・`ω・) 役に立たない!カトリックまめ知識 & 雑学のblog

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カトリック信徒以外の方々が、カトリックに対する素朴な疑問を解消することを目的として雑学やマメ知識を公開しています。たまにカトリックに無関係なことも書きます。

2024年の夏、
一躍時の人となった人物といえば、
某県知事。

そして同知事が時の人となった理由は、
役所職員への、パワハラ。
パワハラと言えばいまどきっぽく
聞こえますけど、要するにイジメです。

ところが、
知事の学生時代を知る人は、
彼のことを、イジメ加害者とは真逆の、
「気配りのできる人」
と記憶しているんだそうです。

この、イジメ加害者としての面と、
気配りのできる人としての面。
矛盾しているようでいて、
実は説明がつきます。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、
今日は、その矛盾が
いかにして発生したかを説明します。

まず、日本で生まれ育った人は誰でも、
学生時代から、学業成績が近い者同士で、
グループ分けされます。

よって、
国立大学に進学する人の周囲は、
国立大学に進学するような人ばかりです。

そして、国立大学を卒業して、
官僚になった人の周囲は、
国立大学出身の官僚ばかりです。

つまり、当該知事もそんな人で、
本人の学業成績の良さゆえ、
学業成績の良い者しか
いない環境で生まれ育ち、
中年期に知事に就任したことで初めて、
役所に勤める「一般層」と共に、
仕事をすることになったわけです。

役所の職員だって本当は、
狭き門を突破した、
優秀な人々なんですけどね。

さて、そんなエリートが、
役所に勤める「一般層」たちと、
初めて一緒に仕事をすると、
どう感じるかというと、
言葉は良くないですが、
一般層がアホに思えてくるんだそうです。

自分なら一瞬で出来ることに

長時間を費やすとか。

同じことをさせても、
自分でするよりも完成度が低いとか。

ここで当該知事は、本性を現します。
そしてその本性とは、
弱いものイジメ加害者の姿。

で、弱いものイジメをする側の「理論」とは、
「アホだからイジメてOK」
といったものですから、その結果として、
知事による職員たちへのイジメが
始まった、というわけです。

つまり彼は、
イジメ加害者の側面を長年持ち続けながら、
「イジメのターゲットにしてOK」な相手に、
大人になるまで出会うことがなかったに
過ぎないのですね。

学生時代の彼の姿と、
知事就任後の彼の姿が、
掛け離れているように感じるのは、
そのためです。

でも、学生時代の彼の姿と、
知事就任後の彼の相違点とはただひとつ。
「イジメのターゲットにしてOK」
と認識する相手が、いるか否か。

なので当該知事は、
イジメ加害者としての面と、
気配りできる人としての面の
両面を持っているようですが、
どちらが素顔なのかと問われれば、前者。

つまり彼の本性とは、
典型的なイジメっ子だったのですね。

まー、政治家なんて、
そんな奴ばっかりなのかも
知れませんけどねー。