私は、妊娠40週1日で、子宮口8cm、微弱陣痛で入院となりました。
陣痛室に入ってから、6時間経ち、子宮口も開かず、微弱陣痛のまま。
その後、尿をもらした感覚があり、トイレへ行くと、混濁した羊水がでていました。
慌てて看護師を呼び、確認してもらいました。
医師を呼びに行き、安静にしているよう言われました。
私は、陣痛が強くなっていて、辛抱できなくなっている状態でした。
母が付き添ってくれており、姉が到着予定の時間でした。
旦那は、出張中で、翌日帰ってくる予定でした。
医師から、「胎児の心拍が2回低下しているときがあった。」と言っていました。
私は、助産師ではないが、産婦人科経験があり、知識は少なからずありました。
それが何を意味しているのかわかりました。
看護師はみていたのに、医師に報告していなかったという事実にイラつきさえしました。
その後、医師から、選択を迫られました。
*緊急帝王切開する
*このまま胎児の状態に注意しながら普通分娩を続ける
でした。
私は、緊急帝王切開を選びました。
しかし、それには、旦那の承諾が必要でした。
旦那に連絡しましたが、仕事中のため、なかなかつながらず・・・。
旦那が繋がるまでに、手術の準備をし、1時間後、旦那に繋がったため、医師から説明し、帝王切開になりました。
帝王切開は腰椎麻酔。
担当医師は、私に上手に麻酔針を刺せず、先輩医師に交代していました。
そして、帝王切開にて、長男を出産しました。
しかし、長男は泣かず。肺に胎便が溜まっており、呼吸できない状態でした。
会うこともできず、すぐに処置開始。
胎児仮死状態になっていたようです。
すぐに、保育器に入るため、新生児室に連れて行ってしまいました。
会えたのは、翌日。
当日、姉が写真を撮っていてくれたため、写真を先にみました。
帝王切開による切開部の痛みは強かったけど、それよりも会いに行くことを選びました。
初めて会ったときの感動は忘れません。
頑張って、頑張って生まれてくれて、今、頑張ってる長男が愛おしくてたまりませんでした。
次回、育児ノイローゼ