私が 歩むべき道は、最初から
決められていた
自分の、不思議な力に気付いたのは
幼少の頃だ小学校に上がる前…
全ての人生を走馬灯のように辿ってた
その場で未来が視えていた
私は、視たままを生きている
それを実感する瞬間は、中2、中3の
春頃だった
中2では、席替えでくじ引きをしたとき
友達が『好きな人のそばに行けるかな…』
と言うので、『前後左右どれか』
当たってしまった…、彼女は好きな人の
後部席になった
属に言うまぐれかと思っていたが…
それは、まぐれではないと知った
幼馴染みの子と、私との間に起こる未来が
再び視えてしまったのだ…
やはり、その通りの人生を私は辿っていた
まさに、今視え隠れしている未来も
そのうちに明らかに鮮明になるのだろう