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北川は「撮影はちょうど1年ぐらい前で、寒かったね。ちょうど雪が降るぐらい。つかささんのご家族や雅己さんも来て応援してくださって、温かい現場でした」と振り返った。錦戸も「教会で一緒に写真を撮りました」と和やかな撮影現場の様子を明かした。 


 劇中の2人は周囲から結婚を強く反対されたが、錦戸は結婚願望について「新郎がバージンロードを見ているあの視界は初めてで、いつか自分の結婚式でも見たいなと思いました。それがいつかは見当もつかないですけど」と語った。


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北川は「今まで(そういう願望は)持ったことがないです。こういう運命の出会いがあって、強い絆で結ばれているからこそ結婚したくなるんだろうなと思いました」と劇中の2人に思いをはせ、そういった相手に「今年こそ、出会えるといいですね」とほほ笑んだ。 


 カップルからも2人に質問が寄せられ、“結婚したら亭主関白になるか”と問われた錦戸は「してみないと分からないですが、どうなんでしょう。(奥さんの)手のひらの上で転がされて、亭主関白を演じられたらいいかなと思います」と笑わせつつ、「尻には敷かれたくないです。一緒に歩めればいい」と理想の夫婦像を語った。 


 「最近結婚した友達と昨日ご飯を食べに行って、どういうプロポーズをしたか聞いたら“エレベーターの中で”と言っていて、それもいいんじゃないかなと思いました」と明かし、彼女がサプライズでプロポーズされたいというカップルの男性に「自分でたくさん考えて考えて用意したプロポーズが最高のサプライズじゃないかな」とアドバイスした。 


 また“互いを褒め合ってください”という要望に、北川は「なんでしょうね。楽?」とポツリ。すかさず「それこの前、妻夫木(聡)くんにも言ってた!」と突っ込んだ錦戸に、「言いました。楽な人が続いて、去年は共演者に恵まれた年でした」と振り返った。

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対する錦戸は、「僕が人見知りと知っていてたくさん話し掛けてくれたり、初めの方から打ち解けられました。テレビで見るときれいなお姉さんという感じだけど、いい感じに関西のお姉ちゃんでした。このギャップがいい」と絶賛した。 


 最後には、錦戸が「結婚を考えているカップルや好きだけど一歩踏み出せない人に、いろいろな困難を乗り越えた2人を見てもらえたら。勇気がもらえると思います。この映画の終わりで告白やプロポーズをしてもいいし、ハッピーになれる映画です」とファンにメッセージを寄せた。 


 映画は2月1日から全国ロードショー。


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