昨日笑い合っていた相手が 今日は目の前を素通りしていく
怒りよ こみあげてくれるな
道すがらあらゆるものに 触れて行こうと誓ったが
目に見えないものにこそ価値があった
通り過ぎた人物は自分 君の笑顔すら遠い星の荒波
さして強くもない精神を刃のように鍛え上げて
ボロボロになった心を預ける場所も知らずに
すべては祈りなんだよ 消えない人
すべては口から出た祈り
近寄り合っては悩み
離れては案ずる
すべては未来を引き寄せる祈り
過去から身を引き離す祈り
与えたことばかりが胸をしめつけ 与えられたことは薄れて行った
その結果が今の君と俺なんだよ
お互いが傷つけられた この世界と人の群れの中で
それが導いた答えなんだよ 手を伸ばせないこの距離は
携帯電話が全能だって言うのか それが役に立たないことだってあるのさ
君を捕まえられない そして俺はそこから逃げて行く
地上から見える星は美しく宇宙から見る星は巨大な運命の壁
君の手が回す木の棒はいつの間にか消えてしまった
俺が見失った何かを君は手に入れたのかい
俺が持ってるものと君が見つけたもの
二つが合わさったらどんなに良かったか
すべては祈りだったんだよ 忘れられない人
すべては胸が命じた記憶の書き換え
近寄ることすら叶わない
時が解決する禁忌
すべては明日へと歩むための祈り
過去を拭い去る人の愚行
再び用意された邂逅と和解 賢くなった二人の会話が
あの頃知らなかった自分の姿を浮かび上がらせる
君は俺を語り 俺は君を語りはしない
残された時間は少ないけれど 時間を使わずには答えは出ないんだよ
