今日は、長女と二人で、映画『後妻業の女』を観てきました。

 

前々から、ちょっと気になっていた映画だったのです。

 

そしたら、風間俊介好きの長女が、彼が大竹しのぶの息子役で出ている事を知り

 

見たいというので、じゃあ一緒に行こう!ということで・・・。

 

もっと、コミカルな作品なのかと思っていたら、案外シビアというか、高齢者の孤独とか

 

子どもとの関係性とか、性に関する感覚とか、色々考えさせられる内容満載でした。

 

特に、今自分が実際に婚活もしている所なので、あるある~!な本音とか、逆にそんな

 

事良く出来るわ~!!という事や・・・。

 

豊悦が、彼らしい突き抜けた演技をしていて、なかなかでした・・・。

 

昔、「愛の流刑地」を試写会当たって観に行った事があったけど、あの時とは別人の

 

ように、人間臭いコミカルな演技も多くなりましたよね。でも、今回の作品では、愛の・・・

 

の時の、セクシャルな部分もしっかり演技に生きているなぁ~と・・・。

 

しかし、映画全体に流れている価値観として、やはり男は「若い女」が良いのだなぁ・・・。

 

若ければ若いほど、嬉しいものなんだなぁ・・・と思う気持ちも。

 

映画の中では、熟年の大竹しのぶが、財産持ち&持病持ちの高齢者男性を狙って

 

後妻業に励むやり手プロであり、孤独な高齢男性に「癒し」を与える存在ですが・・・。

 

逆に小金を持っている熟年女性を狙う「サオ師」と言われる男役に鶴べえさんが・・・。

 

これに大竹しのぶがのめり込みそうになるんですが・・・。

 

 

コミカルな展開の中に、案外男女の本音が見え隠れしていて、切なささえ感じてしまう

 

作品だった気がします。

 

間違っても、デートで一緒に見に行く映画ではないですね~。

 

でも、女性同士なら、結構楽しめるし、鑑賞後のトークも、盛り上がるのでは?