みなが欲しがった家は本当にそこにあったのだろうか。


☆Sakuraの、酒飲みれ、何ら悪いねん!!☆



監督 ヴァディム・パールマン

出演 ジェニファー・コネリー

   ベン・キングスレー

   ショーレー・アグダジュル


亡き父親から受け継いだ海の見える一軒家。
キャシーは夫に出ていかれ、その一軒家で無気力な毎日を送っていた。
ところが、郡から税金滞納で差押えを受け、彼女は家を追い出されてしまう。

 あわてた彼女は弁護士に相談したところ、郡の手違いで、
本来、差押えはされるべきでなかったことが明らかになるが、
家は既に競売にかけられて人手に渡っていたのであった。

 郡からの賠償金を拒み、家の返還を請求したいキャシーは
かつて自分のものであった家に向かう。父の遺産である家は
彼女にとって大切な場所であり、人手に渡すべき家ではなかった。                                              
 一方、現在そこに住んでいるのはイラクを追われ、
家族ともどもアメリカに亡命してきたベラーニ大佐の一家であった。
 海の見える一軒家は故郷の別荘を思い出す場所。やむなく故国を
捨てた一家にとってもまたこの家は心の拠りどころになっていたのであった。

 『砂と霧の家』というタイトルがよび起すのはざらついた感触と
しっとりとした水の感覚。そして、砂と霧のどちらにもかたちはない。

 キャシーとベラーニ大佐の見た家=「Home」 はどこにあったのだろうか。





どうもあたしは暗いというか、悲劇というか、そういう映画を好む

ようだ。

この映画、久しぶりにココロにくるものがあるわ!!!

と、胸熱になってこのぶろぐを書こうと画像を探していたことろ

goo映画とかの口コミでは「こんな暗く悲しい映画を好き好んで

見る人の気が知れない。そんな人間いるのだろうか!」という

ものが案外多くて驚いた。みなさん、ハッピーエンドがお好き!?



そこにあるいつもの光景が、当たり前として自分の目の前に

存在しているものは、リアルなのか。

そして本当に必要なものとは?

なくして、そして取り合いして初めてわかる、そのものの価値とは?


言い争ううちに、そのものの必要性を忘れてしまってはいない?


ちなみに主人公キャシーはアルコール、ニコチン(クスリもかも)

依存症、中毒者です。