人気K-POPグループ・2PMのチャンソンと「Seventeen」モデルで女優の大野いとが共演し、純愛小説を実写映画化する。

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「純愛三部作」累計70万部のベストセラー、新堂冬樹原作の純愛小説「忘れ雪」(角川書店)を実写化。両親を事故で亡くした深雪は、ある日公園で傷ついた子犬を見つけ、奇跡のように少年テオと出会う。テオと深雪はやがて結婚しようと誓い合うが、深雪が京都の叔父のもとに引き取られることになり、別れが訪れる。7年後、東京に戻った深雪はテオと偶然再会するが、二人の背後に隠された大きな陰謀によって、すれ違う切ない純愛を描く。14日、都内でクランクインし、2015年秋、全国で公開予定だ。

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◆チャンソンが日本映画初主演 ヒロインに注目の女優・大野いと

野獣アイドルと呼ばれるK-POPグループ・2PMのメンバーとして日本でも人気のチャンソンが今作で日本映画初主演を務め、ヒロインには、原作者・新堂冬樹のラブコールのもと、女優・モデルとして活躍し、「ツナグ」(2012年・平川雄一朗監督)、「偉大なる、しゅららぼん」(2014年・水落豊監督)、公開を控える「天の茶助」(2015年・SABU監督)などの話題作への出演が相次ぐ大野が抜擢された。

テオ役のチャンソンは「素敵なシナリオと素晴らしい監督、大野いとさんをはじめとする役者みなさんと一緒に演技ができ光栄です!」と喜び、「今回の作品を通してたくさんのことを学び感じることができて嬉しいです。素敵な作品になると思います!」と自信。日本映画初主演作に向けて「原作のあるこの映画を楽しみにしているみなさんに満足いただけるように頑張ります!」と意気込んだ。

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大野は自身が演じる深雪を「一途に一人の人を想い続ける純粋な女性です。私自身にはこんな経験はありませんが、誰かを思いながら頑張る姿には、とても共感できますし、憧れを感じます」と紹介。「ひたむきな深雪の姿が、見てくださる方々に伝わるように精一杯頑張りたいと思います」と気合十分だ。

メガホンを執るのは「初雪の恋 ヴァージン・スノー」(2007)、「愛の言葉」(2014)などで男女のピュアな恋愛模様を繊細に描いたハン・サンヒ監督。今作でも原作の繊細な描写と深雪に降りかかる事件というサスペンス要素のコラボレーションをディテールの細かな演出で描く。