そろい踏み NHK大河「江」京都で本格撮影
11年のNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」の本格的な
上野樹里 :「活気にあふれるようなものを」三姉妹妹・お市と浅井長政との間に生まれた“浅井三姉妹”の
三女・江(上野さん)の波乱に満ちた生涯を描く。三姉妹の
長女で後に豊臣秀吉の側室・淀君となる茶々を宮沢さん、
次女の初を水川さん、三姉妹の母・お市を鈴木さんが演じ、
江の夫となる徳川秀忠を向井理さん、父・浅井長政を
時任三郎さん、おじ・織田信長を豊川悦司さん、
豊臣秀吉を岸谷五朗さん、徳川家康を北大路欣也さんが
演じる。ミムラさんは江のあこがれの人物となる
「篤姫」を手がけた田渕久美子さんのオリジナル脚本で、
同じく「篤姫」の吉俣良さんが音楽を担当する。
同ドラマは8月19日にクランクインし、上野さんは
これまで2日間にわたって乗馬シーンを撮影しているが、
せりふのある演技をするのはこの日が初めて。宮沢さん、
水川さん、ミムラさんはこの日が撮影初日だった。
午前5時ごろから準備を始め、同8時半ごろから撮影を
開始。1581(天正9)年の春、信長の馬ぞろえを見物する
ため、伊勢からやってきた江、茶々、初と母・お市が、
寺巡りの途中で明智光秀(市村正親さん)と出くわし、
初めて光秀の娘・細川たま(ガラシャ)と出会うシーンが
収録された。
愛らしい着物姿を披露。会見には50人の報道陣が集まり、
上野さんは「びっくりしています。1年、頑張りますので、
応援よろしくお願いします」と決意を新たにした様子。
江というキャラクターについて「知らない方もけっこう
いらっしゃると思います。一応ヒロインだけど“隠れキャラ”
だと思う。秀吉や信長にぐいぐい首を突っ込んで興味を
持ってひとりで会いに行っちゃったりするような女の子。
男っぽいところがあって、戦うところはしっかり戦う、
はっきりとした性格」と評し、「姫って面白い生き物。
(三姉妹は)三者三様、みんな違う。お市様も違う。
それぞれの強さを持っている」とコメントしていた。