最近の縮毛矯正の現状
近年癖のある方でしたら1度は縮毛矯正をしたことがあるとは思いますが
美容室ではどこでも縮毛矯正はメニュー化され、
ホットペッパーなどの広告では安値が目立つようになりました。
それに伴い縮毛矯正のトラブルも増えてきています。
原因は縮毛矯正の基本的知識も知らず経験不足な技術者が
施術を行うからだと僕は思います。
ほとんどの美容室では縮毛矯正技術は講習などで教えてもらい、
お店でメニュー化しても
実際に縮毛矯正のお客様は月に数名ぐらいしか
訪れないとよく聞きますので
技術者の経験不足なのはある意味
しょうがないものだと感じます。
かといって経験不足では難しい癖のお客様には対応できず、
失敗する可能性が高くなり、
結局縮毛矯正を専門にやっている店舗に
修正を依頼するケースが増え、
デキルお店とデキナイお店の差が
より生まれていくのだと思います。
失敗しないお店とは?
縮毛矯正は癖が綺麗に伸びるかそうではないかと
結果がはっきりしている技術なので、
技術者のレベルでかなり仕上がりが違うと思います。
最低でも500人以上施術経験のある技術者に
施術してもらうのが失敗しない1番の方法だと思います。
しかし経験豊富な技術者に出会うことが少ないというのが現状です。
というのも、僕が以前働いていたお店では多い時で、
月に少なくとも70人の縮毛矯正のお客様が来店していました。
その時にアシスタントが毎日のように縮毛矯正の技術に参加していても、
完全に技術を取得するまで何年もかかりました。
それぐらい難しい技術なので、
普通の美容室ではなかなかうまい技術者が育たないものだと思います。
ですからお店選びで考慮していただきたいのは、
最低1カ月に50人以上縮毛矯正の来店があり
もし癖がもどってきたりした場合無料でお直ししてくれて、
アフターケアーまで考えてくれるサロンが良いかと思います。
当然安すぎる施術料金のお店は未熟な技術者が
施術を行っている可能性が高いので要注意です。
よくある縮毛矯正の失敗例
当店にもよく相談の電話があるのですがそのほとんどが
サロン側に原因があるトラブルが多く、
中でも代表的なものを挙げさせていただきます。
・縮毛矯正を当てたのに伸びていない。
・シャンプーしたら癖が出てきた。
・左右の当たりが違う。
・根元が折れ曲がっている。
・担当者が代わり髪がギシギシになった。
・初めて縮毛矯正当てた時は良かったが、
回数を重ねるごとに髪がギシギシ、チリチリになってしまった。
・毛先がチリチリになってしまった。
・髪が根元から断毛してしまった。
この様な状態の相談が多く寄せられます。
失敗例の対処方法
この様なトラブルにみまわれた場合、ほとんどの方が数か月~数年に渡り
悩み続ける原因になることが多いみたいです。
出来ればその様なトラブルは避けたいものですが
実際にかなりの方が経験しているものだと認識しております。
その中で比較的軽症の症状は縮毛矯正の当たりが弱く元に戻ってしまっている場合です。
この症状は上記の
・当てたのに伸びていない
・シャンプーしたら癖が出た
などですが
この場合、当たっていない部分を見極めて当て直すことになります。
この見極めができないと直すことができません。
使用する液や放置タイム、アイロン温度を注意しながら施術にかかります。
できれば施術してもらったお店に直してもった方が
料金がかからないので良いですが
縮毛矯正に慣れたお店に施術してもらった方が無難かもしれません。
左右当たりが違ったり根元に折れ曲がった毛があるなどの状態は
ほとんどの場合アイロンの操作ミスだと思われます。
その部分がチリチリいなっていなければ、
その部分だけ当てなおせば直す事ができ、回復可能な症状ですので
次回の根元を当てる時にでもいっしょに直してしまう事が
傷みの上でも良いと思うのですが、
どうしてもという方は弱いストレート液で軽く膨潤させ、
通常より少しだけ低い温度でアイロンを行い
トリートメント処理で仕上げればよいと思います。
髪質がギシギシになってしまったり、毛先がチリチリになってしまっている状態
ギシギシぐらいで見た目が普通の状態だとサロントリートメントを施術して、
ホームケアをしっかりしていただければかなり回復しますが、
チリチリになっている場合はかなり深刻なダメージになっていると思われます。
この状態だと完全に元に直すことは難しく、
美容室などでは断られるのが普通だと思います。
この様な状態では補修剤やコーティング剤を駆使しても少し良くなるぐらいしかできず、
もう1度、当て直すこともままなりません。
施術してもらったサロンでもトリートメントをしてもらうぐらいしか対処方法がないと思います。
修復方法は高分子PPTやぺリセアなどの前処理を施し、
弱い還元力のストレート液で軽く膨潤させ、
アイロン前に高濃度のキトサン誘導体・セラミド・ヒートPPTなどを塗布して、
完全に乾かした後、テンションかけずテフロンシートをかけたアイロンで低温施術します。
2液は薄めるなどして過水の%を下げ塗布し、
トリートメントで仕上げれば良く見えますが、
毛先部分はメンテナンスカットした方が良いと思われます。
せっかく修復してもホームケアが出来ていなければまた元の状態に戻ってきますので
その後もサロンでトリートメントを最低1カ月に1~2回施術することと、
ホームケアでは洗浄力の弱いアミノ酸シャンプーとトリートメントを使用する事をお勧めします。
だいたいチリチリになっている箇所がある場合
癖の戻っている所と傷んでいる所の混合になっている可能性が高く
施術にはかなり熟練した者でないと反対にひどくなる可能性が高いので、
慣れた技術者にお願いすることをお勧めします。
髪の毛が断毛してしまった場合はもうどうしようもないのであきらめるしかないのですが
根元までストレート液を付着させてしまい断毛してしまったというケースは
縮毛矯正が出はじめたころ、全くの施術経験がない者が
縮毛矯正を当てる時誤って根元まで液をつけてしまい、
すぐに流すなどの処置を取らずそのまま作業をしてしまい
断毛に至ると思われます。
技術者の注意不足と怠慢で起こるトラブルなので
技術うんぬんではないと思います。
最近この様なトラブルはあまり聞かなくなりましたが、
低料金で経験不足なスタッフがいるサロンでは
まだあり得ると思いますので注意して下さい。