かすみさんのプロフィールページ
https://profile.ameba.jp/me?device_id=228665fc7e3f44b58bd1f60dcc2645b2
 笑ってください
  補導員で保護師をやっていた祖母は、女の子はおしゃれしだすと
不良になる、もしくは事件に巻き込まれる―と常にのたまっていた。鏡の前に立ち止まっていると、「ムキーなにしてんの!勉強しなさい!」
        鏡がいやになった トラウマになった 自然と見なくなった、
 洗面台の前にきても 目を伏せて
シンクだけ見て手洗い、歯磨きー
 開国なことに、私の髪はえらいくせっ毛で毎朝、寝癖によって 形が変わるのである。自分は鏡見ないから
 どんなになってるか知らないけどね

 容姿にも自信なく 男子からさんざんなこといわれた ブス―はもう耳ダコ ブルドックだの 顔が赤いだの
気にしない―自分だって、じぶんの顔みないもん 年に数回。偶然電車の扉ガラスに映ったときくらい

 髪が見えないくらいベールをかぶり化粧もしないですむシスターに憧れた

跡取りー墓守娘で。婿とりだ―と親戚
家族―に こぞっていわれ およめさんーーなんて夢ももったことないし

 祖母が恐れていた性犯罪めいた
不幸な事件も なんと 我家の浴室
で起きてしまったのでした。
    つづく