ミル子の部屋を覗くと、
気持ちよさそうに寝ていたもやし
に小さい声で、
「お買い物に言ってくるね、お留守番頼むね」
と声をかけて外出した。
時間にしておよそ2時間くらいだろうか、
もやし
のお昼ご飯に間に合うように帰宅すると、
すぐに首輪の鈴の音が聞こえてくる。
タシタシタシ、と、
いつもより強めの足音で現れたもやし
は、
上目遣いに高い声でニャ、ニャ、ニャと、
何やらご機嫌斜めのような声で鳴く![]()
いつもならお昼ごはんの少し前から私の傍に来て、
お腹すきましたの圧をかけてくるので、
いざと思ったら誰もいなかったのが、
心細かったに違いない。
↑寂しかったじゃないのよー、どこいってたのよー、と、
ご機嫌斜めのもやし ![]()
ごめんごめんと謝りつつご飯を出してやると、
まだプンスカ
した感じを出しつつ、
頭を私にひと擦りしてからご飯を食べ始めるあたり、
可愛いだけでなんの威力もないんだが…と、
もやし
の前で笑いをかみ殺す。
少しヤケ気味にご飯を食べた後はお昼寝タイム。
お腹いっぱいになって少し機嫌が直ったのか、
少しだけ私の傍で寛いだ後、
ミル子
の部屋に行ってしまった。
数時間後、ひょいとミル子
の部屋を覗いてみると、
いつものようにニャーンと鳴きかけて、
ツーンとした『まだ怒ってるんですぅ』風な様子を取り繕っている![]()
人間のような豊かな表現が、
たまらなく愛しく感じる一日だった![]()
↑ツーン
としてみせるもやし ![]()
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