ザルツブルクは街自体とても魅力的だが、周辺のザルツカンマーグート(「塩の宝庫」の意。山と湖のエリア。)にも素晴らしいまちがいくつもある。今日はその1つ、グムンデンに行ってみた。グムンデン焼きで有名なまちだ。
 ザルツブルクからウィーン方面のAttnang-Puchheimに行き、鉄道を乗り換えて、グムンデンまで約1時間半の旅。グムンデンの駅で降りると、目の前に路面電車が。これはヨーロッパの一般的な路面電車よりも幅が狭く、イスが独特な配置で面白かったです。

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                 (写真)細長い路面電車

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        (写真)グムンデン陶器工場の案内。ツボが何とも可愛い。

 さっそく路面電車で2駅目のグムンデン陶器工場へ。工場に入ると、入口に大きなカップが鎮座していたり、2級品の直売所では本当に沢山の陶器が売られていたり(2級品でも十分使えます、というより1級品との違いは私のようなシロウトには分かりません)、トイレの男女のサインも陶器製だったり、とても楽しい。残念ながら工場がお休みの日で工場見学はできませんでしたが、10分ぐらいのビデオで陶器が作られる様子を見ることができました。

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               (写真)大きなカップがお出迎え

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               (写真)トイレのサインも陶器製

 お土産のカップを購入して陶器工場は終了、トラウン湖を目指し歩きます。湖畔は避暑地という感じで多くの人がゆっくりのんびりしていて、とても雰囲気の良いところでした。

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          (写真)綺麗なトラウン湖。正面にオルト城が見える。

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              (写真)湖岸の並木道エスプラナーデ

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         (写真)市庁舎。陶製のグロッケンシュピールが印象的。

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   (写真)エスプラナーデを走る汽車の形をした車もグムンデン焼きの模様


 ザルツカンマーグートには、他にもオペレッタ「白馬亭にて」の舞台のザンクト・ヴォルフガング(ヴォルフガング湖)やマーラーが交響曲第3番ニ短調を作曲したシュタインバッハ(アッター湖)など、綺麗な湖の湖畔に魅力的なまちがいろいろあり、本当にお勧めです。