昨日は2年生の試合があった。


私の地域は2年生までは5人制。所謂フットサルである。

この5人制は大いに意味があると思う。

大きなフィールドで11人制のサッカーは低学年では不要。

こどものサイズに合ったピッチの大きさ。

1人のこどもがボールに触れる機会が多く、皆に「シュート」をうつチャンスもある。

この年代の育成にはたいへん有効である。

この小さな中でお団子になって「プレッシャーへの対応」を覚え、

常にゴールを目指す-シュートを放つ-ことを培うのである。

現代の11人制サッカーは小さなスペースと短い時間でフィニッシュまで持っていくことは不可欠。

この育成目標達成にも合致している。


結果は敗戦。

だけど大きな育成効果が得られたと思う。

試合はPK戦までもつれた。

帰路の2年生たちの言葉、

「今度は勝ってみんなでバーベキューやお泊り会をやろうね」

「帰ったら一緒にサッカーして遊ぼうよ」

これはこどもたちの思考が「我一人」の世界から「仲間=チームの認識」へと移っていく過程ととれる。

勝っても負けてもこのような成長への変化は現われてくるのではないだろうか。


試合ではもちろん戦術や1つ1つの動き方を指示したりせず、自由にやらせた。

それはこどもたちが自分たちの意志で行動できるようにするためである。

自分たちの遊びであるサッカーを自分たちで考えて行動する。

この習慣を身に付け楽しくできることを目指しているから。


自らの意思で行うことは苦しく、厳しいことでも一生懸命できる。

来るべき日には厳しい世界が待っている。

そんな厳しさがあろうともやっていけるはず、楽しければ。


日本代表が北朝鮮に勝利!

ワールドカップ出場の切符を手に入れた。とても嬉しいことだと思う。

その勝利の感慨が醒めない翌日にワールドカップ南米予選「アルゼンチンvsブラジル」を見た。

アルゼンチンが3-1で勝ってこちらも南米予選通過が決定。

日本と同じ土俵に立つのだが...

比べてどうのこうのは好きではないが、タイでの試合直後のアルゼンチンでの試合、


何でこんなに(内容が)違うの!?

あらためて言うまでもないが

「サッカー」というものがあまりも違う。

スリリングでエキサイティングな試合だった。

視点を変えれば日本代表の試合も興奮させてくれたのだが、この興奮させてくれた原点が全然違う。

この日のブラジルは少々不出来(特にディフェンス)な感じに映ったが、それはアルゼンチンの良さによるものだったと思う。ロナウジーニョ、カカというゲームメーカーの自由を完全に奪ったソリンのディフェンス。

ラフなプレーも多いが南米では「普通」のことなのだろう。

3点ビハインドのブラジルにも感動。

最終ラインのホッキジュニオールはハーフラインを大きく超えて攻める。

もし抜かれたら間違いなく失点する。でもそんなリスクに臆することなく堂々とやってる。

果たして日本代表にこんなリスキーなことができるのか?

マスコミも悪い。リスクを冒して失敗したら監督や選手に何て言う?

バーレーン戦で日本のDF(誰だったかは失意した)が自陣深くで奪ったボールを次の攻撃の起点となるためにキープ。相手に奪われそうになった時TV司会者が「今のは確実にクリヤーですよね」って解説のセルジオ氏に同意を求めた。

セルジオ氏は無言。

当然である。折角奪ったボールをみすみす相手に渡すようなことは本来はノー!

賛同するわけないだろ!もっとサッカーを考えろ!視聴者は皆勘違いしちゃうぞ!

「クリヤー」は本当に危機的な状況だけ。

リスクを伴わなければチャンスは生まれない!


少年サッカーでも「クリヤー!」「大きく蹴れ!」「出せー!」ってよく聞こえる。

こんな環境で育っちゃうと出来なくなるよなァ。

たかだか少年のサッカー。勝った負けたより、勇気と自信をもったプレーをさせようよ。

1点取られたって、失敗したっていいじゃない。

指導者よ、目先の小さなことに囚われるな!

こどもたちよ、スケールの大きな人間になってくれ。

南米や欧州の国々と真のガチンコ勝負ができる日のために。

これって漠然としてる。

サッカーが教えてくれること=楽しさ、悔しさ、喜び、仲間、...

サッカーそのものがこどもたちにとって最高のコーチなのかも。

そんなサッカーを好きなこどもがひとりでも多くなってほしいと。

そのためのお手伝いが自分に課せられたことと。

親や大人に強いられてサッカーするのではなく、

こどもたち自らが楽しく、好きだからするサッカー。


これが前提。

で、タイトルに。

U-12年代では「個人技術・スキル」に尽きるのではないだろうか。

2年生や3年生を集めて戦術ボードに何やら書いて教えてるコーチに私は???

低学年に能書き言っても理解できるの?

そんな時間があったら「ボールに触らせなさい」。

たくさんボールに触ることでボール感覚を覚え、

様々なフェイントやターンを体験して身に付けてもらう。

これが先々どれだけ大切か。

どんな立派な戦術だって選手の技術が無ければ全くのムダ!

いろんな技の引き出しをU-12で作っておいて欲しい。

戦術は否が応でも中学・高校になれば叩き込まれるからね。


次回はここのところをもう少し掘り下げて書くことにしようかな。

要するに基本的な運動。これが昨今のこどもたちはぎこちなくしかできないようだ。

これらは幼児期に遊ぶことで自然に発達していくもののはず。

サッカー協会も言ってるが「外遊びの減少」に起因している。

だから年長~2年生くらいまではいろいろな運動をするようにしている。

周りで見てたらちっともサッカーじゃないようなことに時間を割く。

それも「遊びの要素」をフルに使って。

古豪のコーチに言われた。

「もういい加減にしてサッカーさせろ」

そして使ってた道具を物言わずに片付けられてしまった。

でもめげずに今もやってます。

鬼ごっこ、ドッジボールや障害物競走など...

私のところに来る2年生以下のこどもたちは「遊び」を謳歌しています。

と言うわけでJFA公認少年少女指導員資格(現D級コーチ)をとりに行きました。

目から鱗のような話し、「うん、うん、そのとおり」みたいに感じる講習でした。

サッカー指導であるにせよ、広義での「こどもを育む」というありがたいものでした。

サッカー協会ってすごく充実してるなと感心してしまいました。

(その時の講師の先生、今はとっても重要な職に就いておられます)

実技はちょっと辛かった。

スポーツは万能だけど、サッカーは小学生時代の体育くらいだし、歳も歳だし(爆)

うちのクラブのコーチ4人一緒に行ったから、少しは共有化できたかな。

明日からの指導が楽しみだな、って思った。

この講習は機会があったらお母さんも受けて欲しいな。

2日間だけだしこどもたちへの接し方がよーく理解できるし。

お母さんがこんな資格取ったらこどもたちは絶対に喜ぶよね。


こどもたちの練習に加わったけど初めのうちは様子をうかがっていた。

どんなことをどうやって教えてるのかな?

って見ながら雑用と休憩時間のこどもたちの遊び相手。

この期間に思ったことは

『難しいことやってるなァ。こどもたちに理解できるのか?』

で、出来ないと「どうしてわからないんだ!」「言ったことができないんだ!」

そんなこと言ったってあんたの説明じゃ俺にもわからないよ!

俺もこどもたちと同じサッカー素人だから

わからない、出来ないこどもの気持ちがよくわかる。

そしてこどもたちはサッカーしに来るというより友達と一緒に遊びたいから来てるようだ。

これはこれで良いのだが、サッカーそのものの楽しさを感じて欲しいって思った。

当然チームの成績も学年が上がるほど下がっていく

うちは楽しいサッカーを目指してるから、高学年は受験で選手が減るから...

ということだけど、サッカーを心から楽しんでいるっていう感じじゃなさそう。

指導目標も計画も何もない。

ボランティアのお父さんコーチの一人一人がそれぞれにやってる。

サッカー経験者は自分の中学・高校で受けたようなことを教えたりして。

U-12のサッカーって違うって強く感じた。


今のこどもたちって思いっきり走り回ることができずにプレステやファミコンばっかり。

「これでいいの?」

「いいわけがないでしょ」

って、人手の足りない少年サッカーチームのお手伝いを始めちゃいました。

我が子がお世話になってるからって言ったって私はサッカーは素人

まだ3年だけどいろいろなこと感じます。

そんなことをこれから少しづつ書いていこうかな。