いつものように俺は、その日もライブハウスにいた。

いまは名前が変わってしまったけど、柏にある『Zax』。

当時の俺は、とあるバンドでドラムを叩いていた。

今日もそのバンドのライブ。

地元のバンドと対バンで、結構お客さんが入っていた。

そんな中で、君を見付けたんだよ。

『かわいい子がいる』

最初は、そんな簡単な気持ちだった。

ライブが終わって、いつものように出口に立って、ビラ配りあせる

そこに君が出てきた。

『ライブ、凄い良かったですひらめき電球

屈託のない笑顔で、ストレートな感想。

俺は思わず照れてしまった。

『この辺りに住んでるの?また良かったらライブ見に来てよ。』
と伝えると、この辺りには住んでないと言う。
話を聞くと、実家は茨城の守谷らしいんだけど、いまは三茶の昭和女子に通ってるとの事。

『そうなの?俺は経堂だから、近いね淲』
なんて話ながら、またライブに誘う事を口実に君と連絡先を交換した。