Q:台本を読んだ率直な感想を教えてください。
北川景子「初回が2時間15分なので、分厚い台本だなぁ…
と思ったのですが、内容がすごく面白く世界観に入り
Q:香月翔子という人物…。
北川「事件を解決する事、犯人を追い詰める事に対して
すごくまっすぐなキャラクターです。
周りが見えなくなる事もありますが、それも全て正義の
為なんです。正しい行いをする事を強く思っている
キャラクターですね。
なるべく台本を頂いた時に感じた第一印象を再現できる
ように心がけて演技をしています。」
Q:香月翔子を演じるにあたって…。
北川「初めてのプロファイラーという役柄なので、
楽しんで演じています。翔子は、犯人の心理にシンクロ
するお芝居があるのですが、犯人役の俳優さんの
動きをモニターで細かくチェックして演じるのが
難しかったです。
毎回、シンクロをするシーンは全力で演じているので、
いつも脱力してしまいます。
細かい演出を監督とお話する事はありますが、“翔子”に
ついて監督と話し合う事はないので、私が演じている
翔子と、監督の思い描く翔子像は同じ方向性であると
思っています。
Q:プロファイリングの面白さとは?
北川「目線の動きや部屋の本棚とかの整頓具合で、
育ってきた環境や性格がわかってしまうので、
面白いなと思う反面、怖いなとも思います。
PHOTO現場の雰囲気はいかがですか?
クランクインして間もないのにも関わらず、ここまで仲良く
なれたのは、初めてではないでしょうか。
和気藹々としていますし、本読みの段階から息が合って
いるのを感じました。すでにチームの一体感を
感じています。」
Q:ご自身をプロファイリングしてみると…。
北川「仕事の時は、真面目ですし、妥協しない人だと思い
ます。けれど、一度仕事を離れると、面倒くさがり屋で
動きが遅いです(笑)。
仕事で遅刻した事はないんですが、プライベートだと待ち
合わせの時間に起きたりしますね(笑)。」
北川「1話完結ですし、見逃してしまっても次週からも
見れる。という点で、是非、気軽に見て欲しいなと
思います。
翔子を演じていて思うのは、犯罪は、絶対的に悪い事、
罪を犯すのは悪い事ではありますが、犯罪を減らす
為には、犯人を逮捕する事だけがゴールではないん
じゃないかな、と思いました。
犯人が犯行を行った理由があり、理由を突き止め、
犯罪者を作る環境を減らしていく事、犯罪者を更正させて
いく事が大切になっていくのではないかな、と思います。
今回、私は役を通じてそのように感じていて、もちろん
見ていただいた方々によって感じる事は違うと
思いますが、皆さんにも1話を見て、何か感じてもらう事が
出来たら嬉しいなと思っています。」