デュトワさんの素晴らしい「ペレアスとメリザンド」を聴くことができましたが、感動の余韻により浸るべく、帰り道にレストランでワインを飲んできました。
繊細な音楽、細く長い余韻のイメージから連想して、マルゴーのセカンドワインを選んでみました。ヴィンテージは1999年と今年でちょうど15年、そろそろ飲み頃を迎えているはずのワインです。
さっそく開けて試してみると、イメージ通り、きめ細かいタンニンが感じられ、繊細で大変上品な印象。香りにはヴァニラの香りも感じられ、マルゴーの雰囲気を体感することができます。そこそこ熟成していて今十分に美味しく飲めますが、おそらくあと5年くらいは大丈夫そうです。
「ペレアスとメリザンド」は繊細な音楽というイメージの一方で、象徴的で捉えどころのない、そんな印象も持つオペラだと思います。そういう点からすると、他の怪しい魅力のワインの方が合ったのかも知れませんが、この日のデュトワさんの指揮による、非常に繊細な演奏の後に開けるワインとしては、マルゴーのセカンドは良かったのではないかと思いました。
素晴らしい演奏だったオケと歌手のみなさま、それを極めて繊細な世界にまとめ上げたデュトワさんの卓抜な指揮、そして何と言っても唯一無二と言ってもいいような大変ユニークで魅惑的な曲を書いたビュッシーに敬意を表しつつ、杯を重ねました。
ところで今日はクリスマスでしたね。Merry Christmas !! みなさまに幸あることを祈っています!
繊細な音楽、細く長い余韻のイメージから連想して、マルゴーのセカンドワインを選んでみました。ヴィンテージは1999年と今年でちょうど15年、そろそろ飲み頃を迎えているはずのワインです。
さっそく開けて試してみると、イメージ通り、きめ細かいタンニンが感じられ、繊細で大変上品な印象。香りにはヴァニラの香りも感じられ、マルゴーの雰囲気を体感することができます。そこそこ熟成していて今十分に美味しく飲めますが、おそらくあと5年くらいは大丈夫そうです。
「ペレアスとメリザンド」は繊細な音楽というイメージの一方で、象徴的で捉えどころのない、そんな印象も持つオペラだと思います。そういう点からすると、他の怪しい魅力のワインの方が合ったのかも知れませんが、この日のデュトワさんの指揮による、非常に繊細な演奏の後に開けるワインとしては、マルゴーのセカンドは良かったのではないかと思いました。
素晴らしい演奏だったオケと歌手のみなさま、それを極めて繊細な世界にまとめ上げたデュトワさんの卓抜な指揮、そして何と言っても唯一無二と言ってもいいような大変ユニークで魅惑的な曲を書いたビュッシーに敬意を表しつつ、杯を重ねました。
ところで今日はクリスマスでしたね。Merry Christmas !! みなさまに幸あることを祈っています!