今日も夕方から観劇ですが、18:00スタートなので少し余裕あり。ということで、博物館系を見るのに時間がかかりそうなニュルンベルクに行くことにした。ここもバイロイトから電車で1時間ちょっと。ニュルンベルクのマイスタージンガーの舞台としてお馴染みのまちだ。

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             (写真)聖ローレンツ教会。とにかく立派。

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   (写真)フラウエン教会。カール4世と7人の選帝侯の仕掛け時計も愉しい。

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     (写真)駅前の職人広場。職人が作ったいろいろなものを売っている。

 ここでお昼に聖ローレンツ教会でオルガンコンサートがあることを発見!こういう予定外の嬉しい発見もヨーロッパ旅行の醍醐味の一つ。曲目はTheodore DuboisにLouis VierneにCharles-Marie Widor。ヴィドール以外は初耳でしたが、みなロマンティックな曲で、聖ローレンツ教会の重厚なオルガンの音色を堪能できました。

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               (写真)オルガンコンサートの告知

 ニュルンベルクと言えば、ソーセージも有名。お約束でブラートヴルストホイスレという専門店で楽しむ。本数は3本、6本、9本、10本、12本から選べるが迷わず10本を選択。バイロイト音楽祭にかかるワーグナーの作品の数だ。地元のビール、レデラーとトゥーハー(2杯目)をお供に。もともと好きなソーセージですが、本場で食べるとやはりひと際美味しく感じます。

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              (写真)ニュルンベルガーソーセージ

 時間も限られていたので、博物館系は3つ。ニュルンベルク生まれの版画家アルブレヒト・デューラーが人生の後半に住んでいた家がデューラーの家として残されています。木版画は弟子に任せることもあったが銅版画は全部自分で彫ったことや色の画材としてサンゴなど様々な珍しいものを収集していたことなど、デューラーの奥さんによる楽しい解説(オーディオガイド)がありました。おもちゃ博物館は本当に多くのおもちゃの展示がありましたが、中には竜を退治するジークフリートの人形などもあり、ドイツでジークフリートの物語が子供レベルで根付いていることを改めて実感しました。最後に行ったDB博物館(交通博物館)では何と言ってもルードヴィヒⅡの車両が素晴らしかったです。豪華ですが品が良く、車両内に天井画まであります。

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                   (写真)デューラーの家

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                   (写真)おもちゃ博物館

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               (写真)DB博物館(交通博物館)

 ニュルンベルクは見どころが多いですが、それ以外のちょっとした通りなども含めとても雰囲気のあるまちで大好きになりました。いつか歌劇場でマイスタージンガーを観たり、有名なクリスマスマーケットに来てみたいと思いました。