今日は以前からいつか行ってみたいと思っていたサン・マリノを訪ねました。サン・マリノ共和国は人口27,000人、イタリアの中に位置する世界で5番目に小さい、でも世界で最も古い共和国です。歴史地区とティターノ山が世界遺産となっています。

 ボローニャから電車で1時間半のリミニまで行き、そこから1時間バスに揺られてサン・マリノに到着です。



(写真)サン・マリノは坂道の連続。とても雰囲気のある石畳の路地が続く。大変きれいなまちだ。


(写真)サン・マリノは3つの塔が有名。こちらはロッカ・グアイタ。


(写真)塔からは素晴らしい景色が広がる。


(写真)チェスタの塔から見たロッカ・グアイタ。


(写真)めっちゃ雰囲気のある石橋。でも確か1時間前に自分がここを通ったような?…!


 3つの塔を周った後は、観光案内所を見つけて、入国記念ビザのスタンプを押していただきました。5Euroかかりますが、綺麗な印紙を貼っていただけるので、旅の良い記念になります。


 しばらくブラブラ歩いていると、切手のお店を発見!切手はサン・マリノの大切な財源の一つとのこと、寄ってみました。いろいろな切手が陳列されていましたが、何とヴェルディとワーグナーのそれぞれの生誕200周年の記念切手もありました!切手の絵柄はそれぞれオペラの舞台。小さくてよく分かりませんが、ヴェルディはアイーダの第2幕凱旋の場、ワーグナーはワルキューレの第2幕、ジークムントとフンディングの戦いの場にヴォータンが現れたところと思われます(あるいはラインの黄金かも?)。

 記念切手になるくらいなので、ヴェルディとワーグナーの記念年がこちらで大切にされていたことを改めて体感できます。ただ、お値段がちょっと高かったので我慢して…、サン・マリノの切手セットの基本形のシートを6Euroで購入しました。


(写真)サン・マリノの切手シートの基本形(多分)。素敵な図柄で記念になります。
※購入した切手シートを撮影


 その他、国立博物館、サン・フランチェスコ教会の絵画展など、サン・マリノを概ね観光して周ったところ、サン・マリノのワインのプロモーションのポスターを発見。そうだ!せっかくなので、サン・マリノのワインを試してみたい!と思い、酒屋さんへ。確かにあることはありますが、750mlのボトルのみ。この後も観光があるのでフルボトルはさすがに重い…。と、あっちこっち探して、3軒目の酒屋さんでようやく小瓶を発見。持ち帰ってホテルで飲みましたが、とても美味しかったです。なお、酒屋のお姉さんによるとサン・マリノのビールもあるとのこと。気候の良いシーズンに行くことがあったら、試してみたい。


(写真)サン・マリノのワイン。素晴らしい景色を背景にいいちこ風に。0.99Euroの値札がまぶしい。


 サン・マリノは大変魅力的なまちでした。塔からの素晴らしい景色はもちろんのこと、まちの至るところが絵になり、小物のラインナップが充実しているお店が多いので、1日かけてゆっくり周ってみるのもお勧めです。