はじめまして。フリーバーズ、タカ中山の妻リカ中山です。このたび日々の出来事や旅の思い出などを綴らせていただくこととなりました。お暇なときにでも、お読みいただけたら幸いです。

カーテンを開けると、風は少々強いが、外は晴れていた。
朝食の準備をしていると、夫が起きてきた。
「オハヨー。天気イイね。今日、谷中で一箱古本市やってるんだよね。行ってみない?」
「イイねぇ。行こう!行こう!」
こうして、午後から、谷根千散歩へとくりだしました。
道灌山通りをてくてく歩き続けると、不忍通りにつきあたる。左折して、まず、古本屋「古書ほうろう」に立ち寄った。
すでに人だかりができていて、このイベントの人気がうかがえる。
全国からいろんな方が、段ボール一箱分の古本を持ち寄り、不忍通り沿いの本屋さんの店先などで、販売しているのだ。
「この人のところは、こういう系ね!」
「あっ、この人のところは、私好みだわ!」
と、それぞれが味のある異なる本を用意していて、実に面白い。
まるで、人様のお家にお邪魔して、本棚を覗いているような気分だ。


「古書ほうろう」を後にして、歩き始めると、古本市だけでなく、様々なイベントが催されていることに気がつく。
ワークショップやカフェでのトークショー etc…







そこへきて、根津神社のつつじ祭り。



老若男女すべての人が、いっしょに楽しめる街なんて、そうそう無いのではないでしょうか?
しかも、お金があまりかからない。
ブランドショップが立ち並んでいるわけでもないので、お父様たちもおねだりされる心配もなく、楽しめる。
せいぜい「たい焼き食べた~い」とか、「おせんべい食べた~い」ぐらいのおねだりだから、おサイフも安心。
そうこうしているうちに、この界隈で、私がもっとも大好きな本屋さん、「往来堂書店」に到着。

この本屋さんの何が好きかというと、決して広くない店内に、私の心くすぐられる本が並べられていることと、普通の本屋さんでは、あまりセレクトされないような、思いきったジャンルのコーナーがあったりすることだ。
自分が今まで出会ったことのないものに、興味をわかせてくれるのだ。
手書きのフリーペーパーも、必ずいただいて帰ります。
そして、店の方が、とても親切なのです。探している本を、告げると、在庫を探してくれて、無ければ、本のタイトル、出版会社、出版年月日、価格等を事細かに書いてくれて、それさえ見せれば、他店でもすぐわかるようにしてくれる。
ジャンルは違えど、お店をやっている私たちには、参考になることばかり。私がしつこく話すものだから、夫も最近、お気に入りになったようだ。
本日の戦利品:
谷中の絵はがき 2枚
ベーグル 2個
ジャム 1瓶
あじさい 3鉢
焼き鳥 8本
あれっ、本が無い!でも、5月2日にも、また、一箱古本市があるから大丈夫!
皆さんも行ってみてはいかがでしょうか。
一箱古本市
http://sbs.yanesen.org


フリーバーズのホームページ
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