母に、こんな電話が入ったそうです。
「イオンモール大阪ドーム店の化粧品売り場の○○と申します。
今お客様のお名前のJCBのクレジットカードを使用された方がいらっ
しゃいまして、不審な点があったので本人確認をおこなっていたとこ
ろ、姿が見えなくなったのでお電話させていただきました。」
母はそんな所に行った事もないですし、
そもそもJCBのクレジットカードなど持っていません。
すると、
「では、偽造カードかもしれません。
すぐに全国銀行組合に連絡された方がいいですよ。
お電話番号をお知らせします。」
そして、母は教えられた番号に電話をしてしまいます・・・
電話にでた男性が、
名前・住所・電話番号・銀行口座などをスラスラと言い、
「キャッシュカードはお手元にありますか?」
「紛失されたりしていませんか?」
と聞いてきたので、
「手元にあります。」
と答えたようです。
「では、不正使用されたので、
そのキャッシュカードは今から使用できなくします。
ご本人さん確認をさせていただきたいので、
今から担当者がご自宅まで伺います。
そしてしばらくすると、
「○○警察の生活安全課○○です。
カードの不正使用があったと連絡を受けました。
キャッシュカードの紛失も無いとのことでしたので、
何か今後同じような様な事件がありましたらご連絡させていただきま
す。」
といった電話が入ったそうです。
じつはその後私は母の家に行ってその話を聞いたのですが、
母が私に言ったのが、
「なんかクレジットカードが勝手に作られて使われかけたけど、
未遂に終わったみたい。
今から○○銀行の人が本人確認をしに来るって言ってた。」
本人確認?
クレジットカードを勝手に作られた?
と疑問に思ったのですが、
本人確認をしたらすぐに帰るだろうと思い、
私も帰宅しました。
ところが翌日・・・
母に前日の話しを詳しく聞いて一番驚いたのが、
『自宅に入れた』
「えっ!なんで自宅に入れたの?」
と聞くと、
「書類に記入してもらいたいものがあるからって言われて。」
「それで、何書かされたん?」
「名前とキャッシュカードの暗証番号。」
・・・・
「キャッシュカードは?」
「その封筒に入ってる。
1週間後に銀行から新しいキャッシュカードが届くから、
その封筒を配達の人に渡してください。
これは犯罪の証拠品になりますから絶対開けないでください。
って言われたから、その封筒に入ってる。」
「なんで暗証番号教えるん!!!!!!!」
封筒を開けると、
キャッシュカードとは違うカードが入っていました。
速攻で警察に連絡。
銀行の緊急連絡先に連絡。
しかしすでに遅し・・・・
家を出たその足で、近くのコンビニで出金されていました。
いや~巧みな手口
今回母が信用してしまったポイントが
※警察から連絡が入った。
※住所も名前も銀行口座の番号を知っていた。
※キャッシュカード手元にあった。
母が警察(本物)の方に説明をしている話を聞いていると、
不信感を感じる要素が満載
私に話した内容とちゃうやん
私も、??っと思ったときに、
ちゃんと対応していればと悔やまれます。
この手口、今流行ってるようなので、
皆さんもお気を付けください。