・`ω・) 役に立たない!カトリックまめ知識 & 雑学のblog

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カトリック信徒以外の方々が、カトリックに対する素朴な疑問を解消することを目的として雑学やマメ知識を公開しています。たまにカトリックに無関係なことも書きます。

客観的にキリスト教は、
なんとなく西洋っぽいイメージが
あるかもしれません。

それもそのはず、
キリスト教最大の宗派である
カトリックの本部は、
イタリアの首都であるローマにありますから。

そんな現代からは想像しにくいですが、
キリスト教はかつてローマ帝国から、
禁教とされていました。

でもなんで、当時のキリスト教は、
ローマ帝国から禁じられたのでしょう?

この疑問への答えは、
前提を整えなければ進めにくい話なので、
まずは前提をお話します。

さて、今の世の中には、
様々な宗教があるのが当たり前ですから、
宗教が違うとの理由で敵視したり、
排除しようとしたりする人は、
まさか居ないと思います。
少なくとも、このblogを
ご覧になってくださっている方々の中には。

しかしこの考え方は近代的なもので、
かつてはそうではありませんでした。

つまり、かつては、宗教が違うことが、
ケンカが始まる理由として成立しました。

そして、
国王や国家が推奨する宗教以外の
宗教を信仰する者は、
国家に反逆する者でした。

よって、キリスト教が禁教とされた
理由というものは特になく、
多様性という概念がなかった時代ならではの
結果と言えるわけですね。

最後に、標題の文言を検索して
このblogにたどり着いた人、
世界史のテストの参考になるお答えに
ならない内容でごめんね。