フェッラーラとモデナを周って、ボローニャに戻ったのは16:30頃。残りの時間でボローニャのまちを見て回りました。



(写真)ボローニャの中心マッジョーレ広場のシンボル、海神ネプチューンの噴水。柵で囲われているのは、ニューイヤーの盛り上がりで噴水に入ったり、像に登ったりを防止するため?


(写真)ボローニャ名物ポルティコ(柱廊)。装飾の凝ったものや綺麗にライトアップされているものがあり、夜のそぞろ歩きが本当に楽しく、まちは多くの人で賑わっていました。


(写真)サント・ステーファノの教会群。中に入ると11~13世紀に建てられた教会がいくつも連なっていて、まるで教会のテーマパークのようでした。


(写真)ボローニャの斜塔。白の電飾がアシネッリの塔で左がガリセンダの塔。アシネッリの塔の498段の階段を登ると、赤レンガ色のボローニャの風景を楽しめるそうです。


 日もすっかり暮れたので、地元で人気があるというレストランに。朝から何も食べずに観光して回ったのでお腹はペコペコ、しっかりいただくことにしました。



(写真)Prosciutto e Melone/メロンはこっそり隠れています。ワインはスプマンテを頼んだところ白ワインが…。恐る恐る「スプマンテをお願いしたのですが…」とサービスのおじさんに尋ねたら、隣のテーブルの空いているグラスに注いで「ホラッ!」と。確かに泡が出ています!おじさんは「どうだ、ビックリしただろう!」と笑顔で得意げな様子。これはピニョレットという微発泡の白だそうで、甘い口当たりで旨味がたっぷり、本当に美味しいワインで今回の旅で一番の発見でした。おじさんの茶目っ気たっぷりのサービスもいい味出していました。


(写真)Tagliatelle alla Bolognese/ボローニャでお約束の一品。タリアテッレが長くて長くて、どんだけフォークで巻いても切らないと一口では収まりません。「チーズはたっぷりかけた方が美味しいよ~」とおじさん鼻歌を歌いながら(笑)パルミジャーノを沢山かけて。大変美味しかったです。


(写真)Cotoletta alla Bolognese con Contorno/今回の旅で最も感動した一皿。カツレツと生ハムとパルミジャーノとコントルノ(ポテトとほうれん草)の協演。


(写真)Panna Cotta con Mousse di Frutta/これ以上、何も要りません。ボキャ貧と言われようが、美味しいの一言。



 これだけいただいても、お会計は大変良心的。さすがはボローニャで、「美食の都」や「食通の都」と言われるのも頷けます。素晴らしくそして楽しい食事で、2014年、幸先の良いスタートを切ることができました。