今日も夕方から観劇の予定。時間は限られるがせっかくなので、バイロイトから電車で1時間ちょっとのバンベルクに行くことにした。バンベルクと言えば度々来日して素晴らしい演奏を聴かせてくれるバンベルク交響楽団が有名。旧市街は世界遺産のまちだ。

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                   (写真)立派な大聖堂

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               (写真)とても趣のある旧市庁舎

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        (写真)旧市庁舎とレグニッツ川周辺は雰囲気のあるエリア

 バンベルクはラオホビーアという煙で燻した麦芽で作った黒ビール(のような)が特産とのこと。せっかくバンベルクに来たからには飲まなきゃ!でも、後で観劇があるから眠くならないように少しだけ試したい、ということで、シュレンケルラというお店に入り、’Ein kleines Bier bitte !’と頼んだところ、出てきたのが下の写真。

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                  (写真)ラオホビーア

これ、どう見ても600mlぐらいあるんですけど…。適当ドイツ語で失敗したか、はたまた小さなビールがなかったか。ええい、それなら!ということで、ギネスより甘い風味で香り高いビール、とても美味しく全部いただいちゃいました。それにしても、お店に入ったのは10:30ぐらいなのに、何人かのおじさんたちが同じラオホビーアの大きなグラスを大事に抱えてのんびりしている。何をしている方々なんだろう?とてもいい味出していました(笑)。

 バンベルクはE.T.A.ホフマンが劇場監督として活躍したまちでもあり、ホフマンが住んでいた家が記念館になっていました。クラシック・ファンにはオッフェンバックのホフマン物語で馴染みのある作家ですが、今年が没後50年となるヒンデミットのカルディヤックの台本もホフマンの小説から取られているようです。

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                  (写真)ホフマン記念館

 とても雰囲気のあるまちなので、まだまだ滞在したいところですが、観劇があるのでこの辺りで切り上げ、バイロイトに戻ります。今度来る機会があったら夜までゆっくりして、ぜひバンベルク交響楽団でベートーベンかブラームスを聴いてみたい。オケを聴いた後は、もちろんラオホビーアをゆっくり沢山楽しんで。