先週土曜、夕方近くになって雨が止んだので
タイトルにあるリヒター展を観るために初台のWAKOへ。

ずいぶん前に川村美術館で観たリヒターは当然として、
ギャラリーのサイズに合った小品もまた良かったり。

メインはRoom1の写真の上にペイントしたもの。
これはweb上で見るのと違い、
生だとマーブル状になったペイントの盛りが面白かった。
あのサイズでいくらくらいなのか気になったけど聞けず。。

ただ、個人的に良いと思ったのはRoom2入ってすぐ左の作品。
あまりに良くて、Room2⇒1⇒2とリピートしたくらい。

また大きな会場で大きな作品も観たいもんだ!

WAKOのオフィシャルがわかりづらいので、
詳細はTABのサイトを貼っておきます。
http://www.tokyoartbeat.com/event/2010/E040
すでに10日ほど前ですが、、、
2010年、正月明け早々のMoritz Von Oswald Trioライヴへ行ってきました。

80年代初頭のノイエ・ドイチェ・ヴェレの時代から現在まで、
緻密なサウンドを武器に好きモノを虜にさせるモーリッツ。
その彼がSun ElectricのMaxと、Luomo名義で知られるSasuとのユニット、
Moritz Von Oswald Trioとして来日!

UNITでのライヴは見逃したのでわかりませんが、
この日のリキッドルームはとにかく音が良かった。
知ってる限りでは恵比寿への移転後最高だったのでは?というくらい。

こだま和文のトランペットを交えてのエクスペリメンタルな序盤、
そこからジワジワと(本当に少しずつ)音が重なりだして
開始から40分ほどの最初のピークの時がとにかく凄かった。
Luomoのパーカッションが肉感的になるのは当たり前として、
他の2人は黙々と機材に向かうたった3人でのライヴ。
それなのに尋常じゃないほどのウネリを発し、
いろんな光景を想起させるなんて凄すぎる。。。

リキッドでは初めて聴くような柔らかな低音に乗る
気持ちの良いシンセやハットの出音。
それで思い出したのが、フランソワ・ケヴォーキアンのDJを初めて体験した時のこと。
やっぱり、いいDJ、ミュージシャンはハコの持つ特性を瞬時に理解し、
可能な限り良い音で聴かせようとするものなのかな?
そこにいいエンジニアがいることも不可欠なのは当然として。。

というわけで、アルバムを聴きなおしてる。

ヴァーティカル・アセント/モーリッツ・フォン・オズワルト・トリオ

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