フレデリックの誕生日には、
沢山のひとから「おめでとう」をあつめたビデオレターを贈った。


高級なホテルを予約して、
ケーキを買って。
くるくる回るろうそくの玩具に
うちに泊まる時用のパジャマとパンツをプレゼントにして・・・


これから何年も一緒に過ごす誕生日の初めての誕生日は、
本当特大てんこもりで祝ってあげたかったんだ。
そして、今までの誰よりも
一緒にいれる幸せを共有したかったの。


泣いてた。フレデリック・・・

「ありがとうぅ。こんなに幸せな誕生日は初めて。」って。

その日のSEXは本当に幸せだった。
体が溶け合うのはこういう感じ。
求めるってこういう感じ。

SEXなんて全部一緒だと思ってた。
なんだかんだいっても、やるだけやる。
お互いの性欲をぶつけ合って、
ただ欲しいから。寂しいからって・・・

欲のかたまりだなって。そう思ってた。


だから、SEXをすると絶望を感じてた。


なのに・・・幸せだって思ったんだ。


大切にワタシの頭を抱えながら、ワタシの名前を呼んで
大切にキスをされて
ゆっくりと繋がっていく。

大事に、大事に、愛してるって 言わなくてもわかる。


それくらい優しく、体って繋がるんだね。



絶望だった。
愛する行為で愛を失う事。

でも、ちゃんと愛はあった。


はじめて、SEXをする意味がわかったきがする。
実感することでしか解らない現実。


フレデリック・・・今日も大好きだよ。