vol.1078 (2022.10.21 金曜日)
~いつも心はノーガード~
美容室FRAME
鍋島道樹の『行き当たりバッチリ』
美容室って・・・・・
そもそも何だろう
綺麗になるところ
笑顔になれる場所
元気になれるところ
癒される場所
心をリセットしてくれるところ
落ち着く場所
お客様一人ひとりの
そんなところ
お客様一人ひとりの
そんな場所
来て下さったお客様が
また来たくなるところ
また来たくなる場所
FRAMEが目指す美容室
さてさて本日のお題は
★認知限界って知ってますか
ちょっと聞き慣れない難しい言葉
認知限界………
すべては認知限界から来ている
例えば、同僚とお酒を飲みながら、
愚痴・不平・不満を言い合った経験、
あるでしょう。
幹部社員が、社長に対して、
後輩が先輩に対して
愚痴・不平・不満を持つことは、
よくあることだ。
逆に、
社長が幹部社員に対して不満を持つこと、
もしくは先輩が後輩に対して不満を持つことも
よくあることだ。
不満の決定的な原因は、
お互いの立場に対する理解不足にあると思う。
社長と社員の間、
先輩と後輩の間にある、
理解不足の原因はいったい何か?
一般的によく聞くのが・・・・・
うちの社長は何を考えているのかよくわからい。
いつも急に何かする。
いつも思い付きで動く。
そりゃそりゃ
わかるはずはないでしょうよ。
何を考えているのかわからないでしょう。
急に動いているように思うでしょう。
思い付きで動いているように感じるでしょう。
すべては認知限界がちがっているという
科学的根拠がある。
認知限界とは、
人間の情報処理や認知能力における限界
のこと。
世の中にあるすべての情報や知識を、
ひとりの人間が把握することは
不可能だ。
もっと言えば、
もし仮にすべての情報や知識を把握できたとしても、
その情報を処理することは無理でしょう。
人間は、
自分自身のキャパシティに
収めることができる情報しか把握できないし、
処理もできない。
これが立場の異なる人同士が、
お互いに理解し合えないことの
原因のひとつだ。
すべての人間が、
お互いのことを
完全にわかり合うことは
まずありえない。
Aさんが、
『私は、技術者としてあなたよりも
豊富な経験と知識があります。
だから、私が正しいです』
と社長に対し説明をしたところで、
そのことを社長が完全に理解し、
また信頼することは難しいだろう。
と言うのも、技術者として乏しい社長が、
Aさんが技術者としての経験や知識を、
正当に評価することは難しいからだ。
また、会社の経営状態や財務状況、
そしてそれらに基づく社長の判断を、
Aさんが完全に理解することも難しいだろう。
さらに言えば・・・・・
起業し、会社を経営する社長の苦労や
経営に対する責任感を、
これまでサラリーマンとして、
ずっと雇用されている立場であったAさんが
理解することは難しい。
認知限界が、
ふたりの主張を対立させ、
場合によっては、Aさんを退社に追い込んでしまう。
しかし、
世の中には、社長と社員との間にある、
認知限界のギャップを埋めようと
努力をしている企業もある。
例外にもれず
弊社も悪戦苦闘している。
親の心、子知らず。
子の心、親知らず。
じゃあまた明日