去年読んでとても考えさせられた本に、"5 Love Languages"という本がありました。

今回の旅でも本の内容がよくよみがえってくるので、ちょっとそれについて書いてみたいと思います。

本の核心にあるメッセージは、「愛情を伝える方法は、大きく分けて5つある」。
人にはそれぞれ自分にもっともあった表現が1つか2つあって、その方法で愛情を与えられないと、満たされない。

夫婦間や親子間で、表現方法のすれ違いがあると、関係がぎくしゃくしてくることが多い。逆に、お互いの表現方法をわかりあうことによって、破綻しそうな結婚生活でも持ち直すことがある、と著者はたくさんの例を挙げて説明しています。

最初は子育てに関係する本として薦められたので読んだのだけど、むしろ夫婦の関係についてたくさん考えさせられました。そして、いろんな面で改善に結びついたと思う!

で、肝心の5つの表現方法だけど、以下の通りです。

1)肯定的な言葉(Words of Affirmation)
"I love you"とかだけじゃなくて、服や行動をほめたり、励ましたり、ねぎらったり、お礼を言ったり、とにかくきちんと口に出して、前向きな言葉で肯定してもらいたいタイプ。相手が口下手な人なら難しいですね(^_^;) 

2)一緒の時間を過ごす(Quality Time)
二人で一緒に何かしたいタイプ。音楽を聴いたり、映画を見たり、ただしゃべったり、散歩したり。。。共通の時間を分かち合いたい人。エドは間違いなくこのタイプです。

3)プレゼント(Receiving Gift)
高価なものじゃなくても、なにか「物」を愛情の形としてもらいたいタイプ。

4) 奉仕の行動(Acts of Service)
口にこそ出さないかもしれないけど、相手の喜びそうなことを「してあげる」タイプ。家を掃除したり、頼まれなくても食器を洗っておいてあげたり、食事を作っておいてあげたり。

5)身体的な触れ合い(Physical Touch)
ハグとかキスとかはもちろん、ただ手をつないだり、頭をなでたり、腕をくんだり、そういうスキンシップが好きなタイプ。

「自分はこれだ!」っていうの、ありましたか?

もちろん環境にも左右されるし、愛情を表現されるとどんな形でも嬉しいことは嬉しいし、「これ!」って見極めるのは難しかったりするのだけど、でも、身近な人との関係に不満がある場合は、この表現方法のコミュニケーションがうまくいってないことも多いのだとか。

友人の例を挙げると、彼女は「奉仕」の人で、ご主人のためにせっせと色々やっているのだけど、あんまり反応がない。「言葉」では褒めてくれるけど、彼女は「褒めてるヒマがあったらあなたももっと色々やってよ」と「奉仕」を相手にも求めているから、不満がつのる。
かたやご主人は「肯定的な言葉」の人で、たまになにか手伝うと、「トイレ洗っといたよー!」とすごく褒めて欲しがる(笑)で、彼女の反応が薄いと、何度も言って感謝の言葉を求める。。。と、これも気持ちのすれ違い。

子どもに関しては、ある程度大きくならないと「自分の愛情表現」がはっきりしないらしいのだけど、それでもマルソーとエミルを見ていると、やっぱり全然違う!と感じます。
マルソーは、ハグやキスが大好きな甘えん坊さん。そして、「一緒にいてー」「一緒に遊んでー」と、「何かをしながら」ではなく、彼のみに注意を払って一緒に時間を過ごすことをすごく求めてきます。(これ、実は私ものすごく苦手なので、この面で上達できるよう日々奮闘中です)

"5 Love Languages for Kids"という子どもとの関係に特化した本もあって、それも読んだけれど、いろんな例を読んでいると、やっぱり子どもによって全然違うんだなーって気づかされました。

お互いに、それぞれ自分なりの愛情を与えているのに、それが相手の求める表現方法ではないばっかりに、お互い満たされない。。。っていう状況、悲しいですよね。でも、よくあるみたいで。
エドや子どもとの関係をもっともっとよくしていくためにも、彼らの愛情表現にもっと気を配っていきたいです。


このことを考えていて気づいたんだけど、子どもって、5つの愛情表現を全部親にぶつけてくるのね!
1)「おかーさん、だいすきー」って言ってくれて、
2)一緒に遊びたがって、
3)お花とか摘んでくれて、
4)お手伝いしたがって、
5)ハグしたり手をつないだりしてくれる。

全身で、あらゆる手段を講じて愛情を表してくれてるんだー!って気づくと、ちょっと感動しちゃいました。彼らの気持ちにもっと応えてあげられるようになりたいです!