職業柄、メールや電話といったコミュニケーションツールを多用する・・
いや、多用せねばならない。
ホステス業、今の時代は、こういうツールも生かした営業が大事だからだ。
お店の中での接客だけで、結果が出せる・・いや、出し続けることができる世界ではない。
接客での対応というのは当たり前だからだ。
プラス どうするか
この違いによって、結果が変わってくる。
一昔前、携帯電話が普及する前は、家の電話、会社の電話での営業・・
そして手紙。
これが、大事だったという。
もっともっと昔・・
花魁の世界では、もって生まれた美貌と才能だけでなく
手練手管と、こまめな手紙、豊富な知識と虜にする技が結果を左右したという・・
わかりやすく値段と地位をつけられる世界は、今よりも昔のほうがシビアだったに違いない。
現代のホステスではどうか。
考えてみた。
携帯電話が当たり前のように普及し
ブログやmixi、ツイッターなども普及している昨今
コミュニケーションの幅が広がる一方、その絆の深さが昔に比べて簡易化されている感があるのも事実
個々のオリジナリティを披露する場が増えたことで、その浅さが氾濫している現状で
選択される決め手になるのは一体なんなのか
昔ながらの考え方に固執しすぎることも
現代の風潮だけにう翻弄されるのも
ともにナンセンスなのではないか、と。
時代によって営業方法が変わってきているのは事実だけども
人の心というのはそう簡単に根本変わるものなのか
花魁の世界での厳しさが現代では生かされないのか
昔の人は、今のコミュニケーション簡易化の時代をどう思うのか
どう生かすだろうか
最終的に残るもの・・選ばれるものになるために必要な努力
今と昔に共通することなのかもしれない
便利な世の中だからこそ
相手に伝わることをするのは難しいのかもしれない
せめてメールや電話くらいはちゃんとしよう
手紙も書いてみよう
大切なのは、気持ち
それと
怠らない努力と驕りのない謙虚さ
そしてセンス
磨くものはいくらでもある
現代だからこそ記録に残るメールではなく
記憶に残るメッセージを贈れるホステスになれるよう努めたい