マジカル・パンチライン、“歌と魔法”で魅せた初ワンマン

715日に東京・新宿ReNYにてマジカル・パンチラインの初ワンマンライブ「1stワンマンライブ "Worlds End Wonderland: Episode I"」が実施された。

 

 

会場が暗転し“アイドルとは魔法使いである”という内容の音声ドラマが流れた後、盛大な歓声に迎えられてマジパンの5人が登場。彼女たちはデビュー曲「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」で勢いよく初のワンマンライブをスタートさせる。1曲歌い終え、メンバーがステージから掃けるとライブ冒頭で流れた音声ドラマの続きが流れ始める。この日のライブでは、曲と曲の合間にメンバーが魔法を習得しながら成長する様子を描いた音声ドラマが流れ、グループの世界観を効果的に使った演出でファンを楽しませていた。2曲目「小悪魔Lesson 123♪」では、メンバーの声に合わせてフロアから盛大なコールが上がり、一体感のあるパフォーマンスが繰り広げられる。メンバー5人の自己紹介的なナンバー「Prologueは摩訶不思議」では、それぞれのソロパートで照明がメンバーカラーに変わり、フロアのファンもそれに合わせてペンライトの色を変えてステージ上に声援を送る。

 

音声ドラマの中で魔人と出会えば、彼女たちは“戦いの曲”として「万理一空 Rising Fire!」を歌唱。あたかも魔法で戦っているかのような振り付けを繰り広げ、見事戦いに勝利してみせれば、次の曲「Never Ending Punchline」で「一度だけの勝利じゃフィナーレじゃない」と高らかに歌うなど、コンセプチュアルな展開で楽曲を次々に届けていく。ライブ中盤のMCではユーナが「マジパンの世界観推しすぎじゃない?」と興奮気味に話すと、フロアからは初ワンマン開催を祝福するかのような歓声が上がり、会場は温かい雰囲気に。ライブ中盤、2ndミニアルバム「MAGiCAL MYSTERY TOUR」の衣装に着替えた彼女たちは“魔法の習得”や“さらなる強敵との戦い”といったストーリーに合わせてのミニアルバムの収録曲を1曲ずつ丁寧に歌唱していった。

 

 

89日にリリースされる1stシングル「パレードは続く」のミュージックビデオがスクリーンに映し出されると、メンバーはシングル用に用意された新衣装でステージに登場。レナ曰く「魔法感がある1曲」である「マジック☆ガール」や、シングルの表題曲である「パレードは続く」を披露し、計13曲を歌い上げたところで本編の幕が閉じた。

熱烈なアンコールに応えて再度登場したマジパンの5人は、彼女たちが出演している「2F Fit's」のCMソングに使用されている「誇り」「走れ!」の2曲を熱唱し、再びフロアのテンションに火を点ける。アンコールのMCで改めて初ワンマンを実施できたことを感謝した彼女たちは、最後に「マジカル・ジャーニー・ツアー」「万理一空 Rising Fire!」の2曲を歌唱。大盛況の中「1stワンマンライブ "Worlds End Wonderland: Episode I"」をフィナーレに導いた。