5000万円
某地方公共団体の首長が某医療法人から5、000万円を借りたの借りないの・・・の話題に世間が騒いでいる
「個人的にたまたま借りた」(笑)
「親切な人だと思った」(笑)
「びっくりして銀行の貸金庫に入れてほったらかしにしていた」(笑)
「そのまま返した」(笑)
羨ましい限りである
およそなんらかの芸術活動にたずさわる人は資金難に喘いでいる
映画の予算は三日で尽きてしまう
大きな号数の抽象画を書きたいがキャンバスも絵の具に金がかかる
あの真空管プリと定番マイクがあれば一発決まるが・・・高くてあきらめる
劇団の練習をしたいところだが場所を資金的に確保できない
枚挙にいとまなし、といったところだろう
そこで彼らは工夫する
その涙ぐましい努力が違う局面を展開させることもある
某医療法人は見向きもしてくれないが、どこかで神様が
「気の毒に・・・」
と手を差し伸べてくれることもなくはない
連日ささいなことを追求されて、汗をかきかき困窮している狛犬のような顔をした某地方公共団体の首長
”芸術”とかけ離れたゲスな領域に生息している希少生物に見えてくるのは小生だけだろうか
幸せには、ならない女
演歌は、”不幸”というネガティブな状況を売り物にした作品が存在する貴重なジャンルだ
オトコに捨てられ、本人は酒におぼれながらも、オトコの帰りを待っていたりして、再会後、また捨てられる・・・みたいな世界観は、ある一部の女性層や
「こんな殊勝なオンナがいたらエエな・・・」
と鼻の下を伸ばすオヤジ層に受け入れられている現実がある
演歌と呼ばれるヴァーチャルな世界のなせるワザ、といったところだろうが、冷静に考えれば、殊勝などと評価するべきではなく、学習効果を持ち合わせていない薄幸な女性にすぎない感もある
一般的に女性は我々が考えているほど(ここで言うところの)殊勝ではなく、現実的で強く、たくましい
オヤジが望んでやまない対応など、微塵も期待できない
ボロ雑巾のように捨てられて、安酒に逃げ、またまた騙され、トホホ・・・と嘆くのはオヤジの方である
様々な歌い手が、これでもかと不幸な作品を残している中で、藤 圭子の作品は光っている
不幸なのではなく
「幸せには、決してなりません!」
という強い決意のようなものを感じる
最近再発されたベスト版もいいが、やはりお勧めはファーストアルバムだ
また、♪藤 圭子ポップスを歌う♪というわりに、まったく”ポップさ”を感じさせない異色作品も捨てがたい
不幸な状況の自身を投影して泣く、という聴き方ではなく、むしろ大音響で環状高速を飛ばしながら都市間を移動するシチュエーションにも最適な音楽だ
前川 清と大恋愛して、破局し、藤 圭子は”不幸”になったが、結果的にウタダヒカルの母となった
母と娘でニッポンの歌謡界をダブルタイトル的に席巻したのもかなり評価できる
晩年・・・といっても62歳だが・・・もそう”幸せ”ではなかったのかな、なんて我々の想像力をそそるあたりも、藤 圭子らしい
最後の最後まで藤 圭子という稀代まれなキャラクターを生き抜いたのかな
合掌
暑さ対策
最近ラジオで
「ここ数年の暑さは、”自然災害”・・・くらいの認識で対応しましょう!」
とお医者さんが言っていた
確かに暑い
異常に暑い
熱さ対策で思い出すのが、昔のアナログ機材の放熱
いや、しかし・・・なんでかつての機材はあんなに熱かったんだろう
まぁ、構造を考えれば仕方のないことかもしれない
音の増幅とか制御に、でかいトランスやらハイブリッド基盤やら、もっと古いモノになると真空管やらをふんだんに使用している
シンセも熱かった(笑)
コーヒーカップを置いておくと”コーヒーが冷めない”という有名なサンプラーもあった
あくまでも素人の考えだが、電気エネルギーが熱に変換されているのだから、ムダも多かったんだろう
アンプ、シンセ、ミキサー、各アウトボード・・・という熱源とともに狭いスタジオに長時間入っていて、よくぞ救急車に運ばれなかったことだ
最近のデジタル系機材はそうでもなく、心地よい
が、しかし・・・なんかうまく言えないが、この無駄な要素が欠落しているのでは?という懸念も残る
例えば独特のノイズ
ノイズもない方がイイに決まっているのだか、テープ系の何とも言えない密度感は捨てがたい
たしかに、ノイズレスでクリアなサウンドは便利だが、対象物の音(例えばボーカル)しか取り扱わないのも、いかがなものか
最近、真空管のアンプを買おうかと画策しているが、かつての経験で言えば、ちょっとした暖房器具よりも暖かい
この冬の寒さ対策・・・も考慮に入れて、ごっつい真空管が露出しているアンプでも買おうかな
Super Wednesday Comfort Vol.21
@上屋劇場
http://uwayagekijyo.com/
〒650-0042
兵庫県神戸市中央区波止場町6-3甲陽運輸内1F
2013.7.31
17:30~OPEN
18:00~START
\1000(1ドリンク込)
・18:00~Raccoon
・18:20~MEVIUS
・19:00~metro-color
・19:35~茉実
・20:15~セッション
平成のジャコ
21日に大阪心斎橋
ラグタイム大阪でライブがある…と聞き、参戦
その日はソリッド(6弦ベース…笑)で、好き放題やっておられました
まだまだウマい人はいっぱいいるんやなぁ…
↓↓↓画像は違う日のライブ風景
※7:20頃から本領発揮(笑
上屋劇場でまたまたおもしろそうなイベントがあるそうな…
夏休み期間中…ということで高校生バンドもでるそうな…
好評のセッションもあるそうな…
オルガン道
聞きなれない言葉でしょ!?
小生が勝手に言っております。
ニッポンに茶道、華道があるように、西洋には、”オルガン道”というものがあるような気がする。
オルガン道は大きく4つある。
1・ クラッシクオルガン道
2・ ジャズオルガン道
3. ロックオルガン道
4. ソウル、R&Bオルガン道
1・ クラッシクオルガン道
クラッシクオルガン道は時々だけど、パイプオルガンの♪ピャララ~なんてバロック系を聴き、すごいな!と感心するくらいで、コピーや参照とすることは少ないが、確実にアカデミックな基本ができていないとサマにならないことだろう。
→しかしパイプオルガン奏者って、どこで練習するんでしょ?
2・ ジャズオルガン道
ジャズオルガン道も険しい。
ジミー・スミス御大なんかを聞くに、右手(テーマやソロ)、左手(バッキング)、足!(ベース)というふうに作業を分担して、早い4つモノなんかを楽しそうに演奏されている。
最近ではソーライブ(soulive)という3人組がアシッド系ジャズのカッコイイ辺りをやってるが、基本的にジャズオルガン道をちゃんと踏襲しているところが心ニクい。
3. ロックオルガン道
ロックオルガン道は、ハードロック派・プログレッシブロック派・その他ロック派と、さらに分派している。
これまた一筋縄では習得が不可能だ。
さらに問題なのはフレーズ、演奏スタイルともに「カッコいい」という要素が不可欠なところだ。
4. ソウル、R&Bオルガン道
ソウル、R&Bオルガン道もまた奥が深い。
単音で入ってきて、段々指が多くなり、サビで和音を弾き、レスリーをまわしだす・・・という作法のようなバッキングがキモも楽曲が満載。
多分これとて、「譜面が読めます」じゃの「ハノンをしこたまやりました」のみでは、道を究めることは、到底不可能だろう。
ジェームズ・ブラウンのライブイヴェントでブッカー・T.&ザ・MGsが仕切っていたのが、なんとも譜面では伝えられなさそうなニュアンスに感激!
あ~、オルガン道は険しい!
上屋劇場でまたまたおもしろそうなイベントがあるそうな…
夏休み期間中…ということで高校生バンドもでるそうな…
好評のセッションもあるそうな…
必見ですね!
http://profile.ameba.jp/super-wednesday-comfort/
7月31日のイベント
http://profile.ameba.jp/super-wednesday-comfort/
上屋劇場でまたまたおもしろそうなイベントがあるそうな…
夏休み期間中…ということで高校生バンドもでるそうな…
好評のセッションもあるそうな…
必見ですね!
6月9日は”ロックの日”!
本日は”ロックの日”だそうで、神戸スタークラブに潜入
Bay City R&R Circusというイヴェントで、イナズマクラブをお目当てに馳せ参じた
ロックの定義は簡単で最小単位の大音響電気音楽・・・だと思っている
本日参加されていたメンメンはまさにロッカーでありスピリッツ満載のいいライブだった
お目当てのイナズマクラブはトリで貫禄のステージ
メッセージがノってるリリックとカッコイイ8ビートで観客を魅了していた
ロックはカッコよくないとイケません
カッコイイといえば、イナズマクラブの前に出られていたエレキテル1.3のブリティッシュテイスト・・・
と勝手に感じた・・・溢れる日本語ロックバンドもかなりキていた
ドラム&ベース+ギターボーカル・・・という潔い3ピース
まさにバンドの基本形だ
ひさしぶりのロック系・・・たまには大音響に埋もれるのもイイ・・・と感じたワタシはロック記念日
同世代への訴求力
2013.6.8の土曜日
佐野仁美くんのマンスリーワンマン企画ライブ第三弾!を観戦
奥村兄弟・ヒサ絵・佐野仁美…若手さん達の真摯な音楽活動に。くたびれた中年おっさんは
元気の素をいただく
ここのハコはちょっと懇意にしていただいていて…とは言っても出たり企画させていただいたり
は一切なく…ちょくちょく顔を出している
過去のスケジュールを見ていただければわかる方には判る…と期待するが大物さんが結構
やってくる
これはひとえにオーナーさんであるI女史の人間関係・しがらみ?の貢献が大、である
さてさて…どんなイイ企画にも目の上のタンコブのごとき問題がある
集客だ
当日の集客はまずまず
「頑張ったねぇ!」と周辺のオトナが漏らすに十分だった
しかし、しかしである
どうも(個人的見解で恐縮だが…)若いヒトが来ていない
どの年齢をして「若い」と定義するかの議論はオクとして、ぶっちゃけたハナシ、演者の
同世代の人が見当たらない
なんか年金問題の縮図みたい(笑)
帰り際にI女史と話したが、若い人達がなかなかハコに来てくれないのは、なんというかココ
だけの現象ではない
エントリーで2,000円・ドリンク別途500円…都合2,500円…という当たり前の価格構造が揺らい
でいる
・ガ○トでポテフライとドリンクバーで粘って楽しく過ごす
・回転寿司で2,000円くらい食えば気絶できる
・ス○バの高級?アレンジ系(フラ○チーノ)もTALLで500円前後で大満足!
・土曜昼にみんなでカラオケ…いろんな割引プランやクーポン使っても一人あたり1,000円代
こんなんと創造活動を比較するな!!というのはこちら側のエゴだろう
現在ライブに馳せ参じてくださっているご貴兄たちもいずれ来なくなる
そうなった時って想像するとコワい
完全に空洞化してしまってるんだろうなぁ…
「エエ音楽やってはるのになぁ…」
と思うが継続が不可能となってくると、いささか問題だ
バブってる頃、二軒目・三軒目にあぶれたサラリーマンやOLさんがフラっとライブバーに
来ていたが、我々ガキンチョは「スーツ来てこんなとこ来んなよ!」なんて軽くメンチを切って
いた記憶がある
集客が厳しい昨今、スーツでも白衣でも作業着でも振袖でもセーラー服でも作務衣でも、
なんでもいいから大歓迎ではある
アベノミクスと音楽
世間の一部は好況感を感じているらしい
素人が、あまり偉そうなことを言ってはイケないのだが・・・
ちよいと無理があるのではなかろうか?
一応これでも経済学士のはしくれのナレの果て・・・というっても借金には縁強いが返済や
貯金にはまったく縁遠い、いわば偏った経済学に身をおいている立場の人間だが
国債を日銀が買う・・・ということで市中に現金をながそうという試みが長続きしたタメシが
ない
これは
いくらでも将来にツケができる→大丈夫か?あの国は?→国債の価値が下がる→
金利が上がる→国債の利息負担が大きくなる→事実上国債の発行ができなくなる・・・
という悪い循環に陥る危険性にいつビビるか?
たぶん我々が住んでいる極東の島国根性はそれを寛容に受け入れられないのではないだ
うか?
中途半端に経済政策を実施するほど危険なゲームはなく、目の青いこわーーい強欲さん達
がいままで傍観していた”国債市場”に参戦してくることになる
これは有史以来初の出来事になりかねない極東の島国はプレーヤーとして堂々と張り合え
るのかな?
音楽でいうと・・・たいした音楽性もコンセプトもテクニックも人間力も不足しているバンドに
パッと見・パッと聴きのいいギタリストをぽーーーんと入れちゃうようで危険だ
バランスの悪さにいずれボロが出る