マインの日記様、他

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GRAZIA　KOREA　 DECEMBER　9

https://www.smlounge.co.kr/grazia/article/23529

GRAZIA　12月1号（通巻第67号）　チャンミン　グラビア撮影現場

ｐ32STEP FOR TOMORROW

LAまで10時間少し超えるフライトだった。ドラマ「夜を歩く士」を終え、相変わらず忙しく過ごしていたシムチャンミンにとって長い眠りにつくには適当な時間だったはず。しかし彼は時々まぶたを指圧しながら静かに読書を楽しむだけだった。彼が読んでいた本は「キム・イナの作詞法」。長いフライトに疲れないのかと尋ねると、時間をいい加減に過ごすのは今、自分にとって最も後悔することだと言った。それはデビューから今までの変わらないシムチャンミンの姿だ。変わったことは流れた時間なりの年輪と余裕ぐらい。彼はもうすぐ２年の空白期間を目前に控えていた。韓流最高のグループ東方神起のチャンミン。俳優としての地位を固めているシムチャンミンという看板をしばらくおろして大韓民国の軍人として国防義務を果たすということだ。

EDITOR：최한나CHOI HANNA(Free LANCER)
사공효은 SAGONG HYO EUN
PHOTO: 임한수 LIM HAN SOO

-ドラマ「夜を歩く士」が入隊前の最後の作品になりましたね。その後どのように過ごしましたか？

友達２人と３週間ほどヨーロッパ旅行に行って来ました。

準備期間まで合わせると一ヶ月以上です。１から１０まで一緒にネットを検索し、ガイドブックを読んでスケジュールを組みました。３週間という休暇はしょっちゅうもらえないし、また友達同士で行く旅行は初めてなので浮かれた気持ちで無理なスケジュールを組みました。いざ旅立ってみるとあわてることが結構ありました(笑)

-ヨーロッパ旅行とはどこに？

オランダ、ベルギー、イギリス、スイス、ドイツ、スペインなど全部で六カ国行って来ました。

-その中で一番印象深かった場所はどこですか？

スイスが一番記憶に残っています。僕が好きなアクティビティを全部やってみることができたんですよ。

運良く天気も良くパラグライディング、バイキング、キャニオニングなど、本当に忘れられない思い出となりました。ホテルに戻ってパラグライディングの録画映像を見たんですけど、誰にも見せられないほど壊れて遊んでました。

人はあまりに楽しいとあんな表情になるんですね。本当にすごく楽しかったです。

-実はお話を聞く前からヨーロッパ旅行に行って来たことは知っていました。インターネットにいくつか目撃談が上がっていたんです。

仕事で行ったのではないので、僕が東方神起だということをあえて出してかっこつける必要ないじゃないですか。もちろん偶然に気づいた方々と喜んで挨拶もし写真も撮ったりしました。

本当に２０代のバックパックツアーのように旅行したかったのです。

友達と一緒にゲストハウスに泊まったこともそんな理由でした。もちろんホテルで静かに過ごすこともできますが、それよりは友達と一緒に苦労しながら旅行するのがはるかに楽しいと思ったのです。

楽に行くよりは見るもの、食べるもの、楽しむことに重点をおきました。

-去年一人でイタリアも行って来ましたよね？

はい、その時より旅行の楽しさがわかったような気がします。一人旅すると言ったら、周りで大丈夫なのかと止める人もいましたが、新しい経験でした。いろいろと考える時間もありましたし、ヒーリングにもなりました。普段もスケジュールが合えばスーパージュニアのギュヒョン、シャイニーのミノと国内旅行によく行きます。

-自分だけの旅行のノウハウはありますか？

現地の人達だけが知っている場所を尋ね、僕だけの旅行先を作っていくことです。ほかの人たちがみんな行く有名な観光地はもちろんのこと、そんな隠れた宝物を探す時間ももうけます。だからヨーロッパ旅行も３週間という時間があっという間でした。

もちろん英語の実力不足のため予約した汽車に乗り遅れるかとあたふた迷って走ったりもしましたが(笑)

不慣れだけど僕なりに充実した旅行だと今考えても笑いが出ます。

-ここLAはどうですか？

アメリカは地域により雰囲気が違うじゃないですか。ニューヨーク、ラスベガス、マイアミなども行きましたが、LAは特有の余裕が感じられて好きです。だからなのかよく来ても飽きることなくまた来たいと思うところです。

こうやってカフェに座って空と風景を眺めるだけでも充分に旅行しているという感じがするんです。

-特に行ってみたい場所はありますか？

今回行けなかったヨーロッパの他の地域です。ニース、モナコ、カンヌがある南フランスのあたり、あ、クロアチアも行ってみたいし、ペルーやボリビアのような自然景観が素敵な南アメリカも絶対行ってみたいです。そのうち世界一周するかもしれませんね(笑)

-飛行機で読んでいた本は何ですか？

作詞家キム・イナさんが書いた「キム・イナの作詞法」という本です。

-作詞の勉強をしているんですか？

僕が新しく見せる姿について準備しているんです。以前書いた曲が２０曲程度になるのですが、その中で運良くSMのアーティストのアルバムに６曲ほど採用されました。

その後作詞を本格的に学びたいと思うようになったんです。欲が出たのでしょう。

それで本も読んで、人にも会って間接的な経験もしながら記憶に残る歌詞について考えています。

-どんな歌詞を書きたいですか？

現実的でありながらロマンチックな？

矛盾した表現のようですが、大衆が共感する現実的な話を洗練させ表現することができたらいいなと思います。

-新しくチャレンジすることが好きなんですか？

どんなことをするにしても楽しくしたいです。挑戦に失敗してもそれに執着するタイプではありません。できなかったらまた挑戦して、それでもできないならまた挑戦したらいいんですから。

-入隊まで時間があまり残っていませんがどのように過ごすつもりですか？

家族と過ごし、友達にも会って静かに準備するつもりです。これまで忙しくて会えなかった知人たちにも会いたいですし。

-誰よりファンが一番寂しがるでしょう？

２年は決して短い時間ではないじゃないですか。もちろん海外活動やアルバムの準備をする時のブランクと同じぐらいの期間ですが、心理的にファンが感じる時間は違うと思います。

僕も同じです。入隊前ファンに会える時間が欲しかったのですが簡単ではなかったんです。

ですが、いつも心はファンと一緒だということを分かっていただけたらと思います。

寂しい気持ちを込めてソロスペシャルアルバムを発売する予定です。日本で発売されるのですが、韓国のファンの方々もたくさん聴いてくださると信じています(笑)

ひとつ残念な点があるとしたら、僕が書いた歌詞をアルバムに入れて欲しかったのですが、スケジュール上余裕がなくかないませんでした。でも僕の意見が反映された新しいスタイルの曲が多く収録されました。

-ソロアルバムとはどこか寂しいですね。ユノをまず入隊させた気持ちはどうでしたか？

ドラマ撮影のためとても忙しくて初めはわからなかったのですが、時間が経てば経つほどユノの存在が大きかったんだなと。

音楽番組を見ると“ユノとあのステージにすぐカムバックするんだ”と思います。

ドラマ撮影のためユノの訓練所へお見送りすら行けなくて、とても申し訳なく思いました。

-初めての休暇の時は会ったのでしょう？

ユノヒョンに初めて休暇が出たら、すぐに会いました。

心の中では会えてすごく嬉しかったのです。もちろん鳥肌が立つハグや涙の再会ではありませんでしたが、僕たちだけのスタイルで喜びあいました。

ユノヒョンは僕に会うなり敬礼したので、すごく笑ってしまいました。

残った時間を有意義に使えというユノヒョンのアドバイスのお陰でより時間を上手に使えてるように思います。

-軍生活についてのアドバイスはなかったのですか？

ユノヒョンはあれこれアドバイスするタイプではありません。アドバイスするというより、ユノヒョンの軍生活のエピソードを聞かせてくれる程度でした。

軍隊の話はあまりしませんでした。

-一ヶ月ぐらい残っていますが、今どんな気分ですか?

実は少し複雑です。１０年間長いマラソンしてきた感じなんです。

体力的にも精神的にも疲れきることもありましたが、いざ“東方神起のチャンミン”ではない“シムチャンミン”に戻ると思うとなんとなくしっくりこなくて名残惜しいと言うべきかな？

僕の２０代の全部が“東方神起”なので、今はそのタイトルをおろして僕の名前が全てになる場所に旅立つということじゃないですか。

なんとなくそれ自体がまだ実感がわかないのです。

-少し先の話ですが、その後の計画は？

不思議にも長いブランクについての想像があまりうまくできません。

むしろその後の時間についての考えは簡単にできます。今まで僕がしてきた活動をまたすることでしょう？

もちろんもう少し成熟した人間になって今よりもっとかっこよくなるでしょうが。男は３０代からと言うじゃないですか(笑)

-もっとかっこいいシムチャンミンに期待するファンに最後に伝える一言は？

ユノも当然のこと、僕ももっとかっこよくなって再びステージに立つので待っていてください！

(写真説明）

旅行をすればするほど欲も出て、大変でもすっかりはまる魅力があります。いつかチャンスがあれば南アメリカも旅行してみたいです。遺跡を見て廻る旅行も楽しそうだなと思います。「世界の七不思議」のような本を片手に旅立つかもしれませんね。

ここはスイスのユングフラウ。寝転がっているのは親友！背景と友達の姿が調和して一番好きなショットだって送ってきた

バルセロナで夜景観光ツアー中、幸運が訪れるという亀をがっとつかむ

イギリスでサッカー観戦後、好きな選手のポスターの前でポーズを同じように真似てみた

ワンカットを終え次の服に着替えるために鉄道に沿って歩くチャンミン

優しい表情でヘアメイクをなおしてもらっている姿。SNSでは爆発的な反響を呼んだ

男の中の男の魅力を漂わせ、サングラスをかけていても目で表現中。

P３５

時間がもらえたら英語の勉強をもう少ししようと思っています。鳥が飛ぶように自由に通じるように。旅行に行って英語の実力不足を感じたんですよ。僕の頭の中に浮かぶ多くの言葉を表現したいです。学ぶほど表現も深くなり多様化するとも思ったのです。僕がとても欲張りに見えたらどうしましょう？意欲が溢れている人だと思ってください(笑)

WHEN THE MAN GOES

LAの閑静な空間の中、素敵な男性の魅力を見せたチャンミンのファッションモーメント

POHPHOTOGRAPHER ：LIM　HAN SOO
EDITOR ：　CHOI HANNA（FREE LANCER)、SAGONG HYO EUN

MODEL: 최강창민
HAIR: 백흥권BEAK HEUNG KWON (@AGENCY SEED)
MAKE UP:강석균 KANG SUK GYOON
PRODCTION:황정민 JUNGMIN CHRISTINE HWAN(www.cri1216.com)

PROCUCTION　HP

https://www.cri1216.com/max-changmin-tvxq-grazia-korea

HAIR STYLIST HP

http://www.ultrapeku.com/sp.php?p=st_view&bo_table=31&wr_id=109

GRAZIA　KOREA　2015 DECEMBER

2015年11月20日発売

ISSN：2287-9048

『Grazia KOREA』 2015 December

『Grazia KOREA』 2015　December