ある患者さんの場合、非常にきれいに治りましたが、治療には3年半ほどかかりました。

これまででもっとも重症の太田母斑です。

太田母斑はふつう片側に生じますが、この患者さんは両側の頬、目、ひたいに非常に色の濃いあざがあります。

レーザー治療後で、ここまでなるには4年かかりました。

最初の状態と比べれば雲泥の差で素顔でも外出できるようになりました。

太田母斑と同じものが肩にできることがあり、発表者の名をとって伊藤母斑とよばれています。