前回の更新では、自然や生命の誕生には
秩序があって、秩序の根底にある知性を、
「神」と呼ぶ、と説明しました。
さて、そう言われた人間の反応とは大雑把に、
以下の3通りに分かれます。
(1) そんな奴いるはずがないと、関心を持たない。
(2) きっとそうなんだろうと思うけど、特に関心は持たない。
(3) そうならば、その知性とコンタクトをとってみたい。
宗教とは、上記の(3)に該当した人たちが集まってできた集団です。
そして祈りとは、その知性の主と、
どうにかしてコンタクトを取りたいと、試みる行為を言います。
日本語で注釈なく「祈り」と言った場合、
願い事を意味することが多いですが、
祈りの意味を宗教の原点に返って説明すると、
見えないけど、誰かいるなら、
声をかけてみようと思う、とゆーことなんですね。
神とは何か
宗教とは何か
祈りとは何か
について、2回にわたってお送りしましたとさ。
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