薬剤師になるにはどうすればいいの?という質問をうけます。
不安になる方もいるかもしれません。
薬剤師になるためには、そのルールが決められています。
これは世界的にだいたい同じようなルールになっているわけでですね。
日本においては、薬剤師法という法律で、薬剤師は国家試験を受けて合格しなければ薬剤師になれませんという風に規定されています。
そして、国家試験を受けるためには受験資格というものがきめられています、その受験資格というのは、大学で薬学における正規の過程を修了しなければいけない。このようになっていますね。
ですから、お薬の総合科学である薬学を学んでいただいて、そして国家試験を受けていただく、そして晴れて薬剤師になれるという。このような仕組みとなっている。
じゃあ今、日本でどのくらいの方が薬剤師になろうとして頑張られているのでしょう?
実は、21世紀になりまして、薬学を教える学校が非常に増えてまいりました。
政府が規制緩和の一環だという事でございまして、どんどんどんどん増えて来ています。
そしてもうひとつ変わった制度になりました。といいますのは、平成16年にわれわれの薬学教育、薬剤師になるためには、それまでは4年間の研究生活、学生生活をしてもらった訳ですが、6年間の修学期間が求められる事になっています。
今年の4月現在、実は薬学を教える学校は日本国中で全部で74校に増えました。すごい数ですね。国立・公立と言われる学校が17、残りは全て私立大学です。
そして、入学定員がどのくらいか、13000人を超えました。
ということは、実は日本に学生の方々って大勢いらっしゃいますけど、そのうち、薬学生の方がどのくらいの割合かというと、2%以上。つまり100人学生の方が集まられたら、二人以上は薬学生ですよという、そういった今、教育の中身になっております。
今年の春、薬剤師の国家試験が行われました。
毎年春に一度国家試験が行われます。
今年は13000人以上の方々が受験されました。
そして、10000人以上の方々が新しく薬剤師としての合格をなさって、薬剤師免許をもらう事となりました。
この数はいままでで最大の数になりました。
そして、これから先も毎年10000人ぐらいの方が薬剤師になるんじゃないかな?このように政府は予測をしております。
そしたら、薬剤師になったけど仕事あるの?
っていう話もあるかもしれません。
薬剤師の需要と供給がこれからどうなるのか、これは私どもも関心を持っているし、薬剤師になろうという方は、本当に薬剤師になっても、私は薬剤師免許をつかったお仕事を出来る場所があるんですか?っていう、そういった疑念、あるいは懸念もあろうかと思います。
一緒に新しく、薬剤師のための仕事の場所をもっと広く、もっと国民の方々に理解していただいて、薬剤師の方をうまく活用していただく、そういった社会を一緒に作っていかなければいけません。
薬剤師の方々の学校がいま多くのものになりましたけど、実はそのうちのいくつかの学校というのは新しく出来た学校です。
そして、入学試験の状況を見ますと、ある大学は非常に多くの受験生が受験をされていて、そして、定員を上回る方々が薬学生として入学をされた。一方で、実は入学定員を割ってしまっている、そういった薬科大学もあります。
ですから、これから先、薬学を教える学校は沢山ありますけれど、学校における差別と言いましょうか、格差と言いましょうか、そのようなものもこれから先、増えるかも知れないという事を一部で懸念されております。
薬学に学ぼうとする若者、後輩の方々がいたら、そこの薬学にします?この学校、この薬学はこういった特徴がありますよ、それにあった自分の進路を決めていただきたいと思います。
