シネマカフェ
上野樹里、“千秋様”玉木宏を
盾に竹中のキス拒否!
『のだめカンタービレ』初日
コミックを、大ヒットを博したTVドラマに続き、ヨーロッパを
舞台に映画化した『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』
が12月19日(土)に公開初日を迎えた。東京・日劇1にて
初回上映後に満員の客席がスタンディングオベーションで
熱気に包まれる中、主演の上野樹里&玉木宏、ウエンツ
瑛士、山口紗弥加、山田優、なだぎ武、チャド・マレーン、
福士誠治、吉瀬美智子、竹中直人、そして竹内英樹監督
が登場し、舞台挨拶が行われた。
大歓声と拍手を浴びた上野さんは、「こんなに暖かい舞台
挨拶は二度とないと思います。ずっと応援してくださった
みなさんの笑顔が見れて嬉しいです」と感激した面持ちで
挨拶。まさにハマリ役となった“のだめ”こと野田恵役に
ついて、「生きる力を与えてくれた役。本当に馬力がすごい
ので、自分ものだめからパワーをもらってます」と語った。
また、来年4月には同作の後編が公開となるが、
「前編と後編では全く違う表情が出ていてパワーアップして
いるので、これからもまだまだよろしくお願いします」と
アピールした。千秋役の玉木さんは本作で数多くの曲の
指揮に挑戦したが、「何度もビデオを見て口笛や鼻歌で
歌えるようになるまで、全部憶えるのが大変だった」と
役作りがいかにハードだったかを吐露。「前回よりも成長
した姿を重要視した」と強い思い入れをクールに語った。
のだめとバトルを交わす並木ゆうこ役の山口さんは、
「リハから飛ばしすぎて転んじゃって丸見えになったことが
あったんですが、樹里ちゃんが飛んできて『見ないで~!』
と庇ってくれて。なんていい子なんだろうと」と撮影の
エピソードを明かした。この日はタイトなミニスカート姿で
山田さんの衣裳とバッティングしたが、司会のフジテレビ
・軽部アナから「山田さんとの脚線美対決ですね」と
煽られると、「負けてるって。面倒くさい振りはやめて
ください」と一喝!
これに影響されてか、笑いが込み上げてきて止まらない様子
の山田さん。特別ドラマに続き天才ピアニストの孫Ruiを
演じているが、「前編では天才ピアニストとしての演奏シーン
はなかったので、後編では楽しみにしていただければ」と
後編での活躍をしっかりと告知。
女性からの熱い視線を独占する玉木さんに敵対心むきだし
のウエンツさんは、「精一杯のいい格好をしてきた」と気合の
勝負服を披露し、玉木さんに「花大きすぎるだろ」とツッコミ
を喰らったりと仲の良い様子を見せた。さらに観客に向けて
「いかがでしたか?」と促すや「もう一回歓声を入れてもらい
ましょうか? そうなるとTVで僕のトークも使われるので」
としたたかなアピールで会場を沸かせた。