おはようございます、アキモクです。
まだ一度も行ったことがないのに、
なぜかずっと、気になっている国があります。
それが、チェコという国です。
特別詳しいわけでもないし、
地図を開いても場所がすぐに浮かぶわけじゃない。
でも、昔から心のどこかで惹かれてきた場所です。
そのきっかけになったのは、ミュシャでした。
アルフォンス・ミュシャの描く女性たち。
その柔らかな表情や、流れるような髪のライン、
花や装飾に囲まれた幻想的な世界。
若い頃から、なぜかとても惹かれて、
リトグラフを何枚か、大切に持っています。
彼の絵を見ていると、静かな強さや祈りのようなものが
じんわりと伝わってくる気がして——
それは今も変わりません。
5月に大阪・関西万博に行ったときには、迷わずチェコ館へ。
大きな展示ではなかったけれど、
その中に、ミュシャが手がけたブロンズ像があって、
静かに佇むその姿に、じんと心を掴まれました。
ミュシャ以外にも、
ドヴォルザークの「家路」に漂う、懐かしくて静かな旋律には、
遠いどこかの景色を思い出させるような、やさしい力があります。
聴いていると、ふと胸の奥に温かいものが広がって、
心の風景がゆっくりと色づいていく気がするのです。
そして、ボヘミアンガラス。
透きとおる光を閉じ込めたようなその輝きには、
ひと目で心をつかまれるような、不思議な魅力があります。
光の角度によって表情が変わるその繊細さも、
どこかチェコという国の奥ゆかしさと重なるように思えて——
いつか実際に手に取ってみたいという憧れが、そっと芽生えました。
芸術に詳しいわけではない私が、
なぜこんなにも惹かれてしまうのか、自分でもよく分かりません。
でも、そういう「説明できない好き」が、
本当に自分の感性に近いのかもしれません。
チェコという国に、実際に行ったことはありません。
いつか行ってみたいなと、ずっと思ってはいるけれど、
なかなか行動にはうつせずにいます。
でも、行かなくても心の中で何度も訪れているような、
そんな感覚があるのです。
誰かの作品や音楽を通して、
その土地の空気に少しだけ触れられるような気がして——
そういう時間を、私は静かに楽しんでいるのかもしれません。
憧れって、持っているだけでも
心をあたためてくれるものですね。
読んでくださって、ありがとうございました。
見つけていただいて、うれしいです。
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