vol.525 (2021・4・18)
~いつも心はノーガード~
美容室FRAME
鍋島道樹の『行き当たりバッチリ』
☆『二度と来ない』・・・・・
原因はすべてヒューマンエラーだ。
今はコロナ禍にあるので
海外から日本に来られる観光客は
ほぼいません。
それまでは世界各国から
素晴らしい景色、日本の伝統文化
多種多様な観光資源を求めて
来日していました。
もちろん日本ならではの
美しさを堪能するためでしょう。
しかしそれを提供するのは
すべて「人」です。
日本人のおもてなしの心が
海外からの観光客に
伝わっていたかになるのです
「好きだから」
リピーターになるのです。
ちょっと逆説的に考えてみましょう。
お客様はなぜ・・・・・
店(サロン)を嫌いになるのでしょうか。
思いつくまま挙げてみます。
「駐車場が止めにくい」
「お出迎えがない」
「受付がスムーズでない」
「予約してたのに待たされる」
「笑顔がない」
「元気がない」
「名前を呼んでくれない」
「目を合わせて話をしてくれない」
「トイレが汚い」
「花が枯れている」
「観葉植物の管理が出来ていない」
「店内の清掃が行き届いていない」
「蜘蛛の巣が張っている」
「話を聞いてくれない」
「シャンプーが雑だった」
「カットの時、
頭皮にコームが当たって痛かった」
「顔に髪の毛が
付いたままにされ痒かった」
「薬液が目に入った」
「カラー剤が服に着いた」
「ドライヤーが熱かった」
「二人で施術された」
「担当者が次々と変わる」
「手入れの仕方を教えてもらえなかった」
「次回の提案がなかった」
「態度が素っ気なかった」
「見送りしてもらえなかった」
出るわ、出るわ・・・・・
こうして考えてみると、
きりがありません。
そのどれもが人的なミス・・・・・
つまりヒューマンエラーなのです。
明らかにプロ意識が
欠如しているからこそ
このようなことが起こるのです。
これらの一切のことは
お客様には何の責任もありません。
「どうしても技術が気に入らない」
「どうしてもヘアスタイルがシックリ来ない」
ということはあるでしょう。
しかし、人財育成による
素晴らしい人間力に
裏打ちされた対応力と
店舗の環境があれば、
決して『嫌い』
というレベルまで
達することはないでしょう。
お客様に
気に入ってもらえないのは・・・・・
お客様に
幸せを感じてもらえないのは・・・・・
すべて店(サロン)側の責任です。
まずはこのことをしっかりと
心に刻んでおかなければなりません。
日本にも多くの観光客が
来られる日も
そう遠くはないでしょう。
人の温かさ
人の優しさを求めて
じゃあまた明日