7月18日、「ポケモン・ザ・ムービーXY『光輪(リング)の超魔神 フーパ』同時上映『ピカチュウとポケモンおんがくたい』」の初日舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ 日劇にて行われ、藤原竜也、山寺宏一、中川翔子、篠原信一、山本美月、松本梨香、監督の湯山邦彦が登壇した。
イベント冒頭、ポケモン映画シリーズ全18作の累計動員数が本日で7000万人を突破したことがMCから報告され、会場は大きな拍手に包まれる。サトシ役の松本は「ポケモン、ゲットだぜ!」という決めゼリフで挨拶をスタート。動員数7000万人という数字については「目指せ、1億人!」と宣言し、さらなる高みを目指す。

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物語の鍵を握る青年バルザを演じた藤原は「何度も篠原さんに奪われそうになったんですけど、オーディションで勝ち抜きまして、まさにこの役を“ゲット”させてもらいました」と話し、会場を沸かせる。さらに「僕の(出演している)映画は子供たちに敬遠される作品が多いので……」と笑わせ、「これを機に、自分自身ももっと皆さまに愛されるような映画に出なきゃいけないなと思いました」と続けた。

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ポケモン映画全18作に出演している山寺はMCから「ミスターポケモンですね」と言われ、「いえいえそんな」と謙遜するも、隣りの松本から「ミスったポケモンですか?」といじられる。そして「7000万人というのは、イタリア国民よりもイギリス国民よりもフランス国民よりも多い数なんですよ。それだけの方がポケモン映画を観に来てくれたということを考えると、すごいことです」と熱く語った。

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幻のポケモン・フーパの世話をする少女メアリ役の中川は、「ついにポケモン映画の初日がやってきました。ポケモンの夏、日本の夏!」と挨拶。「一生分の思い出がたくさん刻まれていく×7000万でございますね、本当に喜びと愛と夢と勇気と幸せ、それを教えてくれるポケモン映画に今年も全力で感謝したいと思います」と一気にまくし立て、会場をヒートアップさせる。

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ポケモンのヒポポタスを演じた篠原は、MCから次回もポケモン映画に出演できるとしたらどんな役がいいかと聞かれると、「実際ね、僕なんでもできるんです」と自信満々。フーパやピカチュウの物真似を披露し、湯山に「監督、次もよろしくお願いします」と逆オファーをしてみせた。

そしてこの日は偶然にも、短編「ピカチュウとポケモンおんがくたい」でナレーションを担当した山本の、24歳の誕生日。短編映画のテーマ曲「ガオガオ・オールスター」を歌うLittle Glee Monsterがサプライズ登場し特製のピカチュウケーキを会場に届けると、山本は「きっと7000万人のうちの数人は私なんですけど、一番の幸せ者だと思います」と涙を浮かべた。さらに、Little Glee Monsterは「ガオガオ・オールスター」を壇上で披露。篠原がメンバーの中心に割り込むもダンスを踊りきれず退散する一幕があり、イベントは来場者たちの笑い声に包まれながら終了した。

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