本田翼&山本美月、衝撃の“花葬”姿が解禁

モデルで女優の本田翼と山本美月がタッグを組む映画『少女』(10月8日公開)の第1弾ポスタービジュアルが解禁された。まるで花葬されたかのような一面に敷き詰められた白い花の中に横たわり、真っ直ぐに正面を見つめる本田と山本の眼差しの先に何があるのか、「人が死ぬところを見たい」という純粋な欲望に囚われた女子高生の、衝撃的な夏休みの結末が明かされる。


「告白」「白ゆき姫殺人事件」湊かなえの最新作

今作は、第6回本屋大賞を受賞し社会ブーム化した「告白」に次ぐ第2作目として発売され、2009年の発行以降、累計発行部数100万部を突破した湊かなえ氏の小説「少女」が原作。「人が死ぬ“瞬間”を見たい」という願望に囚われた2人の高校生を描いた衝撃作となっている。

物語を担う2人の少女には、『アオハライド』など話題作に続々出演の本田と、主演作『貞子vs伽椰子』を控え、多方面での活躍が目覚ましい山本の旬な女優2人の豪華共演が実現。モントリオール映画祭特別招待作品『ぶどうのなみだ』や『繕い断つ人』など、女性の心の機微を描くことに高い評価を得ている三島有紀子監督が、今作ではリリカルな女子高生を描くことに挑戦し、湊氏のダークな世界観を見事に映像化した。


“死”を連想させる衝撃ポスタービジュアル

この度解禁されたポスタービジュアルは、制服に身を包んだ本田と山本が白い花の中に横たわり、ある種「死」を連想させるようなシチュエーションでありながら、2人の真っ直ぐな眼差しがインパクトのあるデザイン。儚く切ないながらも、「見たい。人が死ぬとこ。」というダークで衝撃的なコピーが中央に据えられた印象的なデザインに仕上がっている。

今作は、「人が死ぬところを見たことがあるの…」という同級生の言葉に嫉妬を覚えた2人の女子高生が、「私も人が死ぬ瞬間を見たい」という願望を叶えるために走る、衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。若さゆえ奇妙な方向にベクトルが向いてしまった湊氏特有の毒を、キャッチコピーで<死ぬこと>や<少女の純真無垢さ>を白い花で表現している。美しくも儚く、ピュアながらもダークな作品の世界観を表した本ビジュアルに注目だ