たまに酔いたい夜がある。


私は、「ひとりぼっち」と思う夜がある。



今日も彼のマンションへよるご飯の「おでん」を届けにいった。



勉強捗ってると、私。


うん・・・。


邪魔になるなら帰るよ。


いてよ・・・。


おでん食べたら帰るね。


うん・・・。



引き止めて、引き止めて。




食事が終わったら彼は、バスの時刻表を調べだした。


この時間に出たら○○に17時につくよ。


うん・・・。



引き止めて、引き止めて。



軽くキスを交わしてバス停へと向かう私。



歯がゆい今日のふたり。

彼といると楽しい、落ち着く、素の自分に戻れる。



お笑いの話、どこそこのスイーツが美味しいって話。


時には、エクセルの操作を教えてもらったり、


小難しい話に花が咲いたりもする。



年棒10億あったら何につかう?って私。


もらってから考える・・・。


夢ないなって、私。


○○ちゃんと一緒に考える・・・。



また、胸がキュンと高鳴ってしまった・・・。


私の落とし処を心得ているんだよね。


また、まんまとひっかかってしまった。

年下の彼がいる。

それも、14歳年下の。


きっかけは、私からの冗談まじりの告白。


でもそれを彼は真剣に考えてくれて、返事を1ヶ月待ってくれと言った。

でも、彼の頭の中がパンクしたらしく

1週間あとに返事が来た。


「先はどうなるかわからないけれど

とにかく今を楽しく一緒に過ごそう。」


しまった・・・、本気にとられてる。


でも、私が本気になるのにも、さほど時間はかからなかった。


付き合って少しして彼が一人暮らしを始めたマンションに

時間の許す限りふたりで過ごした。


でも、逢うたびに私が思うこと。

年上の私のほうから、いつかは区切りをつけなきゃって。


でも今日もまた、「なにしてる?ご飯食べた?」って言うメールを

送ってしまった。


彼と繋がっていたいために・・・。


いつ言おうか・・・。