頼まれていないんですが、「九条を守ろう」という歌とか、今回の「3.11の歌」とかを勝手に書いて歌っております。

で、 そういう気持ちといういのは、気持ちが大事なんであって、それがどうなるか、っていうのは僕には大した問題ではないんです。ただ自分がそうしたいからそうするんだという事でしかなかったんです。

今回、僕はもう64にもなって、こういう選挙に打って出ようなんていう勇気なんてありません。もう、ただのジュリーです。 正確に言うと、昔ジュリー 今ジジィです。(笑い)

でも、山本太郎のように、勇気のある38歳の若者が、ちゃんと打って出てくれました。そして、その話を聞く以前から、僕は、あの、「テレビで仕事がなくなった」と言っていた時点で、言われた時点で、僕は「何か力になれる事はないだろうか」といつも思っていました。

そしたら、今回声をかけていただいて、僕も思う事はいっぱいあるんで、とにかく今、選挙に出ている人はみんな「国難や」なんやとかと言っています。でも、ほとんどの人は原発を止める事を、その事自体が一番大事なことなんだ。それをやらない限りは他の経済の事もいろんな事も何もかもが始まらないのだ。

今日だって、地震が起こるかもしれないんですよ。そういう国に私は住んでいるんです。だから、騙された訳じゃあないだろうけれども、ちゃんと教えてもらえなかった結果が、地震の起こる国に原発が山ほどあるわけですよ。これは、何とかしないといけない。 そう思ってみなさんも来ていただいたのだと思います。

もちろんここに集まって頂いた方は、山本太郎に1票を入れようと思ってくれていると思いますが、悩んでいる方もいらっしゃると思います。悩んでいる方はよぉーく考えて下さい。そしてやっぱりぃ、原発NOやという、山本太郎に、1票を入れて下さい。お願いします。

ありがとうございます。 本当に選挙に出るなんて、大変な事をしでかしてくれたと思っていますが、 ホントに応援したいと思っております。

僕は杉並区民でなくて残念です。 1票でも僕は入れられたかもしれない。 だけど昨日、西荻の、夕方の演説をひそかに聞いていて、 「どんなふうにやってるのか」と思ったら、ちゃんとチラシも渡されました、受け取りました。封筒も渡されました。すぐにコンビニに入って切手を買いました。電話帳で杉並の知人友人全部送りました。送るように封筒に入れて投函しました。

そして今日、こうしてこの場で、応援の言葉をちょっとしか言えないのが本当に残念です。僕は2時間半ならしゃべってられます。 でも、聞く方が大変でしょうから、くれぐれも、くれぐれも、山本太郎に1票を入れていただくように、みなさん、区民のみなさん、どうかよろしくおねがいします。
ありがとうございました。

(ここでジュリーと山本太郎さんががっちり握手。)
(「ジュリィ~ーー~ ありがとう!!」という声援が飛び交い、大きな拍手。)

※ youTubeやUSTREAMなどでこのシーンは見られます。

ホントにしびれます。ジュリーの言葉に。
 
少し関西弁混じりになっているのが、またいい味を出してました。鳥取県生まれで、京都で育ったジュリーですから…。
 
実は、ボクも山本太郎さんの選挙にボランティアで参加していました。事務所に詰めていたので、ジュリーが応援に来た時も事務所でお留守番をしていたのですが、演説の中にも出てきますが、ジュリーが太郎さんのチラシとともに渡された封筒の中には、公選ハガキといって、小選挙区につき候補者に35000枚(候補者分)まで、選挙期間中に出せるというハガキ(山本太郎さんの主張やプロフィールなどが書いてあるもの)が入っていて、杉並区の方に宛てて書いてもらうようになっていました。

ジュリーが書いて送り返してくれた封筒。
 
封を切ったのはボクでした。「澤田研二」と差出人のところに書いてあったので、もしかしたら誰かのいたずらかなとも思ったのですが、本物でした。そうか「澤田研二」って本名だったんだ。ボクはジュリーが公選ハガキを書いてくれたことにもグッと来ちゃいました。それもそのハガキが間に合うように、コンビニで切手貼ってすぐ送ってくれたなんて…とにかく感動でした。
 
 
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日紹介したい曲は、もちろんジュリーの曲。山本太郎さんの応援演説にも
 
 「僕は誰にも頼まれていないんですが、『九条を守ろう』という歌とか、今回の『3.11の歌』とかを勝手に書いて歌っております」

と出てきましたが、前者が 「我が窮状」 (アルバム『ROCK'N ROLL MARCH』 所収) で、後者は昨年の3月11日に発売された、4曲すべて東日本大震災がテーマのミニCD 『3月8日の雲』

 「我が窮状」は、「憲法第9条」と「窮状」のダブルミィーニングのメッセージソング。日本が過去の過ちを忘れ徐々に右傾化して憲法改正、特に第9条を変えようとしているオヤジたちが増えている中で、以下の2番目の歌詞にあるように、ジュリーは自分と同世代の人々に「目覚めてくれよ」って訴えているようにも聞こえます。
 
麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ

老いたるは無力を気骨に変えて 礎石となろうぜ
 
諦めは取り返せない 過ちを招くだけ
 
この窮状 救いたいよ 声に集め歌おう

我が窮状 守れないなら 真の平和ありえない
 
 
 『3月8日の雲』の4曲もすべてジュリーの作詞。こんな目にあうなんて、やりきれないと歌うタイトル曲 「3月8日の雲」
「みんな流されて 君ひとりが残され」と始まる2曲目 「恨まないよ」 は、「きっと きっと 立ち直れるはずさ 恨まないよ 海よ」で結ばれる。

3曲目は、フクシマ・アトミック・パワー・プラント(福島原発)の意味の 「F・A・P・P」 。「偽善や裏切りも これ以上許すの 何を護るのだこの国は」と歌い 「BYE BYE  A.P.P  BYE BYE  原発」と繰り返す反原発ソング。

4曲目の 「カガヤケイノチ」 は、「受け入れかねないつらさ 彼岸へ届け 寡黙に前を向くしかないのですか 頑張らなくていい、泣いていいのに、笑って生きて行くしかないのですね イノチアルモノ」 という歌詞が胸を打つ。
 
毎日新聞の2012年3月8日付東京朝刊の特集記事で、「原発には当時から関心が?」と聞かれて、ジュリーは、「9条も含めて、売れている頃は、そういうことは考えないようにしていました。考えて何かしようとしても、きっと周囲が止めると分かっていたから。でも、こんな年齢になったから、ちゃんと言っていかないと恥ずかしいよね。集会やデモの先頭に立って、ではないけど。だって自分に無理のない方法でやらないとしんどいでしょう。だから俳優の山本太郎くんと仕事がしたい。脱原発を主張していてつらいと思うから」と答えています。
 
有言実行。やっぱり、ジュリーはカッコイイ。
 
 
 
【関連リンク】

(五十嵐けんの日記 Drift Away より)
 
 
 
 
 
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MUTE BEAT  Kiyev No Sora
 
1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発事故から26年が過ぎました。
 
事故当時は、まだ高校生で、その事故から数日たった日の下校時に土砂降りの雨が降ったのですが、傘を忘れてびしょ濡れになってしまったことを思い出します。その時は、原子力発電所のことはほとんど知らなかったのですが、少しあとに、広瀬隆さんの『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』、『東京に原発を』や、藤田祐幸さんや故・高木仁三郎さんの著書などを読んで、大学時代にはすでに一端の原発廃止派になっていたので、チェルノブイリの時に放射能を浴びってしまったかなと、漠然とした不安を感じていました。
 
確か、大学1年生の時には、日比谷公園でおこなわれた「原発止めよう 1万人集会」(多分こんな名前の集会だった)にも参加しました。
 
チェルノブイリの大惨事から25年、福島第一原発の事故が起きて、改めて考えたのは、「なぜ、チェルノブイリ後に日本の原発を止められなかったのか」です。
 
福島第一原発の大惨事を経験してもなお、活断層だらけの地震列島・地震大国ニッポンで原発再稼働をたくらみ、電気が足りない、電力不足と言って、原発を再稼働しようとしている詐欺師たちがいることには、怒りを感じざるを得ません。
 
(まだ、福島第一原発からは微量ながらも放射能は漏れ続けているし、4号機の核燃料を保存するプールは大きな余震が来れば、またトラブルを起こし、大事故につながりかねない状況と言っても過言ではありません。)
 
環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さん監修の『原発がなくても電力は足りる 検証!電力不足キャンペーン5つのウソ』(宝島社)というブックレットを見れば一目瞭然。
 
やりくりすれば、電力不足にはなりません。
 
原発を稼働すれば、
 
巨大事故による放射能汚染の問題
被曝労働者の問題
放射性廃棄物の問題
 
という3つの問題を避けて通ることはできません。
 
原発は廃止するしかないと思います。もうそろそろ、北海道電力・泊3号機が定期点検に入り、日本にある原発はすべて止まりますが、そのまま、再稼働はさせず、すべての原発を閉鎖し、そのまま供養しなければいけません。
 
A Nuclear Power Plant is not healthy for children  and  ohter living things.
 
今度こそ、だまされないように、『 原子力発電所解体新書 (How to Dismantle a Nuclear Power Plant) 』の2曲目は、原発事故の恐ろしさ、そして、静かなる怒りを感じる MUTE BEAT(ミュート・ビート) の 「キエフの空 (Kiyev No Sora)」 のです。
 
MUTE BEAT は、1980年代に活動していた日本のレゲエ・ダブバンド。
 
ダブ(dub)は、すでに録音した曲に、レゲエ楽曲のリズムを強調してミキシングし、エコーやリバーブやディレイなどのエフェクト処理をして、作り直すことで、レゲエから発祥した音楽手法(音楽ジャンル)ですが、MUTE BEATは、小玉和文(トランペット)、屋敷豪太(ドラムス)などを中心に結成され、ダブミックスをおこなう宮崎泉(Dub Master X)が加入したことにより、本格的なライヴ・ダブバンドになります。
 
つまり、ライヴの時にダブをするというスタイルを確立するのですが、曲のほとんどはインスト。「キエフの空」はチェルノブイリ原発事故の2年後の1988年つくられた楽曲で、アルバム『LOVER'S ROCK』に収録されています。
原発事故の恐ろしさや深刻さを感じさせる曲調で、主旋律のトランペットが時には怒りを、時には事故に立ち向かう希望を感じさせますが、その旋律をトロンボーンが支えています。チェルノブイリ原発事故で命を失った人々への鎮魂の曲のような趣もありますが、今聴くと、福島第一原発事故のその後の日本や福島の状況を物語っているような印象も受けます。
 
とにかく、インスト曲で、歌詞はありませんが、そのメッセージがひしひしと伝わってきます。
 
『LOVER'S ROCK』収録時のメンバーは、
 
小玉和文(トランペット)
増井朗人(トロンボーン)
朝本浩文(キーボード)
松永孝義(ベース)
今井秀行(パーカッション、ドラムス)
宮崎泉(ダブミックス&パーカッション)。
 
特に、MUTE BEAT のリズムセクションが好きで、ベースの松永孝義さんの寡黙で太いグルーヴ感に魅力を感じます。(細野晴臣さんとともにとても好きなベーシストです。)

下記に行くと youTube で聴くことができます。
http://www.youtube.com/watch?v=ULvjfuAIes4
 
 
【関連リンク】

(五十嵐けんの日記 Drift Away より)
 
 
 
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原発を閉鎖しろ  ギル・スコット・ヘロン
 
現在唯一稼動中の原発となっているは北海道電力・泊3号機。この泊3号機が5月の初めに定期点検入りをすると、原発稼動ゼロが実現します。が、それを避けたい官僚、政治家、財界と電力会社などの利権にまみれた懲りない面々たちが、大飯原発を再稼働しようと躍起になっています。
 
「安全無視の再稼働ありき」。
 
なりふり構わずとはこういうことを言うのでしょうが、そんな中で、民○党のセンゴク何某という官僚に魂まで売り払った?!方が「原発を一切動かさないということであれば、ある意味、日本が集団自殺をするようなものになる」とおっしゃったようです。
 
この人確か、消費税反対の「おたかさん」(土井たか子)ブームに乗って社会党から初当選した方だったのでは?、もっと遡れば「学生運動の闘士!?」だったとか…。
 
今や消費税増税や原発再稼働の急先鋒???。
 
官僚たちに絡みとられてしまうとは…。いや自らそうなったのか? わかりませんが、人生いろいろ、人って変るものですね。
 
お~こわや、怖や。
 
日本の原発がすべて止まるのは「一瞬」ではなく、一生いや未来永劫になるように声を上げましょう!! 
 
再稼働ヤメロ !! と。
 
2006年のグラミー賞最優秀アルバム賞、最優秀ロックアルバム賞を受賞した、アイルランドのロックバンド、U2のアルバムは 『 原子爆弾解体新書 (How to Dismantle an Atomic Bomb) 』
 
今の日本に必要なのは 『 原子力発電所解体新書 (How to Dismantle a Nuclear Power Plant) 』
 
その一曲目の曲は、ギル・スコット・ヘロン(Gil Scott-Heron)の「Shut ‘Um Down」。
 
スリーマイルの原発事故後の1979年につくられた「Shut ‘Um Down」はファンキーなサウンドをバックに原発を閉鎖しろと歌うシンプルかつ力強い反原発ソングです。
 
ギル・スコット・ヘロンは、グルーヴ感たっぷりのジャズ・ファンク的な演奏をバックに自作の詩を朗読するように歌う詩人であり、70年代の初頭のデビュー当時は元祖ラップとも言える「ポエトリー・リーディング(詩朗読)」的スタイルでしたが、ピアニスト・キーボード奏者で編曲家でもある、大学のバンド仲間だったブライアン・ジャクソンと組んでから、ポエトリー・リーディングから発展する形で徐々にシンガーらしくなっていきます。
 
アメリカの不条理を語り続けた吟遊詩人は、後に生まれてくるヒップホップのラッパーたちにリスペクトされる存在でもあるのですが、その詩のメッセージは、今もなお、聴く者のこころを撃ちつづけています。
 
ギル・スコット・ヘロンは、残念ながら、2011年5月27日に他界してしまいましたが、その「言葉の力」を引き継いで
 
原発は閉鎖しろ、止めろ!! Shut ‘Um Down
 

(原発を)閉鎖しろ

あの地響きを感じたか?あの轟音が聞こえたか?
大地を揺るがす衝撃は地震なんてものじゃないんだ。
何はともあれ、その力が地球をどうにかしてしまうのかと
いやが応でも.考えさせられる。
たった一つの地球なのに。

(原発を)閉鎖しろ、メルトダウンをさせないためにはそれしかない。
(原発を)閉鎖しろ、メルトダウンをさせないためにはそれしかない。

安全だとか、単なる人為的ミスだったとかいろいろ聞いたけど
所詮、計器とかメーターなんて、運にすがっているのと同じことさ。
完璧を求め、完璧でなくちゃならないなら
人間をあてにしちゃいけない、人間には任せちゃだめだ。
人間はミスを犯すからね。

(原発を)閉鎖しろ、メルトダウンをさせないためにはそれしかない。
(原発を)閉鎖しろ、メルトダウンをさせないためにはそれしかない。

Shut ‘Um Down

(Shut ‘um down  Shut ‘um down  Shut ‘um down)
(Shut ‘um down  Shut ‘um down  Shut ‘um down)

Did you feel that rumble? did you hear that sound,
Well It wasn’t no earthquake but it shook the ground,
Made me think about power like it or not,
Got to work for Earth for what it’s worth,
Cause it’s the only Earth we’ve got,

Shut ‘um down  (Shut ‘um down  Shut ‘um down)
That’s the only way to keep them from melting down,
Shut ‘um down  (Shut ‘um down  Shut ‘um down)
That’s the only way to keep them from melting down,

I heard a lot about safety and human error,
A few dials and gauges is just a wing and a prayer,
If you need perfection and that’s what it takes,
Then you don’t need people, can’t use people,
You know people make mistakes,

Shut ‘um down  (Shut ‘um down  Shut ‘um down)
That’s the only way to keep them from melting down,
Shut ‘um down  (Shut ‘um down  Shut ‘um down)
That’s the only way to keep them from melting down,
 
 
「Shut ‘Um Down」収録のアルバム
Gil Scott-Heron & Brian Jackson  『1980』 Arista 1980年
Gil Scott-Heron & Brian Jackson 『ANTHOLOGY MESSAGES』 Soul Brother Records 2005年
(iTusesで探す時は「Shut ’Em Down」で)
 
 
【関連リンク】
(五十嵐けんの日記 Drift Away より)
 

 
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「The Big Chill」  Rock & Motown Sounds
 
映画『再会の時』(1983年)は、60年代に学生運動し、連帯感で結ばれ、青春を過ごした男女が、自殺した仲間の葬式を機に再会して、仲間同士で結婚していた夫妻の別荘で週末をともに過ごしながら、昔の思いや卒業後の生活などを語りあうというドラマ。かつての恋愛関係も絡んで、彼女・彼らが80年代にどう変わったかをうまくとらえた作品で、新しい生き方(価値観)の提示もある。
 
主な登場人物は、スニーカーチェーン店を経営し、ひと山あてて実業家となったハロルド、その妻で医師のサラ、テレビドラマの人気俳優のサム、そのサムと恋仲だったこともある平凡な主婦のカレン、ベトナム戦争の後遺症を抱え、麻薬の運び屋まがいになり下がっているニック、女性弁護士のメグ、ゴシップ記事を書く記者のマイケル、自殺した仲間アレックスの若い恋人のクロエの8人。
 
原題は「The Big Chill」(ビック・チル)。“ビック・チル世代”という言葉ができるほど影響力があった映画で、ほぼ会話とその間の演出だけでドラマは構成されている。地味と言ったら地味なのかもしれないが、脚本がすばらしいことと全編に60年代のロックやモータウンサウンドなどが絶妙なタイミングで使われていて、観る者を飽きさせない。
 
冒頭は、仲間たちが親友の自殺という悲しい知らせを受けるシーンから始まるが、そこでかかるのがマーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)の「 I Heard It Through The Grapevine  」。
 
教会での葬儀の最後に、「故人が愛した曲を」と牧師が言って、カレンがパイプオルガンで弾きだしたのは、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の「 You Can't Always Get What You Want  」。涙を流していた仲間たちの口元が少し上がって、それぞれが微笑む。霊柩車に棺桶を納めて墓地へ埋葬しに行くシーンでストーンズのヴァージョンに変っていくところも秀逸。
 
葬儀後、別荘で週末を過ごすことになり、夕食後に仲間が言い合いになって、少し しらけているところで、ハロルドがターンテーブルに乗せたレコードはテンプテーションズ(Temptations)。ノリノリの「Ain't Too Proud To Beg」がかかって、みんなが食卓を片付けながら踊りだす。この選曲も最高。
 
パーシー・スレッジ(Percy Sledge)の「 When A Man Loves A Woman 」、アリーサ・フランクリン(Aretha Franklin)の「 (You Make Me Feel Like) A Natural Woman 」、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ( Smokey Robinson&The Miracles)の「I Second That Emotion 」の使われ方も絶妙で、全編にわたって60年代の名曲がちりばめられている。
 
サムは、オリバー・ストーン監督のベトナム戦争映画『プラトーン』の悪役軍曹役でも光っていた トム・ベレンジャー。サラは、ロバート・レッドフォード主演のベースボール映画『ナチュラル』で相手役だったグレン・クローズ。
ハロルドは、メリル・ストリープ主演の『ソフィーの選択』で精神を病んでいた恋人役を演じたケヴィン・クライン。
カレンは、『クレイマー・クレイマー』で別居状態のダスティン・ホフマンを助ける友人役のジョベス・ウィリアムズなど名優揃い。
 
もう30年も前の映画だが、政治、ドラッグ、セックス、ベトナム戦争世代の邂逅と60年代のミュージックが織りなす名作。音楽好きには一見の映画 (監督 ローレンス・カスダン)。
 

 
挿入歌は以下

「I Heard It Through The Grapevine 」 Marvin Gaye
「You Can't Always Get What You Want」 The Rolling Stones
「The Tracks Of My Tears 」 Smokey Robinson &The Miracles
「Tell Him 」  Exciters
「Good Lovin' 」 The Rascals
「A Whiter Shade Of Pale 」  Procol Harum
「Ain't Too Proud To Beg」  The Temptations
「My Girl 」  The Tempations
「Wouldn't It Be Nice 」 The Beach Boys
「Quiksilver Girl 」  The Steve Miller Band
「The Weight 」 The Band
「Gimme Some Lovin' 」  The Spencer Davis Group
「Bad Moon Rising 」  Creedence Clearwater Revival
「When A Man Loves A Woman 」  Percy Sledge
「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman 」  Aretha Franklin
「In The Midnight Hour 」  The Rascals
「I Second That Emotion 」  Smokey Robinson&The Miracles
「Joy To The World 」  Three Dog Night
 
 
【追記】
実は、ピーター・バラカン氏が薦めていたこともあって、この映画を観ずに、この映画のビデオをお世話になった先輩の結婚式のプレゼントに贈ってしまったのだ。そのあとレンタルで借りてこの映画を観て、葬式ではじまるビデオを結婚式のお祝いの贈り物としては少しまずかったかなぁ…、と反省したのが20数年前。当時、このビデオは1万2、3千円もしたので、結構無理をした思いもあったのに。
 
それが、最近、中古店でこのビデオが105円で売っているのを発見。もちろん買っちゃったのだが、ビデオが時代遅れの産物になっていることは十分理解しているけど思いは複雑…。