26日(土)はアレクサンドル・ラザレフさんと群響の素晴らしいグラズノフとプロコフィエフを聴きましたが、せっかく高崎に行ったので、観光もしてきました。

 

この観光については紆余曲折が。当初は27日(日)の東京バレエ団の記事にも書いたように、日曜に観光する予定でしたが、勅使川原三郎さんの新作の公演がある、ということで、日曜の観光は諦めました。

 

ならばと、土曜の日中に観光しようと思いましたが、有力な観光地が点在しているので、朝一番で高崎に向かわないと難しいようです。一番大切なのはラザレフ/群響のコンサートを集中して聴くこと。睡眠時間の足りないまま観光を頑張って、コンサートでうとうとしては本末転倒です。

 

であれば、前日の金曜に高崎に移動して一泊するのが一番無難と判断。ということで、金曜に高崎入りしました。

 

 

 

 

(写真)高崎駅に到着。私、高崎駅構内のピアノと音符のモニュメント、大好きです。ハロウィーンの飾りもありました。

 

 

 

(写真)まずは高崎で評判のお蕎麦屋さんに行きました。舞茸天ぷら盛り合わせ、ポテトサラダ、大盃(高崎の地酒)。

 

 

(写真)鴨汁そば。この日は少し肌寒かったので、温かいお蕎麦も考えましたが、冷酒をいただくと、やはり冷たいお蕎麦の方がしっくり来ます。

 

 

美味しいお蕎麦と地酒の後は、バーに繰り出しました。

 

 

(写真)ジントニック。夏の旅行の出発前にもジントニックを楽しんだ、ちょい記事をアップしましたが、私は徹頭徹尾、ジントニックが好きなんです。苦楽を共にした「相棒」以外の言葉が思いつきません。

 

 

(写真)マティーニ。非常にドライなマティーニでしたが、美味い!私はストレートのジンもイングリッシュ・パブに行った時などたまに飲んでいますが、ちょっとでもドライ・ベルモットが入ると、ストレートのジンではなく、マティーニに変身するのは本当に不思議。

 

星の数ほどあるバーが創意工夫を凝らして、独自のマティーニを供するのは本当に素晴らしい。それぞれの個性のあるマティーニを楽しむのは、マティーニの大ファンとしての醍醐味です。

 

 

 

翌26日(土)は朝から高崎の周辺の観光地を周ります。

 

 

まずは榛名山。榛名富士山に登りました。

 

 

 

 

(写真)ロープウェイで榛名富士山に登ります。山頂からの眺めが素晴らしい!奥の平地は高崎市内です。

 

 

(写真)お天気が良くて、富士山も綺麗に見えました!

 

 

 

続いて榛名湖。竹久夢二のアトリエもありました。

 

 

 

 

 

 

(写真)榛名湖。湖畔からの周りの山々の景色が素晴らしい。

 

 

(写真)竹久夢二のアトリエ。雰囲気ありました。

 

榛名湖にはアーティストを惹き付ける、何かがあるようです。以前にヘルマン・ヘッセが晩年を過ごしたスイスのモンタニョーラに行ったことがありましたが、ここ榛名湖は、ルガーノ湖と周りのほどよい高さの山々に雰囲気が似ているような気もします。

 

 

 

続いて榛名神社。長い坂や階段を登って本殿を目指します。

 

 

 

 

 

 

(写真)本殿に辿り着くまでに、本当に数多くの見どころがあって、非常に充実した素晴らしい神社です。

 

 

 

 

 

(写真)途中、鞍掛岩という名所がありますが、周囲の紅葉が得も言えぬほど美しい。

 

 

 

(写真)ほてい様とえびす様も迎えてくれます。ほてい様のお腹はみんなが触るので色が変わっています。イギリスのシェイクスピアの生地ストラトフォード・アポン・エイボンにあった、ファルスタッフ像と同じ状態だったので笑ってしまいました(笑)。

 

 

 

 

(写真)いよいよ本殿に到着。後ろの大きな岩がご本尊だそうです。スピリチュアル・スポットとしても非常に人気があるようです。とても雰囲気がありました。

 

 

 

続いて少林山達磨寺。ダルマで有名なお寺です。何と、ダルマ博物館までありました!

 

 

 

 

(写真)この長~い階段を登ります。観光の際に、こういう場所で時間を取られないために、日頃から体を鍛えているのです。

 

 

 

(写真)途中には幸福の鐘や見事な石の庭と緋鯉が綺麗な池がありました。

 

 

 

 

(写真)お寺に到着。見事なまでにダルマ尽くし!(笑) 記念撮影用のダルマのそばには、ダルマ博物館があり、日本各地のダルマや、ダルマになる前の人物?の掛け軸などがありました。サントリーオールドの展示があったのか、確認しなかったのがこの旅の唯一の心残り…。

 

 

 

最後は高崎白衣観音。

 

 

 

 

(写真)高崎白衣観音。女性の観音さまです。とても大きく、慈しみの雰囲気を感じました。

 

 

 

前泊したおかげで、日中は盛り沢山の観光を楽しむことができました!そして休憩を十分に取った後に、ラザレフ/群響のコンサートを心ゆくまで楽しんだのでした。

 

(参考)2019.10.26 アレクサンドル・ラザレフ/群馬交響楽団のグラズノフ&プロコフィエフ@高崎

https://ameblo.jp/franz2013/entry-12539639680.html

 

 

 

そして終演後、帰りの列車の中での夕食のお弁当はこちらで決まり。最後まで楽しい高崎滞在となりました!

 

 

 

(写真)登利平の上州御用鳥めし松弁当とエビスビール。私は大のエビスビール好きですが、コンサートのプログラムとの色のコンビネーションが抜群でいい感じ。鳥めし弁当は昨年もいただきましたが、堪えられない美味さ!