パーヴォ・ヤルヴィさん指揮、ゴーティエ・カプソンさんのチェロ、ニューヨーク・フィルによる素晴らしい演奏!感動的な演奏の余韻のもと、この日は今回の旅行の最終日だったので、少ししっかりしたランチを取ることにしました。

 

考えてみれば、今回の旅は、ミュージカルにジャズクラブにオペラにコンサートにとイベントが多く、食事の時間があまり取れず、少しリッチな食事は朝のパンケーキが中心(笑)。今日はこの後、夜にミュージカルを観に行くだけだったので、ゆっくりランチを楽しむことができます。

 

どこに食べに行こうかな?といろいろ検討しましたが、東京でもたまにお世話になっていることもあり、前から行きたかったユニオン・スクエア・カフェにしました。ザガットのトップグループの常連。ニューヨーカーに非常に人気のあるレストランです。

 

 

 

(写真)ユニオン・スクエア・カフェ。朝に散歩してあのモフモフの(笑)大きなリスを見かけた、ユニオン・スクエアのすぐそばにあります。

 

 

入ってみると、とても雰囲気のある空間!洗練された雰囲気と気さくな居心地の良さが同居した、とても魅力的な場所でした。サービスの方の接客も非常にフレンドリー。お値段もそんなに高価ではなく。こりゃ人気が出るはずですね。

 

 

 

(写真)アペリティフでいただいたジントニック。今回のNY旅行ではジャズを聴きながらマンハッタンをいただく機会が多かったので、ここはニューヨーク・フィルの演奏のように、きらびやかなジントニックを。この透明なジンとライムの緑のコントラストが大好きなんですよね。しかし、お昼からいただくジントニック、堪りませんね!

 

 

(写真)名物ということで料理はUSCバーガーに。とても食べ応えがあって美味しい!

 

 

近くのお客さんとバーのサービスの方との会話が聞こえてきましたが、どうやらニューヨーク大学の卒業生のよう。大学が近いので、在学中からユニオン・スクエア・カフェに通って、就職してからもたまに食べに来ている、そんな感じのやりとりでした。

 

大学生の頃からユニオン・スクエア・カフェに出入りするなんて、おしゃれですね!試験やイベントの打ち上げで仲間と飲みに来たり、彼女とのデートでもきっと何度も利用したんでしょう。こうして洗練されたニューヨーカーが出来上がっていく。その過程を垣間見た気がしました。

 

 

 

(写真)デザートでいただいたバナナ・タルト。セットで付いてきたワインは、何とソーテルヌを代表する貴腐ワイン、シャトー・リューセックのセカンド!バナナ・タルトと完璧な調和!

 

「奇遇にもリューセックのファーストの1989年を持っているんですよ~」と話したら、バーのお兄さんに”Great !!”と非常に驚かれました。シャトー・リューセック1989、いつか今回のニューヨーク旅行のユニオン・スクエア・カフェの思い出として開ける日がとても楽しみです。って、考えてみたら、もう30年もののソーテルヌになるんですね。熟成してかなり褐色になってきているので、ぼちぼち開ける機会を考えましょう。

 

 

 

 

(写真)そして、食後に再びユニオン・スクエアを散歩。グリーン・マーケットは引き続き、多くの人で賑わっていました。

 

 

 

(写真)何と部屋のインテリア用に芝生?を売っていました!しかも掟破りの猫とのコラボ!さらには1匹だけウサギ(右上)を混ぜるお茶目さ!(笑)